ハイフラ防止抵抗を使わずにウィンカーをLED化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
オーリスのウィンカーはフロントもリアも電球です。
納車した当時は電球でも気になっていませんでしたが、3代目オーリス、もといカローラスポーツのLEDウィンカーを見てから、オーリスもLED化をしたくなりました。
しかし、単にLEDをつけたところでハイフラという問題を避けて通ることはできません。
解決策としては①ウィンカーリレー交換、②ハイフラ防止抵抗を使う、③抵抗内蔵のLEDを使う、以上の三択しかありません。
しかし180系後期型のオーリスにはウィンカーリレーは非搭載のため、実質的にハイフラ防止抵抗か抵抗内蔵LEDのどちらかしか選択肢はないのです。
個人的には、どちらの方法でも非常に熱くなる抵抗を使うため、抵抗がありました。
抵抗なだけに。
…抵抗なだけに。
……ていこ(´・ω・`)
そのため、LED化したくてもできないというジレンマを抱えていました。
しかし!
あるんです!
抵抗を使わずに、ウィンカーをLED化する方法が!
しかも高温にならないパーツが!
それはウィンカーレギュレーターというパーツです。
仕組みとしては、後付けのウィンカーリレーのようなものです。
熱を帯びず、ウィンカーリレー非搭載車にも取り付けができるという優れものです。
ウィンカーレギュレーターはPIAA製のものが有名ですが、これは使用するLEDとの相性があるようで不安が残ります。
そこで今回使用するのはShare Style製のものです。
知る限り、この製品を使用しているオーリスオーナーがいないことは不安でしたが、今回は人柱覚悟で取り付けを行います。
2
まずは製品の確認から。
このハイフラ防止リレーには次のように、合計4つの線が出ており、次のように繋ぎます。
・赤:バッテリーのプラスへ(バッ直)
・黒:バッテリーのマイナスへ
・黄+緑 ×2:記憶線へ(ウィンカーの左右のプラス線に繋ぐ)
※オーリスのウィンカーはプラスコントロールのため、黄+緑線はプラス線に繋ぎますが、マイナスコントロール車の場合にはマイナス線に繋ぐとのことです。
3
先述の通り、このウィンカーリレーはバッテリーから直接電源を引いてくる必要があります。
そこで今回こんなパーツも別に購入し、スマートな取り付けを目指していきます。
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ウィンカーリレーの取り付けの懸念は、黄+緑線はウィンカーのプラス線に繋ぐという点です。
一般的にはエレクトロタップを使って純正線に繋ぎますが、純正線は傷付けない(エレクトロタップは使わない)のが私の整備モットーです。
そこで、ウィンカーのコネクタのオス(90980-11486)とメス(90980-11019)と端子を2セット購入して分岐線を作り、間に挟むことにしました。
これで何かあっても、分岐線を外せば購入時点の状態に戻せます。
写真では分かりにくいですが、2つのコネクタの間にある配線部分がそうです。
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それぞれの線を接続し、リレー本体を固定した図。
先述ではリレーは熱を持たないと言いましたが、人肌温度くらいの多少の熱は発生します。
そこで本体は黄+緑線が少し見えている部分(赤の○の部分)の奥、フレーム部分に結束バンドで固定しました。
フレームに触れることで放熱効果を高める狙いです。
そこまで熱対策をする必要はないと思うけど一応の保険として。
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そしてウィンカー用LED。
写真のように素子が直接見えないようなタイプを用意しました。
フロント側はT20ピンチ部違い、リア側はS25ピン角違いでそれぞれ用意します。
写真はフロント側のLED。
取り付けはオーリスのメンテナンス説明書通りに行いました。
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まずはフロント側。
晴天の下でもくっきり点灯していると分かるのがLEDのいいところ、かも。
ハザード点灯はもちろん、片方のウィンカー点灯でもハイフラは起きていません。
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続いてリア側。
せっかくの機会だったので、ブレーキランプも同型のLEDに交換しました。
こうして見ると、ウィンカーよりもブレーキランプの方がLED化の効果があったかも。
ちなみにウィンカー点滅の周期は、電球の状態(LED交換前)と同じ周期でした。
リレーには点滅周期の調整機能がなかったのが不安でしたが、取り越し苦労に終わりました。
なにはともあれ無事にLED化、完了!
お疲れ様でした!
※取り付けは自己責任で行ってください。
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