ラジエター取替え(後編)(*⁰▿⁰*)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
後半戦突入であります(>_<)
ついにラジエター本体を車から外します☆
ラジエターと車両の固定はラジエターの下側の突起がラジエターロアサポートにあるゴムのマウントに刺さっていて上から2箇所ステーで固定されてます。
ラジエターを固定しているステーを取り外します。
左右2面幅12ミリのボルトを緩めるだけです。
ステーが外せたらあとはラジエターを上に引き抜くだけなんてますが無理やり引き抜くとクーリングファンの羽を損傷させたり今回は交換するのでいいですがラジエター本体のコア部( 薄いアルミ製のフィンのところ)を潰してしまいます。
ロアホースが付いたままなのでなお一層慎重に引き抜きます。。。(´Д` )
無事ラジエターを車両から降ろすことができました‼︎
2
今回取り付ける新しいラジエターです。
できることなら純正品が良かったのですが既に製造中止に(T-T)
仕方なく社外品の新品を購入しました。
どっかの海外製のものが来るかと思いきや貼られてるシールには「Made in Hiroshima」の文字。
お隣の広島県からお越しになったようで安心しました ε-(´∀`; )
ダンボールに親切な注意書きが。
ラジエター交換時にはラジエターに刺さるホース類、ホースバンド、ラジキャップは交換した方が良いみたいです。
しかし今回はそのまま・・・
いっきま〜す‼︎ (≧∇≦)
3
新品と元々付いてた純正ラジエターの比較です。
見比べましたがそ純正品と比べても全く遜色ないできです♬
さすが 「Made in Hiroshima」です。
いい仕事してます(^_^)
4
新しいラジエターにファンシュラウド(ラジエターに付いてる樹脂製のフード)とラジエターロアホースを移植します。
しかしファンシュラウドを移植していると悲劇が‼︎
手が滑ってラジエターが後ろに倒れその際コアのフィンがダンボールのかどに接触して潰れてしまいました(T ^ T)
精密ドライバーを使ってなんとか潰れたフィンを修正しました。
倒れたのがダンボールの上で良かった。
コレがもっと固い物の上ならば冷却水の通路まで損傷して使用不可能になっていたかも。。。(=
改めてラジエターのコア部のデリケートさを痛感です。
ファンシュラウドは樹脂製で締めすぎると簡単に割れます。
ラジエターとファンシュラウドを固定している2面幅10ミリのボルトはあまり締め込みすぎないように。
ちょっと弱いくらいで十分です。緩まななければいいのです♬
ファンシュラウドはだいぶ汚れていたのでエンジンルームクリーニングのために購入していたKURE工業さんのエンジンルームルックスで磨きました(*^_^*)
5
ラジエターを車両に載せる前に冷却ホースがささっていたパイプに腐食して発生した不純物を除去します。
不純物をそのままにしてホースを取り付けるとパイプとホースの密着が悪く冷却水が漏れ出してしまいます。
不純物の除去は潤滑剤を多めに塗布した耐水ペーパーで磨いていきます。
耐水ペーパー番手のは低い(粗め)方からから高い(細目)方に順に選択していきます。
結構キレイになりました☆
6
それでは新しいラジエターを車両にドッキングさせます。
外す時同様にクリーニングファンとラジエターのコア部を損傷させないように慎重に‼︎
ラジエター下の突起部分がしっかりラジエターサポートのゴムマウントの穴にハマったらラジエターの上2箇所をステーで固定します。
ステーはズレやすいので注意して締め込みます。
次にホース類の取付です。
アッパーホースとロアホースはパイプとの接合部にほんの少しだけシリコン系のグリスを塗布しておきます。
グリスを塗布した方が差し込みやすくパイプとの密着性も高まります‼︎
ホースバンドは基本的にホースを再使用の場合元々のホースバンドの跡に位置に合わせてやります。
オートマホースも同様です。
こうする事で少しでも密着性を高めて水漏れを防ぎます。
ファンシュラウド下の小さいカバーも忘れずに☆
ファンシュラウド同様に磨いて取り付けます。
上側の金具2箇所をしっかりはめ込んで下側の突起はファンシュラウドの穴に確実に差し込んで固定します。
7
いよいよ冷却水注入です。
ラジエターの注水口は径が小さく普通に冷却水を注ぐと溢れてしまいます。
なのでペットボルトを加工した自作ジョーゴで極力溢れる量を最小限に。
ある程度冷却水を注入して入らなくなったら一度ラジエターキャップを取り付けます。
ここで最終確認。ファンシュラウドの取付状態、ホース類の取付状態、ホースバンドの取付状態、工具やウエス、軍手などの置き忘れがないか確認しましょう‼︎
安全確認できたらエンジン始動‼︎(≧∇≦)
アイドリングさせて冷却水を温めます。
この時エアコンの設定温度はMAX HOT に。
こうすることでヒーター配管の冷却水流量を調整している弁が全開になるのでヒーターユニットに残っている空気の除去が容易になります。
ある程度水温が温まったらエンジンの回転を上げて冷却水を強制的に循環させて冷却水通路内の空気を除去してやります。
一度エンジンを止めて冷えるまで待ちます。
ラジエターキャップを開けると冷却水の通路に残っていた空気の分だけ冷却水が減るので注水口から冷却水を注入して確実にラジエターキャップを閉めます。
これで一応 完了‼︎
ちなみに新しい冷却水を使う場合は濃度管理に注意が必要です。
濃度が薄すぎると気温が低い時もしくは寒い地域に旅行など行った際に冷却水が凍結して冷却水が循環せずオーバーヒートしたり、凍結した冷却水が膨張してラジエターが破損します。
サビも発生しやすくなります。
極端に濃度が濃いとこれもまたサビが発生しやすくなるとか・・・
濃度管理はきっちり行いましょう。
もし自信がないのなら濃度調整済みのそのまま使える冷却水がホームセンターやカー用品店などで売られてるのでそれを使った方が無難かも d(^_^o)
8
その後走行テストしましたが冷却水の漏れなどの異常なしでした‼︎
厳密に言えばオートマオイルが少し減ったはずなので暖気させてアイドリング状態でオートマオイル量をオイルゲージで確認した方がよいです。
今回は少量しか抜けてないはずなので・・・
省きます‼︎(≧∇≦)(←詰めが甘い)
変速ショックやオートマの滑りなんかも今の所無いです。
作業される方は安全に十分留意して行ってください。
ヤケドにも注意です‼︎
年末年始も安心してドライブできそうな気がする〜〜〜‼︎o(^o^)o
それではまた ☆☆☆ ╰(*´︶`*)╯ ☆☆☆
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( ラジエター交換 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク