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クレゴンの愛車 [トヨタ マークIIワゴン]

整備手帳

作業日:2017年12月29日

ラジエター取替え(後編)(*⁰▿⁰*)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
後半戦突入であります(>_<)

ついにラジエター本体を車から外します☆

ラジエターと車両の固定はラジエターの下側の突起がラジエターロアサポートにあるゴムのマウントに刺さっていて上から2箇所ステーで固定されてます。

ラジエターを固定しているステーを取り外します。
左右2面幅12ミリのボルトを緩めるだけです。

ステーが外せたらあとはラジエターを上に引き抜くだけなんてますが無理やり引き抜くとクーリングファンの羽を損傷させたり今回は交換するのでいいですがラジエター本体のコア部( 薄いアルミ製のフィンのところ)を潰してしまいます。

ロアホースが付いたままなのでなお一層慎重に引き抜きます。。。(´Д` )

無事ラジエターを車両から降ろすことができました‼︎
2
今回取り付ける新しいラジエターです。

できることなら純正品が良かったのですが既に製造中止に(T-T)
仕方なく社外品の新品を購入しました。

どっかの海外製のものが来るかと思いきや貼られてるシールには「Made in Hiroshima」の文字。
お隣の広島県からお越しになったようで安心しました ε-(´∀`; )

ダンボールに親切な注意書きが。
ラジエター交換時にはラジエターに刺さるホース類、ホースバンド、ラジキャップは交換した方が良いみたいです。

しかし今回はそのまま・・・

いっきま〜す‼︎ (≧∇≦)
3
新品と元々付いてた純正ラジエターの比較です。

見比べましたがそ純正品と比べても全く遜色ないできです♬

さすが 「Made in Hiroshima」です。

いい仕事してます(^_^)
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新しいラジエターにファンシュラウド(ラジエターに付いてる樹脂製のフード)とラジエターロアホースを移植します。

しかしファンシュラウドを移植していると悲劇が‼︎

手が滑ってラジエターが後ろに倒れその際コアのフィンがダンボールのかどに接触して潰れてしまいました(T ^ T)

精密ドライバーを使ってなんとか潰れたフィンを修正しました。

倒れたのがダンボールの上で良かった。
コレがもっと固い物の上ならば冷却水の通路まで損傷して使用不可能になっていたかも。。。(=

改めてラジエターのコア部のデリケートさを痛感です。

ファンシュラウドは樹脂製で締めすぎると簡単に割れます。

ラジエターとファンシュラウドを固定している2面幅10ミリのボルトはあまり締め込みすぎないように。
ちょっと弱いくらいで十分です。緩まななければいいのです♬

ファンシュラウドはだいぶ汚れていたのでエンジンルームクリーニングのために購入していたKURE工業さんのエンジンルームルックスで磨きました(*^_^*)
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ラジエターを車両に載せる前に冷却ホースがささっていたパイプに腐食して発生した不純物を除去します。

不純物をそのままにしてホースを取り付けるとパイプとホースの密着が悪く冷却水が漏れ出してしまいます。

不純物の除去は潤滑剤を多めに塗布した耐水ペーパーで磨いていきます。

耐水ペーパー番手のは低い(粗め)方からから高い(細目)方に順に選択していきます。

結構キレイになりました☆
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それでは新しいラジエターを車両にドッキングさせます。

外す時同様にクリーニングファンとラジエターのコア部を損傷させないように慎重に‼︎

ラジエター下の突起部分がしっかりラジエターサポートのゴムマウントの穴にハマったらラジエターの上2箇所をステーで固定します。
ステーはズレやすいので注意して締め込みます。


次にホース類の取付です。

アッパーホースとロアホースはパイプとの接合部にほんの少しだけシリコン系のグリスを塗布しておきます。

グリスを塗布した方が差し込みやすくパイプとの密着性も高まります‼︎

ホースバンドは基本的にホースを再使用の場合元々のホースバンドの跡に位置に合わせてやります。

オートマホースも同様です。
こうする事で少しでも密着性を高めて水漏れを防ぎます。


ファンシュラウド下の小さいカバーも忘れずに☆
ファンシュラウド同様に磨いて取り付けます。

上側の金具2箇所をしっかりはめ込んで下側の突起はファンシュラウドの穴に確実に差し込んで固定します。
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いよいよ冷却水注入です。

ラジエターの注水口は径が小さく普通に冷却水を注ぐと溢れてしまいます。
なのでペットボルトを加工した自作ジョーゴで極力溢れる量を最小限に。

ある程度冷却水を注入して入らなくなったら一度ラジエターキャップを取り付けます。
ここで最終確認。ファンシュラウドの取付状態、ホース類の取付状態、ホースバンドの取付状態、工具やウエス、軍手などの置き忘れがないか確認しましょう‼︎

安全確認できたらエンジン始動‼︎(≧∇≦)

アイドリングさせて冷却水を温めます。

この時エアコンの設定温度はMAX HOT に。
こうすることでヒーター配管の冷却水流量を調整している弁が全開になるのでヒーターユニットに残っている空気の除去が容易になります。

ある程度水温が温まったらエンジンの回転を上げて冷却水を強制的に循環させて冷却水通路内の空気を除去してやります。

一度エンジンを止めて冷えるまで待ちます。

ラジエターキャップを開けると冷却水の通路に残っていた空気の分だけ冷却水が減るので注水口から冷却水を注入して確実にラジエターキャップを閉めます。
これで一応 完了‼︎

ちなみに新しい冷却水を使う場合は濃度管理に注意が必要です。

濃度が薄すぎると気温が低い時もしくは寒い地域に旅行など行った際に冷却水が凍結して冷却水が循環せずオーバーヒートしたり、凍結した冷却水が膨張してラジエターが破損します。
サビも発生しやすくなります。

極端に濃度が濃いとこれもまたサビが発生しやすくなるとか・・・

濃度管理はきっちり行いましょう。

もし自信がないのなら濃度調整済みのそのまま使える冷却水がホームセンターやカー用品店などで売られてるのでそれを使った方が無難かも d(^_^o)
8
その後走行テストしましたが冷却水の漏れなどの異常なしでした‼︎

厳密に言えばオートマオイルが少し減ったはずなので暖気させてアイドリング状態でオートマオイル量をオイルゲージで確認した方がよいです。

今回は少量しか抜けてないはずなので・・・

省きます‼︎(≧∇≦)(←詰めが甘い)

変速ショックやオートマの滑りなんかも今の所無いです。

作業される方は安全に十分留意して行ってください。
ヤケドにも注意です‼︎

年末年始も安心してドライブできそうな気がする〜〜〜‼︎o(^o^)o


それではまた ☆☆☆ ╰(*´︶`*)╯ ☆☆☆

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この記事へのコメント

2017年12月29日 21:18
作業お疲れ様でした。
これで気持ち良く年を越せますね!

差し込み口の清掃や古いホースの止め方などに気を使って流石てす。
でもそこが後々差が出たりするんですよね。

整備士なら当たり前か!失礼しやした。(笑)
コメントへの返答
2017年12月29日 21:56
かんきちさんコメントありがとうございます‼︎

整備士の私たちからした当たり前のことですが最近の若い整備士の子からするとどうやって処理したら良いのか?どの程度までしたら良いのか?わかんないみたいです(^_^;)

私も若造だった頃自分のGX61クレスタのウォーターポンプを青空整備で替えたことがあったのですがウォーターポンプの古いガスケットの除去が甘くて水漏れした事を思い出しました。

昔のエンジンだったのでガスケットが紙でへばり付いたやつが全部除去できてませんでした(T ^ T)

タイミングベルトを外さないとウォーターポンプも外せないのですがもう一回全バラし。
ヘトヘトになりました。

細かいところまで気を抜いてはダメだと若造ながら感じましたよ(笑)
2017年12月30日 14:17
師匠お疲れちゃんです^ ^

リビルトラジエーター広島で作られてるんですね。
自分が交換する時も同じ広島製にしよっと(笑)
早め早めのメンテナンスが良いですね。

自分も少しずつメンテしよ!

コメントへの返答
2017年12月31日 0:49
junjiさんお疲れちゃんです(*´꒳`*)✨

今回交換したラジエターはリビルトではなく新品なので返却の必要はありません(^_^)

まだまだやりたい事盛りだくさん‼︎
カスタムもメンテナンスも(*⁰▿⁰*)
サビ対策もお忘れなく‼︎

来年もお互い頑張りましょう(*⁰▿⁰*)
2017年12月30日 22:47
こんばんは。

今年最後の締めくくり作業ですかね。無事交換できてよかったですね♪

ブログ等楽しく拝見させて頂きました。来年もよろしくお願い致します。よいお年をお過ごしください。
コメントへの返答
2017年12月31日 1:21
teshi777さんこんばんは(*´꒳`*)

コメントありがとうございますm(_ _)m
グロリアもすっかり年越しの準備万端のようで
正月飾りがとても勇ましいですよ(((o(*゚▽゚*)o)))

こちらこそ来年もよろしくお願いしま〜すm(_ _)m
2017年12月31日 12:53
お疲れ様でした。
ウチのクルマも2台とも替えました。
ウチのクルマは70Gと83なので若い整備士の勉強に使ってるみたいです(笑)
ただ、流用部品を探すのが苦手らしく、こっちで探して持込む事が多くなりました。

7MGEのオイルパンが出て来ないので困ってます。昔、親父が潰してしまいそれっきりです。ドレンプラグのところなので、パッキン2枚重ねないと一晩で抜けます。
コメントへの返答
2017年12月31日 18:17
でんき屋さんコメントありがとうございます(=´∀`)

私が新人の頃も縦置きエンジンのタイミングベルト交換入門編は1Gエンジンでした☆
ちなみに横置きエンジンのタイミングベルト交換入門編は30系または40系ビスタの4Sエンジン(1800cc)でした。とても懐かしく思います。

7Mエンジンはレアいですね(*⁰▿⁰*)
スープラまたはソアラのやつが流用できなかったとしたらマーク3兄弟の3000ccなんて今まで片手で数えるくらいしか見た事ないのにドナー探しは苦戦間違いなしですね(>_<)

トヨタが誇る名機M型エンジン。
シルバーのタペットカバーに映える赤ラインがとても美しいです。
マークⅡ系に載ってるエンジンの中で1G-GE・1G-GTEに並んで好きです╰(*´︶`*)╯
2017年12月31日 17:42
クレゴンさん 
お疲れさまです(^○^)

12月に水回り作業よくされましたね(ノ゚ο゚)ノ
私がやった時は春だったのでホース系と一緒に水浴びしながら・・・
交換後は安心感が半端無いです(^○^)

近頃のラジエターはコアの腐食よりもアッパータンクの劣化が先の様で修理よりも交換が早いですね(・・;)
コメントへの返答
2017年12月31日 20:08
E-GX70Gさんコメントありがとうございます(^_^)

この時期の作業は水回り関係以外も辛いです(T ^ T)
ちょうど爆弾低気圧の影響で冬型の気圧配置が強まっているタイミングでした🌨
カーポートの屋根はあるものの季節風が直接ふきつけ寒いのなんの😵

途中2回ほど家の中に暖を取るため避難しました(;´д`)

E-GX70Gさんがおっしゃる通りほとんどの場合ラジエターのトラブルはアッパータンクの劣化が多いように思います。
特に初代のイプサムやガイアはラジエターのアッパータンクの劣化がひどかったですね。
良く割れて冷却水漏れしてました‼︎

水漏れはダイレクトにエンジンの致命傷になるのでアッパータンクが茶褐色になって小さいひび割れが確認できたら早めに手を打ちたいものです。。。(。-_-。)

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