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ちゃむとのブログ一覧

2025年08月20日 イイね!

気持ちいい! 夏の工作「背中冷却システム」完成

気持ちいい! 夏の工作「背中冷却システム」完成天気予報によると今夏の猛暑日は9月中旬まで、真夏日は10月中旬まで続くそうです。

ノーマルシートのロードスター(俗に言う ND6.5の ND5RC)に乗っていますが背中の蒸れ・暑さを何とかするために昨年9月から取り組んできました。

このたび完成し、昨年バージョンよりも数倍涼しくなったのでここにまとめます。
(整備手帳は下書き保存ができないのでとりあえずブログにまとめ、整備手帳には後日載せる予定です)



1 ロードスターのシート
ノーマルシートはけっこう気に入っていて、1日700kmぐらい走っても腰痛にならないしサーキットに行くわけでもないのでホールド性能も自分には十分。
唯一の弱点は背中の通気性と思います。

通常走行では、暑くなるにしたがって 幌だけオープン → 窓もオープン → 窓を上げてエアコン使用 → 幌を閉めてエアコン使用 の順に対応していますが、外気温が30℃台後半になってくると幌を閉めてエアコンを入れても背中は蒸れてしまいます。



2 背中への送風 Ver.1
昨年9月にブロアからチューブで背中に送風するものを作りました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/260936/car/3246732/7943496/note.aspx
しかし風量に満足できず今夏になって大型のファンに換えたり(5V 75mmΦ → 12V 97mmΦ)、チューブを換えたりしました。
それでも結果は期待したほどではありませんでした。



3 背中の空気を抜く
他の方の「背中に人工芝マットを敷く」というアイデアを見て送風だけでなく排気にも配慮したシステムに換えたところ劇的に快適になりました。
もちろんチューブ類の口径の最大化をふくむ風量の確保にも留意しました。

構成は ダクト付きシロッコファン → 25mmΦホース →(接合用に32mmΦホースと25mmΦホースを10cmほど使用)→ 6mmΦストロー → 6mmΦチューブ → 6mmΦストロー + 人工芝 です。

以下に製作手順やポイントを記していきます。



4 製作記 -1 ファンの選定
ファンはamazonで購入したバーベキューの火起こし用のもの。
電源は USB 5V。


先端の丸いダクトと風量コントロールスイッチが付属することが重要です。
1,000円台からあります。
97mmΦだとダクト外径が33mm前後になるので、ダクト外径が26mm前後となる75mmΦファンが扱いやすいと思いました。

電源は助手席後方のリアストレージボックスに設置した自作フューズボックス内の12V-5V変換素子(アマゾンで購入)から取っています。


動作時の電流は 0.62Aでした。


今回使用したファンはやや特殊で、USBの5Vをスイッチ部で 12Vに昇圧しているらしく、ファン本体には 12Vの表示があります。



5 製作記 -2 ファンからの導風
ファンは運転席後ろの床に置くので、ファンのダクトには60cmほどの耐寒透明ホースをつなげました。

巻きぐせは約 80℃の湯に浸けてから逆向きに反らせるとほぼ取れます。

ダクト外径が26mmならホースの内径は25mm、ダクト外径が33mmならホース内径は32mmです。
緩い場合にはダクト側にテープ類を巻いて調節します。
これはホースどうしを接続するときも同様です。

ホースは10cm単位の切り売りで、Φ25が本体@35円、Φ32が本体@45円前後でしょう。
このホースは、ロードスターの場合シートバックのファスナーを開いてシートバックの中を通します。

なお、透明ホースは接続部でも使うので長めに購入しておきました。



6 製作記 -3 ホースの先~シート
Ver.1 ではホースの先に観賞魚の水槽用チューブ(たぶん内径 4mm)を、75cmを7本、95cmを8本の計15本入れていました。


これだと空気の通り道に対してチューブの肉厚が暑い - 送風抵抗が大きいと考え、ダクトには 6mmΦのストロー12本をマステでまとめたものを差し込むようにしました。


Φ6mmのストローを10cmずつ12本用意します。


飲み口の蛇腹部分は使いません。
3本で三角形を作りその外側に3本ずつ並べ全体をマステでまとめておきます。

(ここに写っている白いマステはすべて剥がしています)

今回使用したチューブは内径6mm 外径8mmの灌水チューブ(黒色)です。
近隣ではカインズ、DCM、ロイヤル、コメリにはなくスーパービバホームで購入。
(コーナンはノーチェック)
これを 3m購入し(10cmで 本体@15円)25cmずつ12本に切り分けます。


似たものには耐寒透明ホースの内径 6mm(三洋化工製は外径 9mm、旭化成製は外径 8mm)があり、多くのホームセンターで扱っています。

巻きぐせがついていたので、ハリオの耐熱ポット(夏の麦茶用)に入れて80℃の湯に浸けてから逆向きに反らせました。


表面処理がとれて滑りが悪くなるのでベビーパウダーやファンデーションなどを軽く馴染ませると扱いやすくなります。
今回は片栗粉で代用しました(笑。


ストローをチューブに差し込み、さらに32mmΦホース(10cm程度)に差し込んで空気の漏れ防止のためにアクリル両面テープと不織布(コンビニのおしぼりを活用)で巻きました。
テープ類は暑さで粘着材がべとつくことを考える必要があります。


チューブ側をシートバックの背面側から入れると同時に前(運転席)側から首の部分の穴に手を入れて引き出します。


この穴が狭く、内部の曲がりがきついので太いホースのままでは無理なのです。

(この写真は昨年バージョンのもの)

出てきたチューブの先端は向きがばらつくので、適当なPPシートなどで挟んでおきます。
今回は6列 x 2段にしました。


チューブは長さも揃っていないので、先ほどとは別に用意したストロー12本をそれぞれ差し込み、10cmぐらいに揃えて切ります。




7 製作記 -4 排気のための人工芝
人工芝はホームセンターの園芸コーナーではなくカーペット・タイルコーナーにあります。


ウォームグレーのものは近隣ではロイヤルとカインズにあり、1枚 150円前後でした。
先端が曲がっているためチクチク感はまったくなし。


2枚つなげてシート形状に合わせて整形すれば座面に置くだけで大丈夫そうだし、1枚をヒモなどでシートバックから吊る方法もありそうですが、位置調整をしやすいように今回は乗るときに背中に挟むだけにしました。
ただこの状態だと乗降する際に煩わしいのでそのうち緩く固定するつもりです。

横幅は背もたれ上部の幅に合わせてカットしたので長方形。


走行中に人工芝を背中に挟んで窓を開けると風が抜けて涼しく(特に右側)感じます。
ただし窓を閉めてエアコンを入れたときは風が抜けません。

また、人工芝の厚さが運転中の違和感につながることは否めません。
そこで裏側の突起のほとんどをニッパで切り落としました。


ストローを人工芝の下に入れるか上に出すかで実際に違いを試したところ、上に出すとストロー周辺の狭い範囲しか涼しくないと感じたので、ストローの上に人工芝を載せています。

人工芝の裏側の突起を一部残したのはストローが少しでもつぶれないようにするためです。



8 製作記 -5 スイッチの固定
今回使用したシロッコファンの中間スイッチが固定しにくい形状だったので手持ちの金属板を加工してスイッチホルダーを作りました。


ケーブルを挟む部分の切り欠きが広すぎたのでマステを巻いて調整するなど、とにかく適当ですがあとで上からカーボン風シートを貼ったりするので今回はこれでいきます。



9 概算費用など
・シロッコファン本体      1,200円(現在は値上がりしているようです)
・ホース  Φ25mm x 1m    400円
・チューブ 6x8 25cm x 12本  500円
・ストロー 24本         110円
・人工芝  1枚         150円
・USB-A延長ケーブル      110円   計 2,500円
・その他  両面テープ、マスキングテープ、養生テープ、ギボシ、圧着スリーブ、熱収縮チューブ、金属板などは手持ちのもの。

・使用工具  ハサミ、カッター、ニッパ、ラジオペンチ、電工ペンチ、コンベックス、定規、ライターなど一般的なもの。


ロードスターと違って後席がある車両ではホース部分をチューブに置き換えたり、そもそもシートの構造によってチューブの取り回しが変わってくるでしょうが、シロッコファン + 人工芝 は背中の蒸れ対策としてかなり有効だと思います。



Posted at 2025/08/20 21:13:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | ND | クルマ
2025年08月19日 イイね!

耐暑テストドライブと夏の工作 三国峠

耐暑テストドライブと夏の工作 三国峠タイトル画像は少し前に行った店のモヤモヤした駐車場(笑。
ここから出るには勇気が要ります。


さて今日はロードスターの背中の蒸れ対策の仕上げとしてその効果を確かめてきました。

涼しいうちに行っても意味がないので起床後5時間ほど経ってから飲み物を携えて出発。

トップロック付近の温度を測定していざ出発。


昨日のうちに送風ファンのダクトをつぶれたり漏れたりしないように合皮製からカードケース素材に変更して作り直しました。

テープ類の粘着材が熱で溶けないよう対策も施しました。

今朝は吹き出し口のチューブの先をまとめ、先端のストローの長さを交換しやすくしました。

出発時は短めで行きます。

途中、ホームセンターでニッパを購入。


三国峠駐車場の日陰で人工芝裏面の突起をごっそり切り落としました。

27℃で気持ち良かったです。

人工芝はストローの上に置くので、ストローがつぶれないように一部を残してあります。



ファンのダクトを改善したこと、風の吹き出し口をチューブからストローにしたこと、人工芝を置いて風の抜け道を確保したことなどにより、風量が増え背中が劇的に快適になりました。

人工芝裏側の突起を取ったことで着座時の違和感も小さくなりました。
もう夏はこれなしには乗れません。


試しに 12Vファンを 5Vファンに置き換えてみても効果の低下は大きくありませんでした。
12Vファンは風量のコントロールが利かないしダクトも付属していなかったので、5Vファンの方が値段も安いし使いやすいといえます。



パノラマ台は駐車待ちで10台近く並んでいましたが、その上は三国峠まで道路脇の駐車車両が1台もないという珍しい日でした。





[ハイタッチ!drive] テストドライブ 三国峠
2025年08月19日 09:22 - 14:22、
135.93 Km 5 時間 0 分、
1ハイタッチ、燃費計 20.6 km/L
外気温 35℃まではなんとかエアコンを使わずにオープン走行できました。

その後も幌を閉めエアコンをかけて背中に空気を送ると超快適。



帰宅後は熱で歪んだタブレットの日除けを一から作り直し、その後はスイッチ台の製作をしました。

Posted at 2025/08/19 21:22:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ND | クルマ
2025年08月18日 イイね!

朝ドラ 明神峠テストドライブ

朝ドラ 明神峠テストドライブ8月15日前後の3日間ほど、みんカラの表示がすごく重かったです。

お盆休みでユーザーアクセスが多かったからなのか、サポート担当者が手薄なのを見越してDDoS攻撃でも仕掛けられたのか。

昨日、今日は元に戻ったようでよかったです。


今日もシートベンチレーションや運転靴などの試行錯誤をしました。
朝にテストドライブ、暑い日中は自宅で工作です。

まだ納得いくところまでいっていないので詳細は割愛しますが、とりあえず実際の効果が少なかった 5V-97Φのファンとそれに関連するホース類や USB配線を撤去しました。

ベンチレーションで使っているホースは耐寒性ですが耐熱は 60℃まで。
真夏の車内は 80℃近くなるので変なところで折れたりつなぎ目が外れたりします。


カインズの人工芝を背中に入れて明神峠を往復し、通風性能とホールド性を確認しました。
人工芝についてはもう少し調べたいと思います。


まず平野浜(タイトル画像)。

いつもの場所。


三国峠でゴニョゴニョ。


明神峠を下って上って

雲が出てきましたね。




[ハイタッチ!drive] 朝ドラ 明神峠
2025年08月18日 05:29 - 09:20、
137.50 Km 3 時間 50 分、
2ハイタッチ、燃費計 21.6 km/L


そうそう、ガタついていた CX-60のセレクトレバーのノブは交換して様子を見ることになり本日作業してきました。
Posted at 2025/08/18 21:06:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | ND | クルマ
2025年08月17日 イイね!

朝ドラ 三国峠 など

朝ドラ 三国峠 など今日の車活は朝ドラから。

お盆休みの最後だからかパノラマ台は駐車待ちや路駐があり慎重に脇を抜けます。

いつもの場所は先客1台のみ。

その方もすぐに移動して


少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。


三国峠でゴニョゴニョしてから平野浜へ。


テニス合宿と来日カップルとロードスター。
それぞれ別世界。

帰りの道志みちでは対向のロードスターとたくさん挨拶できました。



[ハイタッチ!drive] 三国峠
2025年08月17日 04:18 - 07:46、
129.93 Km 3 時間 25 分、燃費計 19.2 km/L


中敷きの裏に貼り物をしたワークマンのベアマリンシューズは履き心地が改善されました。
人によっては蒸れを感じるかもしれないし真冬は寒そうですが、安価な割に実用になりそうです。


最近はまっているシートベンチレーション関係も成果や課題がいろいろ分かってきて、もうしばらく取り組みが続きそうです。

ファンスイッチ3連装。


そのうちの一つ。

助手席の後ろにシロッコファンを置いて 25mmΦのホースで首の辺りに風を当てるもの。
風量を最低にしてもかなりの効果があります。

ただし首の辺りはエアコンの風を当てられるしオープンにしても風が来るので使用場面は限定的かもしれません。
今日はお試しでやってみました。

このファンは今までシートの背中に送風していたもので、同じファンとは思えないほど風量を感じました。
やはり間に細いチューブを入れたり継ぎ目が多いと損失が多いのだと思いました。


夕方には人工芝タイルを買いにホームセンター巡り。
ロイヤルとカインズの両店舗に灰色の人工芝タイルがありました。
どちらもガーデニングコーナーではなくカーペット売り場です。

背中に置くと上体のホールドが心配で今までスルーしてきましたが、背中の蒸れが抑えられるという報告が多いので試しに買ってきました。

タイトル画像はカインズのもの。
ロイヤルの方が先端が寝ています。
買った帰りに背中に当ててきましたがカインズのものでもチクチクしません。
先端が丸く軟らかいからでしょう。

断面 


裏面


シート上部の幅に合わせて普通のはさみで長方形にカット。
上下に2枚つなげるつもりでしたが腰部分は必要ないので細いワイヤーで吊ることにしました。


ロードスターに付けて座ってみましたが特に違和感はありません。
正式な使用感は半日ほどテストドライブに行ってから。




[ハイタッチ!drive] ロイヤル・カインズ
2025年08月17日 15:44 - 17:05、
12.59 Km 1 時間 21 分


他にもタブレットの日除けやシートバックのファンに関しても暑い日中を避けながらぼちぼちと試行錯誤が続けています。
Posted at 2025/08/17 21:10:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月16日 イイね!

夏の工作など

夏の工作など5時半から運転中の背中を冷やす工作に取り組みました。
昨日買ったものでいろいろと作って試して。

暑くはなくてもすぐに蒸してきて耐えられなくなります。
夏のいじりは効率悪いですね。

実際にやってみると次々に要改善点が見つかるので、次はホームセンター巡り。
今日は CAINZ、コメリ、ビバホームを回りました。
それぞれ品揃えや価格に特徴(得意不得意?)があって面白いです。


帰り道にディーラーに寄って CX-60のセレクトレバーのガタについて相談してきました。
わずかですが水平方向にガタつくようになってきたのです。

展示車ではしっかりとしていました。

ノブはレバーに対してボルトで固定してあるのではなくクリップで留めてあるのだそうです。
ガタツキを止めるために内部に貼り物をするのは誤作動の心配があるそうなので他の方法で試してみることになりました。




[ハイタッチ!drive] ホームセンターとディーラー巡り
2025年08月16日 09:22 - 12:08、
40.08 Km 2 時間 26 分

帰宅後はホームセンターで買った部材で工作の続き。
何とか形になったので近々試走に行きたいと思います。


もう一つ、昨日の墓参りドライブでワークマンのベアマリンシューズに違和感を覚えたのでそれの改善工作。

マリンシューズをドライブに使うことに問題があるのでしょうが、とりあえず今日のドライブでは中敷きの裏側に貼り物をしてみました。
各ホームセンターの駐車場で貼る物や厚さ、位置を変えながら。

今のところ土踏まずの部分に厚みをもたせることで違和感が減った気がします。
これも試走したいところ。
Posted at 2025/08/16 19:01:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] 朝ドラ 明神峠
2025年08月24日 05:00 - 09:10、
149.51 Km 4 時間 9 分、
6ハイタッチ、燃費計 20.6 km/L」
何シテル?   08/24 09:51
ぼちぼちと手を入れています。 基本はDIY。 使えそうなネタは自由にお使いください。

ハイタッチ!drive

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