ミラー本体 取外し方法(構造理解による、リカバリー方法)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ミラーを、取り外すに辺り、簡単に取り外しは出来ますが…
構造理解を深めれば、より簡単に外すことが可能になるでしょう。
2
ミラーの下側に、隙間作ります。
隙間に、指などをかける。
かける箇所は、真ん中あたりが良いです。
下に掛けたら、上の部分か支持軸になるので、そのまま自分の方へ引っ張ります。
ハマり部分が、外れます。
そうしたら、ミラー本体を上に上げる。
支持部分は引っ掛けになってます。
引っ掛けがズレれば、スンナリ外れます。
取り付けは、逆手順で終わりです。
では、なぜ?構造理解か?
3
ミラーの、取り付けベース部分
こちらは、変な力で引っ張った場合
ミラーの稼働ができなくなります。
4
ミラーベースです。
上が引っ掛かり部分
下が、パチっとハマる部分です。
5
ミラー裏側です。
上が、引っ掛け部分です。
下が、パチっとハマる部分です。
6
ミラーを外した跡です。
白い部分が取り付けベースです。
左側と下側に、半円の出っ張りがあります。
この下が、稼働部分の肝です。
パチっとハマる部分を外す際、ハマりが強すぎると外した時に、ベースが外れることがあります。
外れてしまったら…
パニックですよね~。
もう一点考えられるのは、ミラー取り付けてから稼働させようと、位置修正の動作をかけたときに動作音はするが、うんともすんとも動かない…
コレも、割とあり得る事象です。
そうした場合は、分解しないと直りません。
でも?
分解って?どうすれば良いのか?
みんカラの交換整備あれども、簡単に外して取り付けして、終了してます。
対応方法知らなければ、なぜ?動かないのか?当たりがつけられない。
最終的に、ミラー変な方向向いて安全確保出来ない!ミラーで確認できない!
そして、そのままにはできないから整備工場などへ駆け込んで、直してもらわないといけませんね。
直しではないけど、時間と手間代などで10000円〜の作業工賃は掛かると覚悟しておいて下さい。
最悪は、ミラー単体で交換が掛かるかもですが…
その場合は、40000円程度は覚悟かな?
作業工賃と、本体代金、あと時間が1週間?発注かけて直ぐに入れば、3日位で済むでしょう。
7
この2か所が、稼働部分の伝達部分です。
見やすい様にカバー外してますが、本来はカバーの下がこのピン軸が入っています。
ボールジョイント軸
頭は、ボールです。
軸先は二股にさせた構造です。
ネジピッチが切ってあります。
山ですね。
ベース取付部分は、ボールジョイントなのでベースから簡単に外せます。
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この様なモノです。
ボール部分は、ベースにハマります。
9
この様に、バラすことが出来ます。
ボールジョイント軸が外れてしまったら、とりあえず、ベースを浮かせてボールジョイント軸を上手く嵌めるか、ベースを外して、軸をハメながら揺すりながら埋め込む様に刺していきます。
10
ベースの外しは、真ん中のネジとバネを外す。
ベースを浮かすと、半円丸座が一緒に取れるので外します。
そして、ボールジョイント軸を露出させれば作業しやすいです。
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ボールジョイント軸の、ピッチが掛かる部分があるので、ハマるところが分かったら揺すりながらハメていきます。
向きに決まりがあるので、無理に嵌めようとしてもハマりません。
無理すると、折れます。割れます。壊れます。
軽く当ててハマリが出たら、そのまま揺すりながら押し込んで下さい。
ミラーを、手で揺するとガリガリと音すると思いますが、コレが正にこの部分がハマって動く音です。
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パッキンゴムあると、上手くハマらないと思いますので、パッキンゴムのハマリ部分は浮かせておいて、軸をハメていきましょう。
シッカリとハマったら、ゴムパッキンをマイナスドライバーで押し込んでハメて終了です。
ベースの取り付けは、センター決めしてからボール部分にパチっと押し込んでハメて下さい。
あとは、半丸円座を先に入れる。
ネジとスプリングを取り付けて、シッカリとネジ締めしたら動作確認です。
13
最悪の想定での、構造理解編です。
パチっとハマる部分に、潤滑スプレーやグリーススプレー、もしくはシリコンスプレーを塗布してあげれば軽く外せますので、少し力技でドジるのが考えられる場合は、外れやすい状態を作ってあげると、作業効率が良くなると思います。
尚、一番良いのは予備パーツあると良いですよ。
あまり、お勧めしないですけどね。笑
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