この度、九州の大雨で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
いかに自然をコントロールしたかに見えても、こういうとき人間は無力ですね。
しかしダムの洪水調節機能が被害を抑えたり、未然に防いでいることはあまり知られていない。
そういう不断の努力を同時に評価したいと思います。
今回のはそれでもどうしようもなかったと思いたいですが…。
さて気を取り直して2016年秋の旅行記に戻りましょう。
★9月23日(金)

いきなり朝食の写真。南魚沼産コシヒカリの新米がちょうど解禁になった日でしたので、美味しくいただきました。粒が立っていて甘くてなんともいえない味わいでした。最高。
さて、この日は早々とクライマックスであります、秘境・奥只見へ。
大湯温泉を走る国道352号線と平行して走る奥只見シルバーラインを通ってダムへ。
このシルバーラインが変わった道路で全長22kmの内、なんと19kmもトンネル。
しかも手掘りの箇所も多く、常に濡れているため、通行には注意が必要です。勾配も結構あります。
トンネルを抜けるとそこは…。

↑秘境でした。だって書いてあるもん。

あまり写真からはわかりませんが、とんでもない秘境です。にも関わらず結構観光客が多いです。
重力式コンクリートダムでは日本で一番高く、ダム湖の面積も日本で2、3番目の大きさを誇る巨大ダムです。
映画「ホワイトアウト」のモデルになるほど豪雪地帯であり、
あまりに雪深いため近くのスキー場は春になるまで営業できないという本末転倒ぶり。
…テンションが上がってしまいました。しかしずっと来てみたいダムでしたのでおのずと写真も増えます。

ほぼ満水です。こういう色々な顔が見えるのもダムの赴き深いところです。

↑J-POWERの管理するダムだからですかね。世にも珍しい電気の神様を祀る「電源神社」です。
さてひとしきり憧れのダムを堪能した後は酷道です。



↑国道352号線は福島県と新潟県の県境にあるこの奥只見ダムの湖畔をひたすらグネグネ曲がる文字通り酷い道ですが、
小出の街へ降りる前にも一つ峠を越えます。枝折(しおり)峠というのですが、
その名の通り杖代わりにした枝が折れるほどの急坂の峠でよく自転車のヒルクライムのコースにも使われるようです。
こんな道が延々と続くと思うとぞっとしますね。しかもそこそこ交通量があるので離合の際は注意が必要です。
ちなみにこの峠を通らなくてもダムへは行けます。それが前述したシルバーラインというトンネルだらけの道なんですね。こんな峠かトンネルか、ダムへの道は二つに一つ。
そんなところもこの奥只見ダムを秘境たらしめている魅力の一つだと思います。
湖畔沿いの嫌になるほどのワインディングコースは今回避けて、一度街へ下ります。
というのも結構雨が降っており、洗い越しという道の上を河川が流れる箇所が何箇所もある352号線ルートは非常に危険だと判断して只見線沿いに福島県へと入っていきました。
また晴れているときにリベンジしたいです。

↑続いてもダムです。こちらも超巨大ダム、田子倉(たごくら)ダム。先ほどの奥只見ダムの下流のダムにあたります。
形も奥只見ダムに似ていますね。

遊覧船も出ていますが、さすがにこの天気では無理みたいです。
さて、このダムはさっきの秘境そのものとは違い、比較的人家に近い巨大ダムです。

ダムの堤体から下流を見るとこんな感じで田んぼと家が見えます。
そしてさらに下流にはもう一つダムが見えます。

只見ダムです。
下流のダム湖から田子倉ダムが右手奥に見えています。
なかなか同時に二つのダムを見られる場所もないと思いますね。

近くのカフェで提供されている、田子倉ダムカレー(只見ダム付き)です。
全国でも唯一かもしれない2段ダムカレー。相当のボリュームがありました。

お店の看板メニューでもある味付きマトンケバブもお土産に買ってみました。
癖のないマトンがソースと絡み合ってとても美味しかったです。
…満腹じゃなければもっと美味しかったと思います。
この辺りで大分時間が経過して、本来、大内宿付近に足を伸ばしてあとダムを2つ3つ回る予定だったのですが、
この日の宿まで距離がありましたので泣く泣く諦めることに。
またいつか再チャレンジしたいと思います。

というわけで会津を通過し、裏磐梯へと通じる大塩温泉でこの日は一泊です。
その3へ続きます。
Posted at 2017/07/08 10:48:50 | |
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