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2018年05月27日 イイね!

2018GWダムめぐり④

2018GWダムめぐり④












③の続きですよ。

●5月2日(水)


この日から天気が怪しくなってきます。
GWってずっと晴れてる年ないですよね。

また朝早く起きてしまったので朝食まで散歩にでかけることにしました。

宿から1分のところにある「御清水(おしょうず)」。
大野市内の各所にある湧き水です。昨日の郡上といい、
こうも水のいい場所が多いと酒が進んで困ります(自業自得)。


また、近くには戦国武将、朝倉義景の墓があります。
身内に裏切られ命を落とした悲劇の武将ということですが、朝の空気に静かに佇む墓所にどこか安らぎを感じました。


昨日美味しいお酒を提供いただいた酒蔵があったので頭を下げました。ありがとうございます。
大野はそれほど広くない街ですが、酒蔵が4軒もあるそうで、いかに水がいいかわかります。

石灯籠通りです。
大野の街はきれいな碁盤の目の通りになっていて、寺町、武家屋敷と小京都と言われる要素がてんこ盛りです。
これもその一例。

きれいに石灯籠が並んでいます。奥には越前大野城が。


こちらは寺町通り。この通り沿いに十数軒のお寺が並んでいます。
浄土真宗、浄土宗、臨済宗、真言宗などバリエーション豊かな宗派があります。なんでだろう?


こちらは七間通り。七条みたいなものでしょうか。
朝7時ごろから路上で朝市をやっているみたいです。

こんな感じで路上でフリマのように朝市が行われていました。
あいにく雨が降り出してきたのでゆっくりできませんでしたが。

雪国は信号が縦なのは常識ですが、こんなガラスになっているのは初めて見ました。
雪が積もりにくい形なのでしょうか?ぴちょん君みたいでかわいいです。

半鐘なんかもあって歴史ある街だと感じます。

さて宿に戻って朝食を。

落ち着きます。旅館のメシって感じです。

さあ大野市のシンボル、越前大野城に登ってみましょう。
まずは麓に神社にお参り。

「柳廼社」(やなぎのやしろ)と読むそうです。由緒が書いてなかったのでわかりませんが、本殿は古そうでした。
何年か前の大雪で被害を受けたようで、最近修復されたと書いてありました。
では城攻めです。
ヤシャスィーン!!(全軍突撃)


た、高い…。2日連続で城攻めすることになろうとは。足が棒のようになりました。

しかしその分絶景です。天守閣から大野市内が一望です。盆地になっているのがよくわかりますね。

田んぼの道沿いに芝桜が植えられており、ピンクのラインがとてもきれいです。
天気がよければ田んぼの水が空の青に反射してもっと美しいんでしょうね。

つつじもきれいに咲いています。こういう写真はスマホじゃ撮れないからデジイチ買ってよかったと思えます。

さて、大野市内を歩いて回るのはこれくらいにして、次の目的地を目指します(もう歩くのつらい…)。

出発前に一枚。すてきな街と宿でした。

大野盆地を出て市内ではありますが、山に入ってすぐのところに本日1発目のダム(通算14基目)の「真名川ダム(まながわ)」があります。

127.5mの大規模で美しいアーチ型コンクリートダムです。大迫力の放水中でした。

ジェットバルブからの勢いがすごいです。すごい(語彙力の欠如)。


ダム湖畔には「麻那姫像」という金ピカ像があります。
昔、この辺りに雨が降らず困っていたところに生贄になったという女性がいたという伝説があり、
その伝説を語り継ぐため建てられたということですが…何故に金ピカ…。


お、雪だ。ここは2日前に通った国道157号線の福井側。岐阜側から道は続いていますが、冬季通行止め中で通り抜けることはできません。

ちなみにこの先には小さなダムの「雲川ダム」があったり、一部で有名な通称「温見ストレート」という直線道路があったり見所が多いのでいつかは踏破したいです…。

次は15基目「笹生川ダム(さそうがわ)」です。

先ほどの真名川ダムからさらに上流、昨日行った九頭竜ダムにもアクセスできる(容易ではない)道を上っていった先にある超山奥のダムです。

雪解けの時期でほぼ満水ですね。

さて、とんでもない秘境から一気に人里へ下りていきます。


勝山市にある「平泉寺白山神社」です。
明治政府による神仏分離によってほとんどの寺社仏閣が寺と神社に分けられてしまった中、残る貴重な双方の名を残した神社(寺?)です。
江戸時代まではどっちも同じような扱いだったのですね。

参道も苔があって緩いカーブになっているなど、一般に言う神社とは趣きが違います。

この鳥居は古そうですね。形もかなり変わっています。

拝殿もかなり古そう。苔むした感じが何とも言えずいいです。小雨の音のみが聞こえてくるとても静かな場所です。

落ち着きます。


参道の前にある蕎麦屋さんで越前そばをいただきます。
おろしがいい感じです。

雨が強くなってきてしまって、それどころではなかったのですが、
部活をば。

濃厚で普通に美味しいです。ナッツが二つ乗っていますが、勝山は恐竜のふるさと(?)ということで、恐竜の足跡という名前だそうです。

色々ほかにも行きたいところはあれど、雨脚が強く全てスルーです。
そしてダムと言っていいか微妙ですが、ダム16基目「鳴鹿大堰(なるかおおぜき)」(永平寺町)です。

ダムと定義されるのは堤高が15m以上なので、正確にはダムではなく堰になるのですが、
こまけぇこたぁいいんだよ!ということで、ダムカードゲットです。

農業用の利水を目的として、九頭竜川本流を堰き止め、農地に効率よく流します。
構造物が鹿をイメージしているらしいのですが…見えるか?微妙。

本日最後のダム活はこちら。ダム17基目「龍ヶ鼻ダム(りゅうがはな)」(坂井市)です。

この近くの国道で今年2月に大雪で立ち往生した事故がありましたが、このダム近くを通る道でも立ち往生が発生し、
死亡事故にまで発展したそうです。ご冥福をお祈りします。
普段はそこまで雪が積もることはないように見えるところなんですが…。


本日のお宿に到着です。
関西圏の方には有名のようですが、初めて知りました福井の温泉地、あわら温泉です。

一人部屋なのにひろーい!すごーい!

庭園もあって特別感。

福井と言ったら蟹!越前ガニの時期は終わってますが、蟹はいつ食べても美味しい。
満足でした。

⑤に続きます。

5月2日の走行距離:139.7km(通算945.0km)
訪問ダム数:4基(通算17基)
Posted at 2018/05/27 14:27:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2018年05月20日 イイね!

2018GWダムめぐり③

2018GWダムめぐり③








②の続きです。

●5月1日(火)

昨日は駆け足になってしまったので今日はゆ~っくり行こうと思います。


ふあ~良く寝た。時間は…よ、4時半!?
疲れたところに酒が入ってしまったから早く落ちてしまったんですけども。

せっかく早く起きたので、近くによい場所があるとのこと。
車でブーンと行ってみました。
そして走ること40分(下調べ済み)。
着いたのがコチラ。

これではよくわかりませんね。もう少し近づいてみましょう。

Oh、神社ではありませんか。「根道神社」(ねみちじんじゃ)と読みます。
古くからありそうな山あいの神社です。
ちゃんと参拝しましょう。

やはりいい神社です。朝の凛とした冷たい空気がとてもよく合います。

しかし有名なのはこの神社の本殿ではなく、参道脇にあるとある池なのですよ。

名前は「名もなき池」。単なる池に見えますが、透明度と水底の色、蓮の生え具合、それに鯉が加わって、とてもきれいなのです。


そしてついた別名は「モネの池」。モネの絵画「睡蓮」に似ているからということですが、見たことないし。
とにかく美しい風景です。確かに絵のようです。



早朝に関わらず、数人の観光客が居たからなのか、地元のおっちゃん(秋田犬連れ)が色々教えてくれました。
木片で柵の木を叩くと、鯉に伝わり、寄ってくるんだとか。そうして写真を撮ると上のようにわんさかファインダー内に入ります。
ちなみに水が澱むので餌やりは厳禁ですよ!

ハートマーク柄の鯉がいたので一枚。とてもフォトジェニックです。

色味を変えて。
時が経つのも忘れて調子に乗って写真撮りまくってしまいました。
少しは腕が上がるといいな。

急いで朝食会場に戻らなきゃ。美濃市まで戻って東海北陸道で郡上に帰ります。


朝食も美味しかったので今日も頑張れそうです。
宿に車を停めたまま、歩いて郡上の街中を歩きます。

吉田川にかかる橋から。この後すぐ長良川と合流します。それにしても風情のある街ですね。

郡上八幡は名水の町として有名で、こういった小路が数多くあります。
ここは「いがわ小径」と言って、生活道路に水路が通っている隠れた観光名所です。

まだ朝なのでほとんど観光客もいません。水もとても冷たいです。

さっき散々見ましたが、ここにも鯉が泳いでいます。水がとてもきれいで気持ちよさそうです。

街中にはこういった井戸がいくつもあります。
本当に清い水を常に使える環境なのですね。
井戸を使おうとポンプに手をかけた際、向かいの家から出てきたおじい様に「たくさん飲んでいってね」と声をかけられました。
観光客にも慣れている様子でした。
ホントいい街です。

さてそろそろお城を目指しましょう。

お城の麓にある、古そうな神社。「岸劔神社(きしつるぎじんじゃ)」と読むそうです。
4月の第3土日に大神楽があったそうで、なかなか盛大なお祭りだったようです。
ほとんど人がおらず、静かな神社でした。



土佐藩主、山内一豊の妻(名前を出さないのは二通りあるからか)の像が城の下にあります。
撮ってる時は気づかなかったけど、この位置で撮るとお城が真ん中に来るんですね。
山内一豊の妻がこの郡上出身との説があるとかでヤケに押してます。


お城までの道はかなり急で疲れます。車で上ることもできましたが、時すでにお寿司。
汗だくでがんばりました。その甲斐あって、天守閣が目の前に。
お城マニアではありませんが、気持ちがわかる気がします。


天守閣があったら上りたくなるのが人間。街が一望できます。これは長良川方面。真ん中に東海北陸道が見えます。

こちらは逆の東向き。明宝方面です。郡上八幡の街の形がよくわかります。
珍しく城内が撮影禁止ではなかったので城内を一枚。

まさかの木造。ギシギシすごく音がしますが、仕様です。大丈夫のようです。

この後、城を後にして、再び街に下りてきました。

とても風情ある町並みですね(語彙力低下中)。


ちょっと京都のような雰囲気もします。名前がわからない川(小駄良川?)です。

川面に下りて。本当に水がきれいです。

宗祇水(白雲水)という、日本の名水百選の第1号という場所です。
こんなところでお茶でも飲めたら最高だなーと思っていたら…。

おー可愛らしい。抹茶パフェの上で郡上踊りを踊っています。
これ以上インスタ映えする場所もそうそうないでしょう。インスタやってませんけど。

庭園も美しく、さっきの川沿いですが、まるで別世界のようです。
ちなみにパフェはとても美味しかったです。「宗祇庵」というお店ですので、郡上八幡に行かれた際は行かれることをおススメします。

さぁ郡上で思いのほかゆっくりしすぎてしまいました。
今日のダム活を始めましょう。
すぐ近くの郡上総合庁舎で建設中の内ヶ谷ダム(うちがやダム)のダムカードをいただき、次のダムへ。

ダム11基目の「阿多岐ダム(あたぎ)」(郡上市)です。
郡上八幡から白川郷方面に向かって30分ほど。白鳥ICの近くの山道にいきなり現れます。
展望できる場所もないため、管理事務所の駐車場から1枚だけ撮れました。
街が近い割りに全然観光地化されいませんでした。

道中あった「道の駅・白尾ふれあいパーク」で眠くなった時のために鹿肉ジャーキーを買ったのですが…。

製造者(サムライソウルブッチャーズ)ってかっこよすぎるでしょ…。思わず吹いてしまいました。

さっき大分汗をかいてしまったので、ひとっ風呂浴びたい気持ちです。
近くにいい日帰り温泉がありました。

「美人の湯しろとり」です。
美人の湯というだけあって、アルカリ性のぬるぬるのお湯で肌がスベスベになります。
露天風呂の庭が広いし、とても泉質がいい。
こちらもおススメです。これ以上美人になったらどうしよう。

さて、お昼も大分すぎてお腹も減っていたので、併設されている食堂でご飯といきましょう。

「鶏ちゃん定食」です。奥美濃地方の家庭料理で鳥の味噌焼きのことです。美味しかったです。

そして油坂峠を通り、ついに念願の福井県入りです。
初福井です。未踏県はこれで7県になりました(四国4県、山陰2件、大分県。山口は岩国に降りただけだからカウントしていいものか…)。

いきなり現れる巨大な湖。これが九頭竜湖です。まだ一部の八重桜は残っていました。

こんな山奥にとても立派な橋。「夢のかけ橋」という名前のようですが、何でも瀬戸大橋のプロトタイプだそうで、
これをかけてノウハウを集めたそうです。どうりで似ているはずだ。

橋の上を通るのは福井県道230号線。これを通っていけば次の笹生川(さそうがわ)ダムへ行けるのですが…。

まぁそうでしょうね…。行けたとしても路面ガタガタ、ガードレール無し、1車線がずっと続く険しい峠道だと聞いています。
気を取り直して、引き返して九頭竜ダム方面へ向かいます。

そして着きました、ダム12基目、「九頭竜ダム」(福井県大野市)です。
昨日の徳山ダムに匹敵するほど巨大なダムです。

「九頭竜川」となっていますが、日本の河川法では「湖」という定義はありませんので、どんなに大きくても「川」なんですね。

128mの高さがある大型のロックフィルダムです。下流の景色もいい。まだ河口まで70km以上あります。

ダム下から一枚。桜が満開ならもっときれいだったんでしょうね。

九頭竜ダムから少し下ったところにあるのがダム13基目「鷲ダム」です。

重力式アーチダムで45mとそれほど大きくはありませんが、上流の九頭竜ダムと揚水発電を行う重要なダムです。
揚水発電とは、ダムは普通上流から下流へ水を流す時に発電しますが、
逆に下流のダムから上流ダムへ水を戻すことで効率よく発電させることができる機能です。
行ったことがある所では他には新潟県の二居ダム・カッサダムなどがあります。
近くにダムが二つあるので、数多く回りたいときとかいいかもですね。

さて大野市内に下りてきました。
時間があれば真名川ダム、笹生川ダムへ行きたかったのですが、既に17時。
昨日のこともありますので、おとなしく宿で向かいます。

見るからに老舗そうな旅館。常陸宮様も宿泊されたとか。

古いけど、きれいに手入れされていて気持ちよく過ごせました。

今日の宿も部屋からお城が見えます。

夜のライトアップはこんな感じ。

美味しい料理と美味しいお酒で初福井の夜は更けてゆくのでした。

④に続きます。

5月1日の走行距離:169.4km(通算805.3km)
訪問ダム数:3基(通算13基)

Posted at 2018/05/20 10:20:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2018年05月16日 イイね!

2018GWダムめぐり②

①の続きです。
長野・岐阜・福井・石川・富山ダム巡り旅の続きをどうぞ(タイトル長い)。

●4月30日(月)

この日も最高に天気が良いです。山あいなので少し朝方は寒かったですけど。

ということで宿を出る前に一枚。
今日も走るでーレヴォーグさんよ。

まずは近くのダムへ。

って、あれ…?

(あ、これヤバい・・・)
ということで完全に酷道(正確には険道)でした、ハイ。
途中道路工事してるおっちゃんに道が通じてるか聞いて大丈夫なようでしたので進みました。
でなければ引き返してたヤバさでした(完全1.0車線、ガードレール無し、落ち葉まみれ)。

蛭川峠まで無事来たので車から降りて一枚。岐阜県道408号線…お前の名は覚えておくぜ…。
いくつか酷道、険道を通っていますが、大体匂いでヤバいかどうかはわかるようになってきました。
看板に行き先表示が無い、急激に民家が減る、急に急勾配が現れる…。後はナビ上の地図の線形がおかしいとかですか。
危ない反面、ワクワクしてしまい、ついつい通ってみたくなります。
が、前車(カローラ)ならまだしも、レヴォーグだと車が大きいので本当に危ないかもしれないので自重しようと思います…。まだ新しいですしね。

さて、クッソ狭い道を抜けると急に道幅が広くなります。同時に森を抜けて一気に人里へ降りてきますが、そこにすぐダムが。

6基目、「中野方ダム」(恵那市)です。


こうやって見ると一見普通の一直線の重力式コンクリートダムですが…。

ダムの途中で堤体が折れ曲がっています。
なんとも珍しい構造ですが、これは左岸の岩盤が弱いため、ダムを折り曲げて強度を確保しているというわけですね。

それと、ダム湖の周囲が1.1kmと狭く、ジョギングコースとなっています。
こんな人がいないところでジョギングする人なんているのか…と思ったら、
後で聞くと小学生の遠足で訪れるような場所のようです。
まだ出来て10年ほどの新しいダムのようですしね。

実際、ダム湖を一周してみましたが、とても気持ちいい。藤もきれいに咲いていました。

続いてはダム7基目「笠置ダム」(恵那市)。

14連ゲートがとても美しい。

中部電力の発電用ダムのため、一般者は近づけません。国道や人里からは近いものの、とある事情のため訪れる人はほとんどいません。

…というのも、事情というのがこれ。

これを見てピンと来た方は同志です。
何を隠そう、このダムがキング・オブ・酷道として全国に名を馳せる国道418号線の不通区間にあるためです。

ダムまではかろうじて道が通じていますが、こんな感じですし。(国が管理する道路です)

緑に還りかけてます。この先行止りなんて看板も。

この道の狭さ、伝わるでしょうか…(これでも大分左に寄っています)

ダムを過ぎるとすぐ行き止まりです。ここからは車はおろか、人も立ち入りできません。
国が管理するれっきとした国道なのですが、倒木、がけ崩れのオンパレードらしく、ほぼ放置されている実質廃道と化しているそうです。

この先、下流約17.7kmの丸山ダムまで通行止め。建設中の新丸山ダムが完成すると、道はダム湖に沈むそうです。残念。
山側にバイパスを建設中なので、それが完成したら国道指定も外されるでしょう。そういう意味でも賞味期限間近の酷道です。
来られてよかった。

木曽川の雄大な流れがとてもきれいな場所なんですが…。

さて次のダムに向かいたいのですが、先ほどの道は使えないので、迂回します。
その途中にとても美しい風景がありました。

坂折棚田です。
日本の棚田100選に選ばれている場所で、最近注目されている観光地のようです。
行った日の前日にはテスラの車が展示されたイベントをやっていたようです。なんでだ。

ちょうど田植えの準備をしていたようです。季節の移ろいを感じます。

山向こうに先ほど訪れた中野方ダムが小さく見えます。望遠レンズ買ってよかった。

さっき酷道のバイパスを建設中と言いましたが、そのバイパスを通って迂回します。
そこにかかる橋がとても特徴的というので寄ってみました。


伝わりますでしょうか、この高さ。この橋、何でも一時期は谷底までの高さが日本一だったとか。
その深さおよそ200mだそうで、高所恐怖症じゃないと思っていた私でも足がすくみます。

真ん中付近まで歩いていって谷底を撮影。影があんなに遠くに…。
ちなみに名前は新旅足橋(しんたびそこばし)と言うそうです。
駐車場に戻ると、岐阜県警のパトカーが巡回していました。
P「あんまり観光地じゃないところだからねー。おかしな人がいたらすぐ連絡ください」
とか言うわけですよ。この高さ、人里離れた山奥…ハハーンそういうことか。
調べたらやはりそういう場所のようです。
皆様も通過の際はお気をつけあれ。

山奥を抜け、人の気配がする場所まで降りてくると見えてきたのが、旧八百津発電所跡。

明治の産業遺産として国の重要文化財に指定されるほどの歴史のある施設だそうです。
木曽川の利水、治水は古くから取り組んでいたんですね。
  
さてすぐ近くには先ほど迂回した国道418号線が走っており、笠置ダムから続く木曽川を下るとあるのが、ダム8基目、「丸山ダム」(八百津町)です。

こちらのダムも古く、60年以上前に作られた優美な曲線が特徴的なダムです。
しかし、このダムも数年後には水の底に沈むことに。新丸山ダムが建設中で、完成すると酷道とダムが水没するようです。とても残念。

ダム直下から真正面にダムを眺められるところはあまりないため、貴重なショットです。圧巻。

さて、次のダムを求め、ひたすら西へ車を走らせます。木曽川沿いに岐阜を過ぎ、大垣から揖斐川を遡上してたどり着いたのが、ダム9基目、「横山ダム」(揖斐川町)です。

いろいろダムそのものに施設があって賑やかな感じです。

発電所の施設も男らしい感じ。

斜めに伸びた選択取水設備も逞しい。

ここまで来たら、ダム好きなら一度は行かねばなるまい。
日本一の称号も有する東海地方最大のダム、ダム10基目「徳山ダム」です。

とにかくデカい。総貯水容量は6億6千万立米。浜名湖の約2倍だそうです。もちろん日本一。
堤高は第3位、堤体積は第2位だそうです。

このスケール感、伝わりますか。ロックフィルの化け物のようなデカさです。

まだできて10年度の若いダムなので銀のラジアルゲートもかっこいい。

とにかくダム湖がデカいのです。徳山湖と言って、徳山村全てが水没するほどの規模だったそうです。

ここまで来て、既に時刻は夕方5時を回っていて、昼飯も食べずにひたすらダムを巡っていましたが
本日の宿の郡上市まではかなりの距離があります。
「19時までに着かないとあんたのご飯無いわよ!」と宿に怒られたため、ショートカットして急ぎます。

具体的にはこんな狭いトンネルを通ったりクネクネした峠道を通って何とか人里を目指します。
「岐阜県道270号線」でググるとどんな道がわかります。
…レヴォーグで通るような道ではないことがおわかりいただけるでしょう。

人里へ出てくると、動画で何度も見た光景が。ここは酷道界では知らない人はいないであろう、国道157号線でした。
時間は無いですが、アレを見ないと始まらない。
ということでアレを。

インパクト極大な看板。ここまで直接的な表現があるでしょうか。
確かに落ちたら死ぬような高さの崖、ガードレール無し、道幅も1.0~1.5車線、携帯はもちろん通じない温見峠(ぬくみとうげ)を有する根尾能郷~大野温見区間です。

ゲートが開いていますが、ここを通って福井県へ至ることはできません。まだ冬季通行止めのようです。

憧れの場所でしたので記念に一枚。いつか温見峠越えを果たしたいです。

さて、寄り道しまくってしまい、相当あせったので宿まで写真はありませんが、その後も結構狭い山道を通って郡上八幡へ向かいました。

着きましたー。この時18時55分。郡上八幡城が間近に見えます。

電線邪魔ですけど、なかなかよく撮れたんじゃないでしょうか。
割烹旅館でしたので、夕食はかなり美味しかったです。


ダムと酷道を嫌というほど満喫した1日でした。
ということで③に続きます。

4月30日の走行距離:246.8km(通算635.9km)
訪問ダム数:5基(通算10基)
Posted at 2018/05/16 00:06:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域
2018年05月13日 イイね!

みんカラ:【モニター募集】超耐久撥水ボディコート ルックス レインコート

Q1. 現在、市販のコーティング剤をお使いですか?
回答:使っていない

Q2. 愛車の年式、メーカー、車種を教えてください。
回答:2016年式、スバル、レヴォーグ


この記事は みんカラ:【モニター募集】超耐久撥水ボディコート ルックス レインコート について書いています。


※質問を編集、削除しないでください。
Posted at 2018/05/13 14:11:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2018年05月13日 イイね!

2018GWダムめぐり①

2018GWダムめぐり①








毎年のゴールデンウィークの長期休暇を利用して、ロングツーリングするのが定番になっています。

過去を振り返ると・・・
2015年 伊豆
2016年 長野・飛騨高山
2017年 伊勢・熊野

と来て、今年はどこ行こうか考えていましたが、「そうだ、ダムへ行こう!(毎度のこと)」と思い立ち、
福井を目指して愛車の銀レヴォーグを走らせました。
29日~5日まで6泊7日もしたので長くなるとは思いますが、ほぼ写真だけアップしていきます。

●4月29日(日)

恒例の大渋滞を避けようと、朝5時に家を出発。
一路長野を目指します。

頼むぞレヴォーグ。

途中談合坂SA、中央道原PAで休憩して、まず向かったのは諏訪。

中央道原PAで一枚。「ちゅうおうどう-はら」です。「ちゅうおうみちばら」とか読みそうです。

一部分断区間のある酷道として有名な国道152号線を上っていき、途中杖突峠に差し掛かります。

展望台があり、北アルプスと諏訪湖がきれいに見えます。

そして着いたダム1基目は「箕輪ダム」。

人がいなくて静かで、自然の中に佇むよいダムです。癒されます。
この時期は水量も多くほとんどのダムで放流が行われていました。轟音を立てて放流しています。

ダム湖は「もみじ湖」と言います。紅葉の季節はかなり人が押し寄せるそうです。
きれいなんでしょうね。

遅咲きの山桜も少し残っていました。ダムと映える。

ここの管理事務所は不在なので、ダムカードは結構離れたところで配布しています。
箕輪町の日帰り温泉施設、「ながたの湯」に併設された旅館ながた荘で配布しています。

ダムカードをもらうついでに温泉に入ってきました。
湯加減もよく、いいお湯でしたよ。

さて、想定外に時間を食ってしまったので、次のダムまで距離もあるので高速使用で行きます。
途中駒ケ岳SAで駒ヶ根名物ソースカツ丼をいただきます。

味が濃くて美味いです。

ダム2基目は「片桐ダム」です(松川町)。

こちらも先ほどの箕輪ダムに似て直線的な重力式コンクリートダムです。

ちらほら山の中に桜が残ってます。山の上はまだ残雪が。
ダム湖は「松川湖」。ちなみに次に行く隣のダムは「松川ダム」なのでややこしいです。

ダムの向こうは南アルプス。長野にいると日本アルプス全部見えるんですね。

次。3基目のダムは「松川ダム」(飯田市)。

片桐ダムは松川町で松川湖、こちらは飯田市にある松川ダム。とても紛らわしいですね。
これで伊那谷のダムはほぼ制覇。残すはあと小渋ダムだけですが、
今回時間切れで行けなかったのでいつかリベンジしたいです。

また高速に乗り恵那山を越えて岐阜県へ。
最初に行ったのはこちら。
ダム4基目「岩村ダム」(岩村町)。

近くに岩村城跡があり、観光地化されてる…と思いきやひっそりと佇む静かなダムでした。

水面から顔を出している鳥かごのように見える構造物は流木を防ぐための施設だそうで、なかなか特徴的です。

さてお次は本日最後のダム、5基目の「阿木川ダム」(恵那市)。

ダム湖周辺の施設が多く、観光資源として成功しているケースですね。

ロックフィルダムは大型のものが多く、これも100m以上の高さがあって壮観です。

ダム湖も美しく風光明媚です。

霞んで見えにくいですが、遥か遠くに御嶽山も望めました。写真の腕はまだまだです。

朝からダム三昧で疲れましたので宿に向かいます。

中津川市の山中にある温泉宿「岩寿荘」さんです。
大衆演劇とかもやっている風情あるお宿でした。


②に続きます。

4月29日の走行距離:389.1km(通算389.1km)
訪問ダム数:5基
Posted at 2018/05/13 15:31:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行記 | 旅行/地域

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「[ハイタッチ!drive] 無事におうち帰ってきました。
ありがとう北海道!
25年08月15日 13:46 - 17:08、
147.14 Km 3 時間 22 分、
3ハイタッチ、バッジ39個、テリトリーポイント340pt.」
何シテル?   08/15 18:44
「かると」と読みます。 車を買ってめっきり絵を描かなくなりました。 最近は自転車も駆使して、 神社とダム巡りばかりしています。 よろしくお願いします...

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