ブログ用
投稿日 : 2011年02月12日
1
MAKOTOさんへ
グランドセイコーがラインナップから消えていた(グランドクォーツやキングクォーツはありましたが)70年代に、当時の最高最上位モデルに『スーペリア』の名が与えられてました。
画像とは別に文字盤高植字がオニキス仕様の物も発売されますが、貴金属側でないステンレス側で普通の植字文字盤モデルでも、この時代でこの高価格ですからいかに超高級機種だったかは想像出来るかと思います。
機械も勿論特別選別&調整された年差5秒。
まだこの時代は、メーカーでのメンテナンスが追い付かず、技術解説マニュアルなどが時計店に渡され、講習会などをメーカーが主催して(SEIKO修理技能講座修理実施店)、部品も提供し、時計店さんにメンテナンスの多くを託していた時代。電池交換にしても、きちんと消費電流の数値などを計測して、異常値であれば回路以外の機械部分の分解掃除&精度調整(クォーツでも調整可)、異常なければ電池交換していた時代ですが、VFAや鉄道時計やダイバーのメンテナンスと同じく、スーペリアにおいては部品供給どころか電池交換ですらメーカーでのみメンテナンス可能で(SEIKOへ送らねばならない)、修理実施時計店等では一切メンテナンスを行えない『メーカー保証品』という特別修理扱いの品でした。
近年(00年辺り~)は海外モデルやSEIKO5の上位モデルにスーペリアのロゴが入ったモデルがある様ですが、当初とはモデル格が全く別物となった様です。
初期のSEIKOクォーツなども守備範囲な時計ヲタの方々(僕がいうのもなんですが:笑)の間では、当時カタログのカタカナ表記に『スーペリアツイン』とあるので、スーペリアという方が多い様に思います。
2
追記
そういえば機械式にも69年発売の45KSクロノメータースーペリア(このキングセイコーは正式にクロノメーター規格をクリアしていて、当時国産に多かった名前だけのクロノメーターとは違います)がありました。
※同モデルでは発売後、すぐに機械などの仕様はそのままなのに文字盤からスーペリアの文字を無くした文字盤に小変更されてしまいます。
画像はセイコーインスツル組合発足45周年記念品時計(非売品)
3
Y675ムーブ搭載
4
めじろ1
<a href="/image.aspx?src=○"target="_blank"><img src="○" alt="" width="350" style="border-width:0;" onerror="this.style.display='none';" /></a>
5
めじろ2
関連コンテンツ
関連リンク
注目のオークション
[PR]Yahoo!オークション
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング