エアコン修理、電動ファン不具合、リレー交換

エアコンから冷風が出ないことがあるという記事を以前投稿しました。

コンプレッサー交換により症状が完治したかと思いきや、未だに特定の条件で再発する場合があり悩んでいましたが、その不具合が解消したので記事にしたいと思います。

エアコンから冷風が出なくなる条件は、アイドリング中もしくは信号待ちなどの停車中です。
その場合LOにしても冷風が出ません。

原因は、画像緑枠で囲んだエンジンルームのバッテリーの向かって上にあるリレーボックス メインファンリレー No.2 の不具合でした。

赤枠で囲んだリレーはA/Cリレーとサブファンリレーで、こちらは以前新品に交換していたのですが、もう一つのリレーが不具合とは疑っていませんでした。

画像の配線図の通り、メインファンリレー No.2 は、サブファン側の駆動にも関係しているリレーで、このリレーの故障によりサブファンが回転せず、コンデンサを十分冷やせないためにエアコンが正常に機能しなくなっていました。

サブファンおよびメインファンの単品検査は正常で、リレーの名前が「メインファンリレー No.2」だったため、このリレーの不具合を疑ってはいませんでした。

また複合的な症状として、しばらく前からMFDで表示する油温が5～10℃ほど高くなっていて、また油温が以前より上がり易くなったと感じており、冷却機構の全体的な経年劣化が原因かと思っていましたが、リレーを交換することで元の温度推移に戻りました。

私が経験した症状と同様、エアコンから冷風が出なくなった場合は、まずこれら計3個のリレーを交換して様子をみることで、余計なお金をかけずに済むかもしれません。

みんカラ記事を参照すると、A/Cリレーのみ、もしくは同型番のサブファンリレーをついでに併せて交換している記事が多くヒットし、私もそれを鵜呑みにしていましたので予想外の原因でした。

交換したリレーの型番は、
メインファンリレー No.2（画像緑枠）
品番： 82501TC000
単価：\2,600 程度

A/Cリレー、サブファンリレー（画像赤枠、2個とも同じ型番）
品番： 82501AG041
単価：\1,000 程度

です。