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結局NETの動画配信サイトで怪しげなプレーヤーをインストールして鑑賞（大丈夫かいな・・（－－；）

ドラマの設定、登場キャラクター、いろいろなシーンから考えるにやっぱりこれはアクシデントカップルの元ネタで間違いないかな。

何も考えないでこれだけ見ればそれなりに面白いドラマだと思う。




以下アクシデントカップルと比較しての感想。

藤原紀香と草なぎ剛のファンの方は気を悪くすると思うので読まない方がいいです（笑）





平凡な一般人が大女優と恋に落ちるという大まかな設定は同じ。

でも脚本、キャスト、演出（BGMも含む）、演技などほとんどの項目でアクシデントカップルの方が上。

登場人物のキャラ設定も自分にはアクシデントカップルの方が入り込んで観れる。

自分の恋人を嫉妬させるために何の相談もなく自分勝手に草介（草なぎ剛）を巻き込んだヒカル子（藤原紀香）に対し、恋人の立場を守るためにク・ドンベク（ファン・ジョンミン）にお願いしてスキャンダルをでっちあげたハン・ジス（キム・アジュン）という、そもそものスタート時点でのキャラ設定が違う。

最初は冷酷な大女優の役柄なのに、ク・ドンベクの人柄に惹かれるにつれ普通の女の子のかわいらしさがどんどん出てくるハン・ジスに対し、最後の方でようやくひとりの女の子としてのキャラが出てくるものの、ほとんど一般人以上大女優未満（自分にはそういう風にしか見えなかった）のキャラのままのヒカル子という、主演女優のキャラ設定にも大きな違いがある。

また、すごくいい奴なのにハン・ジスと出会うまではいないも同然の扱いをされてきたク・ドンベク（見た目のさえない）に対し、彼女もいて普通のサラリーマン生活を送ってきた草介（カッコ良すぎ）という、主演男優にも根本的な違いがある。

全てを知った上で可能な限りハン・ジスを傷つけないよう自分の気持ちを押し殺して尽くすク・ドンベクに対し、ちょっとした行き違いと勝手な思い込みでヒカル子を諦めようとする草介。

恋人への想いとク・ドンベクへの感情に対する葛藤やク・ドンベクを取り巻く女性に対する嫉妬を目と顔の表情で表現出来るキム・アジュンと、草介への感情に気付き取り巻く女性への嫉妬心も芽生えたりするのだが、イマイチ表現しきれてない藤原紀香。

信じられないぐらい人のいいキャラを完璧に演じきれるファン・ジョンミンに対し、ただのいい人になってしまっている草なぎ剛。

アクシデントカップルは主演の二人の演技が絶妙なので入り込めたが、スタアの恋は共演者の演技の方が勝ってしまっているのでイマイチ主演のキャラに入り込めない。

藤原紀香の演技より草介に想いをよせる同僚のつぼみ役のハセキョーの方が良い演技をしてるので、草介に対して「がんばれ！」という思いより「ハセキョーでいいじゃん（－－；」と思ってしまってあまり草介を応援する気にもならなかった。

そもそも藤原紀香があまり好きじゃないというのが大きいとは思うけど、Amazonの評価でこのドラマを見て藤原紀香が好きになったというのを読んでちょっと期待してただけに残念。

藤原紀香ファンが観ればまた違うのかもしれないけどね（￣▽￣；

個人的には別の演技派俳優が主演だったらもっと感動したんじゃないかなって思う。

スタアの恋の方が良かったと思うのは主題歌（globeのSTOP IN THE NAME OF LOVE）がカッコ良かったことと、キスシーンが様になってたこと（アクシデントカップルは違和感あり（笑））ぐらいかな。

アクシデントカップルみたいに見終わった後にほのぼの暖かな気分になれて何度も観たくなるってものじゃなかったのでDVD-BOX買わないで正解だった（￣▽￣；

面白かったけど自分にはイマイチのドラマだったね。


というわけで辛口の批評でした（笑）