2週間ぐらい前でしょうか? 友達から連絡があり、通勤に使ってる車の調子が悪いと連絡がありました。たぶんエンジンが一発死んでるような感じで、走らないそう。
友達の車は、平成18年式のハイゼットカーゴのクルーズターボの四駆でした。走行距離は、27万キロ💦😳 友達は、確か25万だか走ってる車を買ったようです。 まだ買った数年で、前のオーナー情報では、10万キロ時にエンジンが載せ替えてあるそうです。それから17万キロは走ってる事になります。
ですから、症状的にはスパークプラグとイグニッションコイルを交換すれば直るんじゃないかな?と言いました。その時、イグニッションコイルにオイルが付いてたら、それも直した方がいいと思うと伝えました。オイルでコイルが痛む事もあるようですからね。
しかし、この言葉が、悪夢の始まりでした😰
友達は、自分で一つだけ、イグニッションコイルを外したみたいで、また連絡があり、やっぱりコイルにオイルが付着してると。あまりお金をかけたくない友達は、私に作業を依頼して来ました。
作業内容は、スパークプラグ、イグニッションコイル、プラグホールパッキン、タペットカバーパッキンの交換でした。 タペットカバーパッキンの交換は、プラグホールパッキンを交換するのに、タペットカバーを外すからついでにタペットカバーパッキンも交換しようと言う事になったのです。
たまたま、その時にTwitterでもうこのエンジン見たくない💦と言うツイートが上がってました。私のフォロワーさんで整備士をされてる方のツイートでした。ご本人ともお会いしております。
で、友達のハイゼットカーゴの事を伝えたら、全く同じ症状の同じ車を整備したとの事。その方はお客さんの予算の都合でプラグホールパッキンは交換してないと言う事でした。
実はプラグホールパッキンも厄介らしく、タペットカバー裏についたプレートを外さないと、パッキンが取れない車もあるらしいのです。それは実際に見て見ないとわからないらしいです。
さて、大変だと知ったのは、そのTwitterの方が、タペットカバーを外す場合、タービンが邪魔で、外れないらしいのです💦 だからタービンをずらさないとダメだとか😳
で、もう一人のみん友さんにも聞くと、EFターボのタペットカバーを外すのは一筋縄ではいかないと😰
ただ、そのみん友さんは、以前同じ車のタペットカバーを外した時は、ターボはずらさなかったらしいのです。でもどうやって外したかあまり記憶が無いとか😅
で、こないだの土曜日から作業をする事にしました。
車は、この状態からシャシ馬をかまして上げました。 とりあえず、上から作業始めて、とりあえずタペットカバーを外してみる事にしました。カバーに付いた邪魔な物を外していき、タペットカバーの取り付けボルトを外します。エンジンが寝てるので、奥のボルトは、下からしか外せません💦 クソ狭いスペースになんとか工具を入れて外します。
なんとか全て取り付けボルトが外れタペットカバーを浮かそうとしたら、ビクともしません😳 かなり張り付いてたみたいで、こじたら外れました。途端に下にオイルが漏れました💦 エンジンが寝てるから仕方ないですね💦 で、なんとかタペットカバーが外せないかと色々角度を変えてやってみましたが、やはりタービンが邪魔です😓
と言う事で、タービンをずらす作業に入ります。
タービンに繋がるオイルライン、遮熱板、エキマニの遮熱板、タービンとエンジンを繋ぐステーとか色々💦 しかし、手が入らないとか工具が入らないので余計な物をいっぱい外しました。
まずステーのターボ側のボルトが3つの内、一個が緩まず💦
マフラー下に見える三つのボルトです。一番手前のボルトが、私の工具ではソケットを刺してラチェットを付けたら垂直にボルトにソケットが入らないのです💦 かと言ってメガネでは舐めそう💦 12ミリのボルトですが、錆びて少し痩せてるので、六角のソケットの方が舐めなくていいのです。事前にラスペネを十分吹いておいたので奥の二本は割とすんなり緩みましたが、やはり手前は舐めてしまいました😱 仕方なく、サンダーでボルトの頭を飛ばしました💦
ここで、土曜日の作業は、時間切れになり終了😰
さて、次の日曜日は昼から作業です。
タービンの遮熱板を外します。この遮熱板を外さないとマニホールドに止めてるナットが見えないのです。遮熱板の取り付けナットを外してずらすのですが、なかなかずれません💦 知恵の輪状態です💦
なんとか遮熱板を外したら、ナットが見えました。
矢印の二本と奥に一本あります。上から工具を入れると外し易いと思いましたが、奥は上からアクセス出来ました。が、写真の矢印の二本は、下から地道に外しました。
で、下からタービンを上げると、動きました❗️👍
しかし、タービンをマニホールドから出てる長いボルトから外れません💦 かなりタービンを上げないといけないのですが、目一杯頑張っても抜けず😭
でも、少しタービンが動いたので、一度、タペットカバーを動かしてみる事に。
すると、最初に外した時より、カバーがだいぶん傾くようになり、どうやったか覚えてませんが、外れたのです❗️😂 思わずヤッター❗️って言ってしまいました😅
早速、プラグホールパッキンを確認しました。 古いプラグホールパッキンは、プラスチックみたいになっておりボロボロ状態でした😳 カバー外してる時から、プラグホールパッキンがパラパラとカスになって取れてましたからね。
カバーの裏の写真を撮り忘れました💦
この写真は、先程のTwitterのフォロワーさんに送ってもらったものです。プラグホールパッキンがついてるプレートがありますが、友達の車は、カバーの表から叩くと外れました👍 で、カバーの裏からシャフトシールを打ち込むようにして、取り付けていきました。取り付けの時、ハンマーで地味に打ち込んで行こうと思いましたが、ある物がある事に気が付きました❗️
ムーヴのタイロットエンドブーツを交換した時に買ったデカいソケットです。
このソケットが、プラグホールパッキンにピッタリ🎵 簡単に打ち込む事が出来ました✨👍
で、あと、タペットカバーパッキンを交換して組付ました。組付の時は、そんなに苦労しなかったです😅 で、カバーの取り付けナットを締めて日曜日の作業は終わりました。
で、本日、仕事が早く終わったので、最終の作業をしていきます。組むのは早いですね😅 しかしなかなか手が入らない場所もあり苦労しました💦 外しながら、これ付ける時どうすればいいのか?と思ったナットもありました。それ、どうしても付けられず、そのままです(笑)しかし、影響はないところだったので、とりあえず時間がある時に付けたいと思います😅
新しいプラグとコイルも装置、いよいよエンジン始動です❗️ もちろんすんなり始動、エンジン不調も無く快調です🎵 やれやれと思ったら😳
なんと、オイルが漏れてるではないですか❗️😱
エンジンを止めて下に潜ると、タペットカバーの下側の一番前の取り付けボルト付近からポタポタと💦
えっ❗️ なんで⁉️ と思い調べてみると、上からタペットカバーを見てますと、フロント側のパッキンがはみ出てました💦💦 あちゃ〜😭 またカバーを外さないとアカンやんけ〜😱 凡ミスもいいとこです💦 とりあえず、カバーの取り付けボルトを全て外しました💦 あんなにやりにいくはずなんですが、すんなり外れ、カバーを浮かせました。またオイルが漏れます💦
で、カバーを浮かせたら、フロント側のパッキンを定位置に戻す事が出来ました😅 で、またやりにくい中、タペットカバーの取り付けボルトを戻しました💦
んで、またエンジン始動。 良かった、オイル漏れません😅
しばらくエンジンをかけたまま、後片付けをして、再度、下に潜ってオイルの漏れがないか確認して、とりあえずの作業完了となりました。
いや〜、もうハイゼットカーゴのEFターボはやりたくないですね〜😅 まぁ、ちょっとは、整備スキルが上がったかもしれませんけど😁
今回は、手持ちの工具では出来ない部分が多く、会社で借りたりしたので、その移動時間もあり、何日もかかってしまいました💦 一時は諦めかけましたが、頑張って良かったです。
あ〜疲れた〜💦