CJミラージュをワイド化させよう!企画 形状出し篇
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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関連情報リンク先にもありますが、ボンネットとフェンダーのラインがミラージュとエボでは全く違っております。 これを強制するために幅詰めを行ないます。
今回はワイドフェンダーを入れるので、ブリスター部分のふくらみは極力生かしたい為、ブリスター部(黄色斜線)を避けて赤斜線部をカットします。
完全に切り離すと接合部のラインが鋭角になりがちなので、上端部を僅かに残し、できる限り綺麗なRが出るようにすると後々のライン出しが非常に楽です。
ボンネットラインに沿ってあるボルト取付用の耳も切り離さない方が後々位置決めで重宝します。使える要素は極力残しましょう。
2
当然このままだとヘッドライト周りの形状が全く違うので先端部は役に立ちません。潔く切り捨てましょう。ばっさりざっくりと。
3
純正ヘッドライト周りの形状を出すのに一番楽な方法は?
そりゃ純正部品を使うのに決まっています。
長い間お世話になりました。さようなら。
切り出す際は、位置決めに重要なステー関連を残して切り出しましょう。ステーは自作するのが意外に厄介です。
ついでに、ドアとのラインも全く違うのでこの部分も純正フェンダーに活躍していただきます。
4
お疲れ様でした@純正フェンダー
5
ヘッドライト脇で切り出した純正フェンダー先端を固定して位置決め、ボディー下部とボンネット脇やドア手前などは全てエボとみらげは共通なのでそれを利用してフェンダー部も位置決め。
両者が重なる位置にリベットを打って双方を固定します。
固定後はFRPがちゃんと食いつくようにかなり荒く表面を荒らします。 フェンダーの切断部の段差も極力削り落としておくと後の処理が楽です。
6
ファイバーを打ちます。
1回目は接合部の強化と段差の解消を兼ねてグラスファイバーを①の範囲に打ちます。ファイバーは必ず使う前に良くほぐしてください。お団子作るように手の中でぐるぐる回すと良くほぐれます。ほぐさないままだとファイバーの弾力でフェンダーに食いつかなかったり浮いて気泡が入ったりし易いです。
次は切断部を覆うように②のように大きくクロスファイバーを被せます。表面側の強化です。
ここまでの作業は車体に取り付けて行なわないと後々車体に合わせた時に悲しい事になったりします。
7
乾燥したら余計な耳を切り落とします。
完全硬化前の微妙に柔らかい時が切り易いのですが、切る時に引っ張りすぎて浮いてしまったりすると切ないので細かな所は完全硬化後の方が気が楽です。
薄い鉄板なら切れると謳っている万能はさみとかなら完全硬化前はサクサク切れます。 完全硬化後はグラインダーやエアーソーが無いと歯が立ちません。FRP作業するのならホームセンターの1980円位の物で良いからグラインダーは用意しておきましょう。
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接合部のアップです。これだけ食い付いていればまず剥がれませんので安心です。力のかかる可能性が高いヘッドライト周りや、バンパー取付部は純正品を利用しておりますので取付位置や強度面でも安心です。
FRPと純正フェンダー部品の接合に利用したリベットはこの時点でドリルでもんで外してしまって大丈夫でしょう。 うちは付けたままでしたのでリベットの中空部に入っていた空気の関係か、2週間ほどで膨らんできてしまいました…(片側は結局亀裂入ったし)
表面は形状に影響する為、ファイバーは少なめに打ち、クロスも利用しましたが、この後裏側にもファイバーを盛り付けて切り欠き部や接合部を再度確実に接合します。 ただし、フェンダーの頂点のラインなど、ボディー側が入り込む部分は盛り過ぎて接触することが無いように気をつけましょう。
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