新たなるエアロ、作製なの! そにょ7
1
いよいよ車体への取付です。 汚れが目立つ黒い服で作業するのはどうかと思いますがw
リアのフェンダーアーチはワイド化した際に切り取られていますので後から取り付けたブリスターフェンダーにタッピングビスで取付を行ないます。 形状出しを念入りに行なった上でボルトの埋め込みもしているのでガタ防止と補強的意味合いが強いです。
ガルウィングの整備はフェンダーを取り外しますので、フェンダーを外す時にはサイドステップも外す…など、整備性も考慮して両面テープは一切使っておりません。
2
解り辛いですが、一箇所だけドア開口面にもビス止めを行っております。
最低限の固定から本体を揺り動かして、何処を固定すれば効果的か探りつつ固定場所を決定していきます。 ここは目立つ場所ですが構造上仕方ありません。
出っ張るとドアと接触してしまうので、下穴(ビスより少し細い貫通穴)より大きなドリルで揉んで(削って)ザグリ(円錐状の凹み)を作り、十字穴付皿ビスで固定します。
タッピングビスは力を入れれば無理やり食い込んでいきますが、FRPは鉄板と違いひび割れてしまうので必ず下穴を開けてから作業しましょう。
3
さて、そにょ5の2でも書いておりますが、ドアの下端と平行な面が広く存在する形状にプラスしてガルウィングなのでドアが下がる事がある…って事で、装着していきなり傷物とか超うめぇ('A`)
とは言えここは予想の範囲内。ガルの調整はもちろんですが、季節による上下位置の違いも出る構造なので「接触しても大丈夫」な対処をしておくことが必要です。
今回は引っ張り方向だけでなく、表面強度にも定評のあるハセプロの「マジカルカーボン」を使用しました。リップスポイラーの粉砕☆玉砕☆大喝采防止にも使われ、ジャパンラリーでもその性能は証明済みですので目立つような大きな傷が付くことは無くなりました。
4
遂に完成!!…と言いたいのですが、もう一息です。
リアオーバーフェンダー周辺のいかにもオバフェン付けました!感が無くなり、フロントバンパーに対して空間が大きかったサイドステップ下も良い感じに狭くなっています。
しかしながら真っ黒なサイドステップはステが貼られたボディーに対して後付け感がバリです^^;
5
サイドステップに隠れた部分のステッカーを補修します。
形状が非常に複雑なので塗装してしまおうかとも考えましたが…素数を数えて落着いた結果、ステッカーで頑張ることに。
サイドステップ取付時に貼ろうかとも思いましたが、本当の意味での塗装の完全乾燥は2週間以上かかります。後々の為にも数週間我慢しましょう。
車体に取付けた状態でマスキングテープで位置を出し、それに合わせてステッカーをカット、後はドライヤーで暖めながらメメターッと伸ばして貼っていきます。この赤、1枚張りで頑張りました^^;
本来この部分は再帰反射という特殊なカッティングなのですが、シートが硬く、伸びにくい上に、無理に伸ばすと表面が割れてしまうので、こんかいは近い色の普通のカッティングシートを利用しています。
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表面積が変わってしまった為、ロゴ部分はどうするか悩みましたが…あえてロゴは伸びた形に各部を延長しました。
ブリスターに合わせて膨らんだ部分のロゴをあえて変形させることで、一番多く見られる斜めからの角度で見た時にダクトのふくらみを強調しています。
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これで真の完成状態!!痛Gふぇすたに間に合いました…
真っ黒な状態と比べると格段に統一感が出ます。
こうなるとナローボディーの頃がもう思い出せませんw
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そんな訳で7回に渡りお送りしてきましたサイドステップ流用加工工程、いかがでしたでしょうか?
正直言って、やっている事一つ一つは特別難しいことはしていません。重要なのは完成させる!と言う気力です。経験や技術や道具は作業の効率化には影響しますが、完成できるかは作業者のやる気のみにかかってきます。失敗を恐れず、時間がかかっても少しづつ完成につなげていくことが一番重要だと思います。
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