2013年03月04日
療養途中経過(長文注意です)
今回は、自身の記録のためのブログになります。
あまり、みんカラ向きではありませんが
入退院にかかる経過と、現在の状況を記憶が薄れる前に記録する為にアップしました。
1月21日(月)
昼から神奈川区へ出張。
お昼はマック(結局最後の食事となる)
出張時も腹痛が続き、かかりつけ医へ・・・
入院を勧められ、自身で入院を決意。夜上司に電話し入院することを伝える。
1月22日(火)
○○病院へ入院。
血液、レントゲン、心電図、エコー及び点滴を行いました。
14時~病室へ
夜はほとんど眠れず、腹痛がひどい状況。
1月23日(水)
朝から腹痛が続きました。
治療方針としては・・・
絶食及び点滴治療。白血球除去療法(LCAP)等をメインに投薬と両方を行うことになる。
腹痛が続き、痛み止めの投薬を行うが、効果がありません。
夜も激痛により、何度か起きてしまう。トイレは1日8回程度
1月24日(木)
副腎皮質ステロイド投薬療法を始める。
この入院の一番の転換期。
ネットや医師の話ではステロイドは効果があるが、副作用も強いとのこと。
ここまで来ているのかとショックを受けました。
ステロイドの量も結構多く、ここで、精神的に不安定となっていきました。
1月25(金)~31日(木)
ステロイド投薬、LCAPを行うが、症状は良くなりません。
血液炎症数値も以前高いまま。
腹痛も断続的に続く。
担当医より、このままだと、外科的手術へ移行せざるを得ないとの話がある。
今後、症状が良くならない場合には市内の大きな病院(基幹病院)への転院を進められる。
2度目のショック。妻及び家族と相談の結果、転院を前提に話を進めることとしました。
2月1日(金)
担当医の回診時に転院希望を伝えると・・・
ところが、主治医は血液検査の数値の回復を理由にこのまま治療を続けるとのこと。
妻と2人で医者に詰め寄る。
こちらとしては、転院の腹は決めた。数値が良くなったのは、精神的に安定したからの影響が強い。
1日ちょっとでコロコロ治療方針が変わる医者は信用できない。
さらに、ベッドが空いているかどうか解らないとの医者の言い訳に、今から調整してくれと強く依頼しました。
結果、2つの病院の内1つの病院へ転院可能とのこと。週明けに転院が決まりました。
その間、担当看護師さんが個別に依頼していた両病院への状況報告をしてくれたり、消化器部長とコンタクトをとってくれた。どうもこの病院は院内の連絡体制が上手くいっていないと感じました。
2月4日(月)
12時に市民病院へ転院。
診察時に、最悪外科的処置もあるが、とりあえず投薬とLCAP及び免疫抑制剤を行うと説明を受ける。
各種検査が終わり、ベッドについたのは夕方でした。
引き続き点滴治療のため、絶食状態は続きます。
腹痛は断続的で夜も続きました・・・
2月5日(火)
腹痛が続き午後から予定されていたLCAP療法を中止を依頼。
外科部長より、検査の結果、大腸全体に潰瘍が見られ、手術も考えた方がよいと通告される。
夜、激痛のため、トイレに行くが、貧血で手洗い場で倒れる。
この後意識をなくし再度ナースステーションで倒れる。
個室へ移動し、簡易便所を使うが腹痛は止まらない。
この状況ではもう手術を決意するしかないと考えました。
2月6日(水)
朝妻に電話。手術しか手はないと伝え、病院に来ることを伝える。
主治医に手術を依頼。
検査の結果、夜から緊急手術することが決まりました。
大腸全適摘出手術。時間は4時間半・・・
決まったこととはいえ、やはり怖い・・・
手術は無事成功。後の説明で大腸に全て胃潰瘍のような潰瘍が酷かったと家族が説明を受ける。
切り取った大腸も家族に見せられたらしいが、父親はショックで見られなかったとあとから聞きました。
管が3本(大小の排泄用と、左脇腹に1本)手術後はホッチキスが9箇所。
麻酔のため痛みはないが、手術後の違和感は結構ありました。
2月7日(木)~10日(日)
手術後は体力回復のため、病棟内を5周×手術後日数歩きなさいと看護師から言われる。
とてもじゃないが、歩けない。
前の病院からずっと点滴だったため、体力はガタ落ち、筋肉もほとんどなくなってしまった。
8日から歩き始めるが、2周がやっとの状態でした。
2月11日(結婚記念日)~13日(水)
意識障害が始まる。
喉にあった静脈からの点滴を自ら引きちぎり、ナースステーションに駆け込んだ。
いきなり歌を歌い始める(ガンダム(笑)等フルコーラス)
いきなり立ち上がろうとするので、ベッドに拘束され、リカバリー室へ移動させられる。)
本人全く記憶なし。
友人がお見舞いに来てくれました。(その記憶はあるんです・・・)
妻はその状態を見て、最悪寝たきりを覚悟していたそうです。
2月13日(水)
意識障害から徐々に回復し、問いかけに反応できるようになる。
なぜ?手にミトンしてるの?やけに妻が問いかけてくる。
歩けない等私が状況を把握するまでには、結構時間が掛かりました。
妻の安堵の顔はおそらく忘れないと思います。
結構長い夢が続いた感じでしたが、精神的にキテしまったのかなぁ・・・
2月16日(土)
みんカラのお友達がお忙しいなか、お見舞いにきてくれました!
感激したなぁ~♪
2月17日(日)
嬉しいお見舞いを受けました。連日のお見舞いに感謝・感謝でした!!
流動食が始まりました。
朝:重湯、味噌スープ、ピーチぜりー、牛乳
昼:重湯、すり流し汁豆腐、テルミールミニコーヒー、パインジュース
夜:重湯、野菜スープ、ポテトスープ、のむヨーグルト
2月18日(月)
3分粥が始まりました。
朝:3分粥、味噌スープ、ふ卵とじトロミ、ピーチゼリーピーチ、牛乳
昼:3分粥、コーンスープ、冷奴、イチゴミルクゼリー、ピーチゼリー
夜:3分粥、野菜スープ、エビゼリー寄せ餡かけ 南瓜バター煮、ヨーグルト
2月19日(火)
点滴が外れました。
職場の上司がお見舞いに来てくれました。
朝:3分粥、味噌スープ、温泉卵、オレンジゼリー、牛乳
昼:3分粥、おろし煮カレイ、くず煮豆腐、抹茶ゼリー、グレープジュース
夜:3分粥、野菜スープ、鶏トマト煮ゼリー寄せ、マッシュポテト、ヨーグルト
2月20日(水)
5分粥へ。
友人がお見舞いに来てくれました。
初めてお風呂に入ったが、垢がすごかったです・・(笑)
朝:5分粥、味噌汁、スクランブルエッグ、お浸し、牛乳
昼:パン2個(ジャム)、ミネストローネスープ、チーズ焼グラッセ、ホタテサラダ、ヨーグルト
夜:5分粥、清汁、鶏肉つくね焼おろしソース、焼ナストマト、果物、軟菜
2月21日(木)
退院が土曜日に決まる。
朝:パン2個(ジャム)、ポテトハッシュ、サラダ、ピーチゼリー、牛乳
昼:5分粥、味噌汁、旨煮、白菜浸し、ヨーグルト
夜:5分粥、かぼちゃのキッシュ、ミックス野菜ソテー、大根肉味噌あえ、青菜浸し、果物、軟菜
2月22日(金)
全粥始まりました。
朝:全粥、味噌汁、パクチョイソテー、市松煮、牛乳
昼:全粥、白身魚のムニエル、ボイルいんげんの胡麻和え、デザート軟菜、ヨーグルト
夜:全粥、清汁、ギセイ豆腐ブロッコリー付、里芋ずんだ和え、フルーツミックス
2月23日(土)
朝:全粥、味噌汁、卵とじ、シラス煮、牛乳
10時から退院!
妻の運転するプレで自宅へ・・・
約1ヶ月の入院生活でした。
体重は15キロ減、筋肉という筋肉は全てなくなってしまいました。
療養は2週間。職場復帰は3月12日から。
今日でほぼ折り返しとなります。
おかげさまで、体重も少しずつではありますが、回復しています。
食事制限もなく、(とはいっても消化の良いもの中心となりますが)順調な回復となっています。
大腸を摘出してしまったため、トイレの回数は増えてしまったのですが、それ以外は普段の生活ができています。
私を励まし応援してくれた皆さんのおかげで、ここまで回復することができました。
改めて御礼申し上げます。
長文、駄文失礼いたしました。
m(_ _)m
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Posted at
2013/03/04 11:29:30
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