
(´・ω・`)さあ!本題の走りです!
私が納車されて一番驚いたのが、抜群の走行安定性です。
スピードを上げた時の安定性はもちろん、人が歩くようなスピードでのスリ抜けの安定性が抜群だったのです。
前後10インチの50cc原付のタクトでは、左端の路面がうねった場所やアスファルトの継ぎ目などでは、フラついてスリ抜けができませんでしたが、前後14インチのルビアスでは、何事もなかったかのようにビシッと安定してスリ抜けできます。
タクトより幅が30mm増えたのに、実際はタクトより走れる路面を選ばないので安全にスリ抜けできます。
コーナリング性能は、足回りの剛性が高くガッチリ安定していて、結構寝かしてもセンタースタンドを擦ることはありませんでした。
切り返しの多い峠道でも、フロントが軽くてハンドリングが良く、足回りの限界が高いので安心して走れます。
乗り心地も抜群に良くて、荒れた路面での乗り心地は、もう小径タイヤには戻れないほどの良さです。
路面を選ばず、まさに意のままに操れる人馬一体感が好きです。
ルビアスGTXのエンジンは車重152kgのトリシティのものと同じ水冷125ccエンジンです。
厳密にいうと、トリシティが8.1kwの11.01馬力、ルビアスGTXが8.22kwの11.17馬力なので、若干ルビアスの方がパワフルです。
ルビアスは車重101kgとトリシティよりも51kg軽く、9000回転で11.01馬力を発揮するはずなのに、8000回転で回転リミッターがかかるトリシティ用と比べ、輸入車ならではの排ガス規制や騒音規制が緩く9000回転まで回るフルパワー仕様です。
カタログでは微々たるパワー差ですが、実際は1ps近く差があるのではないでしょうか?
ルビアスGTXの出足は、超軽量ボディとフルパワーエンジンのおかげで、急加速しなくて回転フィールの重いパワーの出ていない慣らし中でも結構速いです。
慣らし後のオイル交換で更に速く滑らかになりました(*・ω・)ノ
出足の良さと言えば、通勤特急または通勤快速の異名を持つ、規制前アドレスV125Gが有名です。
車重は91kgとルビアスよりも更に10kgも軽く、パワーは若干上なので、気をつけないと信号待ちからのフル加速でフロントが少し浮き上がり、コケる恐れがあるほどパワフルです。
ルビアスでフル加速で加速しても、14インチのおかげか浮き上がるような挙動やフラつきはありません。
小型二輪免許を取ってルビアスが納車になる前に、K6アドレスに乗らせてもらったことがあるんですが、その時は50ccのタクトとのパワーの違いと、少し捻っただけで前に飛び出るパワーに恐怖して、40km/hしか出せませんでした。
その時から、K5とK6アドレスは私の中で神格化されて、現行の原付二種では勝てる原付二種はいないと思い込んでしまいました。
今回、ブログ記事を編集するにあたって、色々な原付二種の加速動画を見ていると気付いてしまったのです( ゚д゚)
ルビアスGTXって、K5アドレスよりも速いんじゃないのか?ということに( ゚д゚)
シグナスX SRの0〜80km/h加速動画を見ている時に、「K5アドレスも目じゃない速さ」というテロップが流れたのです(´・ω・`)!?なんだと!?嘘を吐くな!そんなわけが!
シグナスX SRの加速タイムは11.50秒でした。
スクーターの加速動画大好きの私は気付いてしまいました。
オカシイぞ!NMAX125の0〜80km/h加速タイムが10.5だったはず!と。
少し前にNMAX125の試乗をした時に「出足がルビアスよりも遅いなあ。高速域の伸びもそうでもないし、燃費対策と排ガス規制の影響かなあ」と思ったのです。
それに気付いてルビアスGTXの加速動画を見ると、ルビアスが80km/hまでの加速が約10秒である事に気付きました。
80km/hまでの加速が約10秒なのも驚きですが、300mで95km/hくらいまで出ているのも驚きです。
↓はルビアスGTXの最高速動画です。
やはり101kgの車重と11.18PSのパワーが、出足の速さから高速域の伸びにまで効いている。
そしてK5アドレスの加速動画を見ると・・・?
12秒半くらいかかっている!( ゚д゚)
何故気付かなかった!?
そう言われてみれば、他の125ccスクーターに出足でブッチギられた事はない。
同じ125でブッチギられたのは、ヤマハのYZF-R125だ。

ルビアスをチギる為か、横で吹かしまくった挙句、回転数を上げての姑息なロケットスタートで、15PSとか勝てるわけないよね( ´∀`)
運転者は完全にアレだったけど、バイクは後姿がカッコ良すぎて、家に帰ってから調べまくりました。
まあ、125ccスクーターの中ではルビアスが出足が速めというだけで、更に大きい排気量のバイクとか、普通自動車とかと比べたら遅いですけどね。
どんな狭い道でも入っていける機動力と、101kgの軽さ・14インチの安定感と乗り心地・125のパワーのバランスが私を幸せな気分にさせてくれるのです。
走行性能で唯一の弱点が、前70後90という細さのタイヤのせいで、雨の日は半端なく滑る事です。
広島には、他県にはないバイクトラップの、路面電車のレールというバイク殺しのポイントがあります。
タクトでは気を付ければ何とかなるけど、ルビアスでは本当に恐怖しかないです。
これだけを気を付ければ、ルビアスの走行性能で他は問題ありません。
気になる燃費はリッター38kmくらいと国産よりは若干悪いですが、走行性能が素晴らしいので、燃費はもはやどうでもいいと感じています。
慣らしが終われば、少しは良くなるかも?走りの質感が大満足なので全く気にならないぜ。
慣らしが終わった現在の燃費は、エコ運転を全くせずにリッター40kmちょいなので満足しています。