舎利仏（ミイラ）のあるお寺、両界山横蔵寺へN-ONEドライブ。

私の住む岐阜県の西濃地方で舎利仏（ミイラ）のあるお寺で昔から有名なお寺、両界山横蔵寺へ行ってきました。
横蔵寺は岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原にある天台宗のお寺です。
子供の頃に親と行った記憶はあるのですが、ミイラがどんなだったかよく覚えていません。


とにかく新緑のミドリがすごくて目に鮮やかで優しいというか、とても清々しかったです。
こんなところに車で40分くらいでこれちゃうんだから幸せです。


石畳とかあちらこちらから聞こえてくるせせらぎの音とか、非日常が本当に心休まります。


巷が新型コロナで騒ぎになっていることなんかみじんも感じさせない…長い歴史の中のほんの一瞬を生きている感じ。


平日ということもあり参拝者なんて一人もいない、まさに貸し切り状態でした。


本堂も三重塔もとても歴史を感じる建物です。
パンフレットによると801年に開山され1670年頃に再建されたもののようです。
ということは300年は優に超えているということですね。
本堂には薬師如来（薬師瑠璃光如来）が祀られていて、本堂内にご真言の書かれた立札がありました。
ご真言は「オン　コロコロ　センダリ　マトウギ　ソワカ」です。
子供の頃に美濃国分寺の「キュウリ加持」というご祈祷をやった記憶があるのですが、国分寺で授かったキュウリを体の具合の悪いところや頭が良くなるようにと頭をさすったりして、それを川へ流すという行事でした。
その時「オン　コロコロ　センダリ　マトウギ　ソワカ」と唱えていたのを思い出しました。
子供の頃に覚えたご真言は歳をとっても忘れませんね。
今日も手を合わせて「オン　コロコロ　センダリ　マトウギ　ソワカ」と唱えました。


舎利殿と瑠璃殿は本殿から左にそれて赤い橋を渡ってちょっと上ったところにあります。
この中に舎利仏（ミイラ）が安置されています。


舎利殿は撮影禁止なのでどんなものなのか気になる方もいらっしゃるかと思いますので、パンフレットを転載させてもらいます。
まあ、はっきり言ってあまり気持ちの良いものではありません。
（あくまでも宗教観を別にした個人の感想です。悪しからず。）


瑠璃殿には国指定重要文化財の仏像などが安置されています。
なかなか見応えがありました。


いつもお寺参りをした後は同じことを言っていますが、今日も心の洗濯完了しました。
N-ONEをスポーティーに走らせることに喜びを感じていますが、神社仏閣や静かな自然を愛するおじさん？おじいちゃん？の一面も持っています。