
NGC-JAPAN 「スムースドライブシステム」
久しぶりのスムースドライブシステムです。
NGCさんのfacebookをチェックしていると、新たにバッテリーターミナルに取り付けるナットが販売されているとの情報が。
それと、トランクルームに敷くシートがあり、トランクルームのクッションが発砲スチロールのケースの車種には効果大ということは聞いていて、NDはどうだろうと内張りをめくってみると、ケースまでとはいかないまでも、座布団みたいな同材質のものが裏に貼りつけてあったので、多少は効果があるかもしれないと、年始のあいさつもかねてNGCさんに行ってきました。
まずはバッテリーターミナルにショックサイレンサーナットを装着です。

NGC代表の小林さん、元レース屋さん勤務です。
素人考えだと、ナットとシートを一辺に装着してそれで終わりですが、小林さんは2種類ある場合は1つずつ装着してから必ず試乗、効果を確認させてくれます。
まず、エンジンをかけた瞬間に音が静かになっていることに気がつきます。
走り出すと、上のギアで低回転から加速して行く時にトルクがアップしていることが体感できました。
自分のNDは、スムースインダクションとBRISKプラグでエンブレがだいぶ緩和されているのですが、それがさらに緩和されました。
それと、うまく説明が出来ないのですが、高級感というか何というか、走りが優雅になった感じがして、車が落ち着いた?不思議な感覚です。
次はリアトランクのシートです。

実は以前から、この情報を知っていたので、今回の半分ぐらいの大きさのシートを敷いてウロウロしていました。
結果一般道では、サスペンションに強い入力があった時、最後にくるコツンとした固い感触が和らいだ感じがしていました。
年始のFSWジムカーナ場での練習会では、タイトなターンからの立ち上がりでアクセルを雑に開けてみても安定しているし、流れても急に流れることもなく、去年のドリフトコースよりは踏めたような気がしていました。
シートが大きくすると、変化はあるのでしょうか?
大きなシートに変更してエンジン始動してみました。。
さっきよりさらに室内が静かに・・・、気のせいです。
県道に向かって狭い路地を走っていると、塀からはね返ってくる音が数分前と違っているような・・・、気のせいです。
ハンドルの戻りもスムーズになったような・・・、気のせいです。
県道に出て、前がクリアになったので2速で引っぱってみます。
NDロードスターは、回転を上げていくと排気音が変わって、その音がノーマルマフラーでも良い音がすると評価されているところだと思うのですが、その排気音が大きくなるところで、音量が小さくなるというかノーマルより澄んだような?音に変わっているのです!気のせいではありません。
エンブレもバッテリーのみより、さらにさらに緩和されているようです。
半信半疑のまま、脚回りはどうなったかなあとテスト、前より流れにくくなっているような感じがしました。
それから1週間、通勤でしか運転しませんでしたが、マフラー音をはじめ、乗り味が激変していることに間違いはなく、その豹変ぶりにうれしくて、乗るたびにニヤニヤしていました。
こうなったら次は、いつもの山坂道での試走しかありません、次の日曜日にいつもの山坂道に行ってきました。
コーナで、サスペンションをよりストロークさせてみると、良く動くようになったというより、エッセにショックサイレンサーナットを装着した時と同じように、タイヤの角度が変わって、設置面を大きく得るのにより適正な角度になっているようです、エッセも前だけ装着したのに後ろのサスの動きまで変わったのの同じように、NDは前の設置感が、クイックとかダイレクト感が増すとかではなく、よりインフォメーションが増えて、何となく運転しやすくなりました。
エンブレが緩和されので、5千回転ぐらいまではハンドルの振動にほとんど変化が見られません。
レスポンスもよくなっているみたいで、シフトダウン時に、今までの感覚でアクセルを煽ると回しすぎてしまい、その度に車がつんのめっていました。
と、スムースドライブ教の信者なインプレですが、これだけ変化している事実は認めざるを得ません。
今回の2例で、バッテリーターミナルの方は、直接に電気本体なにで、より電気が流れるようになったで理解できますが、驚いたのリアトランクのシートです。
小さいシートでも変化はあったのですが、大きなシートに変更して、これだけ変化があるとは思いもよりませんでした。
理由としては、シートが大きくなったことで範囲が広がり、除電する量が増えたのか、できていなかっと箇所まで除電できるようになったのか、不思議の一言です。
他の車種では発砲スチロールのケースが帯電したことにより振動して影響していたので、除電をすると振動がなくなるという見解でしたが、NDのそれは座布団よりも小さくて薄く、これが振動してボディにまで影響を及ぼしているとは思えません。
推測すると、発砲スチロールは帯電しやすいので、周囲から静電気がそれに移動してきてボディに移動、するのかな?帯電して、ボディ自体を振動させた?
他には、NDはリアの下側に空気が溜まりやすい形状になっているので、そこからも発生した静電気がボディに帯電してそうしている。
マフラー音が変化した事も、マフラーはボディの振動に共振していて、除電されたことによりボディが振動しなくなり、共振していたマフラーも振動しなくなったのでそうなったことが推測できます。
マフラーの振動が少なくなったとすれば、抵抗が減ったので抜けも良くなっているのではないでしょうか。
それよりも、リアの接地感やハンドリングが変化したことの方が驚きです。
ボディの振動が減少してリアサスがより動くようになったのか、リアサス自体に残っていた静電気が除電されてそうなったのか判断できません。
他にも推測として、FR車はボディの下でプロペラシャフトやデフなど、グルグル高回転でいかにも静電気を発生させているようなものがウヨウヨ着いています。
それらにも静電気が発生して振動していてボディを振動させていたとすると、それがシートで除電されたことによって振動が減少して、マフラーもそうなって排気音に影響していた可能性が高いかもしれません。
このリアトランクのシートは、FF車にも効果が確認できていますが、上記のことからFR車の方が変化が大きいかもしれません。
もしも、この推測が当たっているとしたら。
土台(車体)がダメ(振動している)なモノに部品を装着していくらセッティングをしても、正常(振動しない)な状態にしてからのモノには適わない。
人が感知できていない微振動が常時車体側あったとすると、荷重が一定ではなくなるので、微振動のない車と比較すれば、安定しないということになるのではないでしょうか。
現時点で、良い評価や結果がでている部品が装着されている車両なら、このシートを敷くだけで、良い方向へ向かう可能性があります。
それと、自分のNDはサスペンションの上下やスタビetc.にショックサイレンサーナットが多く装着してあるので、それとの相乗効果もあるのではないかと予想されるので、シート単体では、ここまでの効果があるかは分かりません。
長々と書いてきましたが、このショクサイレンサーナットやシートの役割は「静電気を除電する」だけです。
で、除電したら良い結果が出たので認めざるを得ない、それだけです。
静電気は未知の部分が多く、自分が理解できたのは「高速で動くものの近くに発生して、ゆっくり動いて、不確定で、部品の動きを阻害したり、振動を起こして迷惑なモノ」ぐらいです。
スムースドライブシステムは、小林さんがさんざんトライ&エラーを繰り返し、効果が確認されたものだけがアナウンスされています。
エラーの事例を伺うと、良い効果より信じられない事が起きています。
スムースドライブシステムの不思議なところは、文章中では「良くなった・性能が上がった」みたいな表現をしていますが、感覚的には「人間の五感に寄り添ってきてくれる」「車がやさしくなってくれる」ような感覚です。
全く知らない人が運転すれば、あまりにもクセがなさすぎるので「新型の車ってイイネ」で終わりですが、同車種と比較すると別物です。
それと、微振動がなくなるということは、各部品やボディの耐久性も上がってくると考えられるので、そういう面からもオススメです。
最後に、忘れてはならないのがコスト面です。
自分のNDはNGCさんから発売されているセットに加え、今回の物も含めて追加施工をしていますが、トータルでローダウンスプリング+αぐらいです。
食わず嫌いは損です。
現状より悪化するということは、まずありません。
ぜひ、試してみて下さい。