先週、田んぼへカメラを持ち出して以来、行方不明です。
過去の動画も画像もすべて・・・(´;ω;`)
(そう言えば、今のカメラに新調したのは、
田植えの時期に田んぼの中に落としたせいだ・・・
何年前の話になる?)
***
それはそうと、今日は『
超時空管弦楽』に行ってきます( ´艸`)。
このコンサートをやるのを知って、私は
衝動的にチケットを予約購入してしまいました。
そう、よりによって
稲刈りシーズン真っ盛りであることを忘れて・・・
9月に入り、稲の生育が早いから1週間ほど(稲刈りが)早まりそうだなんて
噂がチラホラと流れはじめ・・・
果たしてコンサートにいけるのか、正直言って心配してました。
しかしながら、自然とはそう人間が考えるようなことはありません。
時期のものは時期にできるようになっている・・・それが青春だ!(成(る)旬( ´艸`))
* * *
その一方で、勤務がハードスケジュールでした。
11(月) 早番 12(火) リーダー
13(水) 夜勤入り 14(木) 明け
15(金) 夜勤入り 16(土) 明け
17(日)・・・コンサート当日
夜勤の翌日は通常休みになるのがいつもなのですが、
今週(今月)の勤務に限っては入職してよりこの6年、
初の連続夜勤です。
夜勤は体力が異常に消耗したりと結構肉体・精神的な疲労感を覚えます。
でも
必ず休みが入るので、気力・体力を取り戻すようなリズムでした。
ですから、二日目の夜勤は、はたして仕事になるのか、正直やってみなくちゃ
分からない状況でした。
そこへ、週末の台風直撃の話。
稲刈りも同時進行でやるより他はありません。
兄は週末しか休暇とれないので、平日動けるのは実質私だけ。
弟は機械操作が全くダメなので力仕事のみの補助。
たまたま、弟が14日休みと知り、弟の承諾を得ずに「カラウス」の実施を決めました。
14日夜勤の明けから、帰宅するなり着替えて「カラウス」の作業を早々に開始。
1時間でも早く終われば、田んぼに行って稲刈りをしようって算段。
精神的、時間的な余裕が無い中、突然計量器の機械が止まった。
異常停止である。
しかし、籾摺り機は高速でコメを排出している。
あっという間に、コメが溢れ出て来て、籾摺り機が詰まりだし異常音を立てて始めた。
ヤバイ! 緊急停止だ! OH! NOoo~
私は、コメの袋を閉めている弟に、『何を見てたんだ!』と叱責した。
しかし、弟は『俺はこっちのことやってて、何もみてないわ!』と答える。
早くこの作業を終え(稲刈りに行き)たいという気持ちが強った私は、
弟のその言動に逆上してしまった。
それからは、10分ほど罵り合いになった。
私は弟の無頓着さに怒りを露わにし、
弟は弟で自分の休暇を勝手に(農作業・私に)取られたことを
そして、私が自分の怒り・不満を単に八当たっているだけだと主張した。
弟の言い分は十分理解できたが、
機械の異常に気が付けないことが問題とする私と
『それは俺には関係ない』と言い放つ弟。 全く意見が噛み合わない
母親が、二人の怒りを収めることをできる筈も無かった。
で、バトルが小康状態になった時、やっと農機具屋がやって来た。
(祖父の時代から、お世話になっている社長さんなので、
我が家の事情は
良く知っている( ´艸`))
『何、また(喧嘩+故障)やった?』 えへ((n*´ω`*n)
私は怒りを抑え冷静に、「多分どこかのブレーカーが落ちた」と機械の異常個所を報告した。
しかし、今回の異常停止は、過去に無いパターンであるため対応が全くとれない。
まして、見えない電気のことである・・・。
結局、第三者(農機具屋さん)を交えて、機械の異常停止は復旧された。
ブレーカーは、なんと私の部屋の中にあったのだ・・・( ´艸`)
(49年生きていたって、そんなこと知る由もない・・・この家はもっと古いのだ)
「カラウス」が終わると、弟は不貞腐れて、どっかへ行ってしまった。
私は、軽トラとコンバインを一人で田んぼに運び、一人で稲刈りすること4時間あまり・・・
目標の量に達したので、明日の為にコンバインを田んぼに置き、
軽トラを運転して家に戻り、モミを乾燥機に投入した。
作業が終わったのは18時40分。
辺りはすっかり暗くなっていたが、意外にも眠くは無かった。
翌朝、職場の女子からモーニングメール。 仕事の不備を指摘された内容だった。
カチンと来たが、まずは事情を説明して謝罪メールを返した。
(他人には謝れるが、身内には素直に謝ることはできない・・・
家族だからこそ、
生の感情をさらけ出してしまう)
夜勤の前に、できるだけ残りの稲を刈ってしまおう!
そんな思いと裏腹に、朝の私の行動ときたら
燃料を買いに行ったたら、給油ポンプを忘れ家に戻り、
田んぼに着いたら、コンバインのキーを忘れ、再び家に戻り~のと
30分ほど時間を無駄にした。
今日刈る田んぼ2枚は、我が家の田んぼの
鬼門。
いわゆる「
ずるっ田」といって、沼のようにいつまでに水が履けず、人の足が沈んでしまう程。
田植えの時期は、なんと膝上まで沈みこむ。(その深さは50cm近くなる)
母がサポート役で、周囲を手狩りするも、機械のほどではない。
時計と空模様とお腹の空腹を気にしながら、標準パターンが使えない刈り方で
コンバインを運転した。 通常なら一筆書きで田んぼをぐるぐると周回して刈るのだが、
ここの田んぼは特に地面が柔らかすぎて、キャタピラでも旋回ができないのである。
田んぼの半分は、1方向から攻めて、またバックするという効率の悪い運転をした。
バックしている間エンジン回転は作業域なので、燃料を半分無駄にしているのと同じなのだ。
そうこうしていると、母の知り合いが(何故か)手伝いに来た。
母は左手が不自由なので、健常者の手伝いを得て、手狩りの作業は一気に進んだ。
とはいえ、「ズルッ田」に足を取られて応援に来た叔母さんも四苦八苦されていた。
とはいえ、手を休めて声をかける時間は今の私には無い。
何せ今日も、これから夜勤に行かねばならないのだ。
出来れば、1時には上がって風呂に入り、飯を食って1時間くらいは仮眠をとりたい。
しかし、応援が来たことで事情が変わった。 終わりが見えきたのだ。
それは、私が自分の予定を変更さえすれば・・・最悪3時まで稲刈りすれば、
目標の「ひとめぼれ」(コメの銘柄)を終了する可能性が出て来た。
2枚目の田んぼに入り、いよいよ佳境に入った。
この田んぼは、先ほどの田んぼよりも始末に悪い。 トラクターさえ飲み込まれてしまう。
乾燥した冬場の地ならしですら、トラクターが亀の子になってしまうほど沈み込む。
田植え機も、
毎年ドツボにハマる・・・田んぼ。
12時を回った。
もし、コンバインもハマるとその場で断念・放棄しなくてはならないのだ。
時間が無い。
面積で残すところ、約半分ってところまで来て、それはやって来た。
水路際を刈っていると、右にゆっくりと傾き沈みこみ始めた。
ヤバイヤバイ、真直ぐ進まない。 水路の壁にキャタピラが当たる。
沈む!コンバインが沈む!
私は咄嗟にコンバインから降り『
駄目だ!駄目だ!』と大声を叫びながら
とにかく、コンバインをこの窮地から脱出することだけに専念した。
『
あーっ!』 無我夢中でコントローラーを操作しつつ、コンバインを押した。
どうにか、固い処に辿り着き・・・難儀を回避した。
振り返るとやはり50cmぐらいは沈みこんでいた。
(こんなところで沈み込むとは、危険エリアが広がっている・・・)
かくして1時30分、田んぼでの作業は終わった。
後は、モミを乾燥機に投入してコンバインを持って帰る。
週末は確実に雨になるので家に持って帰るのである。
家に着き、着替えをして風呂に入ったのは2時40分。
飯を食べて3時30分まで仮眠。
そして、夜勤の為 3時40分に家を出た。
4時30分 夜勤の開始
今宵のパートナーの看護婦さんは
初夜勤なので指導が付いて2名体制。
ちょっとは楽ができるかと思ったが、「手伝うと一人の時の大変さが判らなくなる」
との理由から、普通に大変な一日であった。
明けは、気持を開放して、第三土曜日のトイザらスへ寄って来た。
行きつけのカフェに寄り甘い物(ココアと和栗のタルト)を食べた。
帰宅は12時を少し回ったか・・・。 母の強い要望にて再びカラウス作業。
「ひとめぼれ」を袋詰めして完全に終わりにしてしまうのだ。
カラウス作業は、終始スムースでトラブル無く終了した。
兄の手伝いを得て、清掃・片付けと全作業が終了したのは3時30分。
私は、ひと風呂浴びてから、神奈川県にある某アメリカン雑貨に出かけた。
流石に、眠気が襲ってきた。
高速道路では・・・記憶が何回かとんだ。
17年の我が家のコメの生産高
「ヒトメボレ」 63袋*30kgなり
まだ、コシヒカリがほぼ同面積残ってます。
一部はもう倒れていて・・・、この台風の影響で倒伏しないと良いけれど・・・
まだまだ、終わらない・・・稲刈り
そして、私に無視を決め込んでいる弟・・・
今日のコンサート楽しんで来よう! やることはやった!
* 最後まで目を通して下さってありがとうございます *
今夜は都内に泊まってきます(←洒落じゃないよ♪( ´艸`))