今回の給油では、新記録を狙っての運転をずっと継続していたんです。
リザーブまで、走行距離も600kmを超えてました。
メーター上の平均燃費表示は、
実に圧巻の
25.4Kmを指していたんです。
(過去の記録から、メーターの平均燃費表示は、そう大きく差が出ないことが判ってました)
なので、今回の給油に関して、
絶対イケル! 新記録更新だ!!
・・・と強い確信を抱いておりました。
しかし・・・歴代2位の24.2km、5月9日の記録24.3kmと・・・あと一歩及ばず・・・
う~ん、残念無念
皆さんに、聞いてほしい(笑)
この記録を作るのに、どれだけ日々、努力してきたか・・・
この連日の猛暑・・・、皆さんは、気にしないでエアコンガンガンかけてるでしょ?
そんな中、私は孤軍奮闘、窓を全開にして、扇子で扇いで・・・
燃費向上のために日々格闘してました。
(気温は高くても、風は心地良いんですよ~)
飛ばしたい気持ちを抑えて、常にアクセルワークに気を配り
メーターの、タコメータの針の表示と速度計、走行燃費モードの数字を
常に目をやり、周囲の車の車の流れ、道路の傾斜を意識して
下りの基本は、アクセルオフ。
周囲の流れを乱さず平均速度が維持できていれば、それ以上はアクセルを踏まない。
上りは、タコメーターと燃費モードの数値をにらみながら、アクセルワークを
微妙に踏む・緩める調整して・・・、
また40kmの走行表示のある道路では、燃費モードは30kmを超えるのですが、
気持ちも穏やかに走れるのですが、50km道路は、20km前後と一気に下がります。
おまけに、実際の流れは走行表示+10km前後というのが、相場で・・・
まじめに50kmで走っていると、直ぐに後ろに付かれ・・・
いわゆる「アオリ行為」に近い品の良くない行為をされる方がちらほら・・・
(こっちは、エコドライブ中なんだよ~)
また、富士スピードウェイでイベントが開催される日なぞは
都心をはじめ、地方からのお客さんが多くいらっしゃられる訳です。
(私が職場に向かう道と、ほぼ一緒なのですが・・・)
しかし、まぁ、あと2~3Kmで着くというのに、交差点手前での無茶な割込みや、
加速性能を見せつけられる一般車両さんたち・・・。
(もっと、エコドライブしませんか~?)
2車線あれば、即譲ります。 また、渋滞の先頭にならないよう、周囲の流れに
合わせつつも、常に走行燃費モードをチェックして、なるべく20kmを維持するよう
務めてました。
この600kmを走った中には、ちょっとした冒険心をだして・・・
とあるハイキングコースにもなっている山頂に行ってきたんですね・・・
まぁ、傾斜がきついんですよ。 距離が短いわりに・・・
で、普通ならLレンジで走行する訳ですが、なんと燃費モードは4~6km/Lなんです。
とても、そんな燃費では走る訳には行きません。
通常のDレンジで走行すると、なんとか7kmを超えるので、上りはずっとDレンジで
上がりました。
下りはというと・・・これがまたLレンジすると、15kmと低レベル・・・、
おまけにタコメーターは、3000回転と一定を決め込み・・・これまた、
低燃費走行とは相反します。
よって、下りもDレンジで降りることになります。・・・燃費モードは余裕の50km越え
(50km以上は表示されませんが)
しかし、Dレンジで下り坂を走ると、実はどんどん加速するですね・・・怖いです。
よって、速度計が30kmを超える前に、ブレーキをかけるのですが・・・
いかんせん、斜度がきつい。 すぐにまたブレーキを掛ける必要がある。
これはまずい・・・ブレーキがオーバーヒートして効かなくなる可能性があるぞ・・・
多少の直線では、我慢して50kmまで速度を出し、短いブレーキで速度を・・・
なんてことをしながら、気分はさながらWRCのドライバーでした。
なにせ、軽自動車ですら歩行者を避けきれないほどの一車線で、
下はガードレールの無い谷間、横は岩盤が切り立っている・・・
きついカーブでは、何度かサイドミラーがぶつかるんじゃないかと思ったほど。
往復15km程度の山道でしたが、とってもスリリングでした。
(そんな山道の山の中なのに、集落があって・・・びっくりした)
まぁ、ワゴンRの低速トルクの図太さを実感いたしました。
(ならば、Lレンジはいつ使えば良いのだ?)
*** *** ***
そんなこんなで、実現させた24.2km/Lでした。
5月9日との差は、いったい何だったのだろう・・・
おそらく、エアコンの使用・不使用も大きいと思います。
5月では、エアコンはまず使用してなかったに違いないから・・・
後は、山道を走ったこと結果的には、間違った選択だったかな・・・
このワゴンRでは、高速道路の走行では、返って燃費が下がります。
高速道路の100km速度を維持しよう走行すると、
ずっと加速(アクセルON)しなくてはならず、むしろ燃費は下がります。
80kmでキープすると、これがまた燃費は大幅に上がります。
よって、まとめ。
ワゴンR で低燃費を実現させるには、「慌てず、焦らず、ゆっくりと」が基本になります。
スケジュールの時間的な余裕と精神的な余裕がないと、まず難しいです。
私も何度、アクセルを目いっぱい踏み込んでやろうか・・・と
思ったこともありました。 それでもです・・・。
(寝坊して、遅刻しそうになった時も・・・エコドライブしてました)
がんばったよね・・・。
2位でも良いじゃないか・・・。