予告通り、公開初日の初回上映にて見てきました!
ズバリ、
全国民が見るべき 新たなるゴジラでは無いでしょうか!
その意味で「シン」は、新であり、真であり、意味深なのでありました。
見れば、その訳が分ります。
例によって、ネタバレの嫌な方は、読まない方がよろしいかと存じます。
さて、私の大好きなIMAXで、見てきたわけですが・・・
ショック!残念ながら3Dではありませんでした。
というか、私自身が勝手に3D上映だとばかり思い込んでおりました。(><)
出鼻をくじかれ、いざ劇場に入ります。
平日の初回上映とあってか、思っていたより入場数は少なめで、
予想通り観客の平均年齢は高めでした(^^)
私は、いつもの特等席を指定。
上映開始の時間・・・。
<俳優さんたちのこと>
私は、あまりというか、ほとんど日本の俳優を知りません。
名前と顔が一致している俳優は、たぶん10人居るかいないか・・・
ってぐらい疎いんです。
ですから、知らない俳優さんが出ていることが新鮮でした(笑)
あと、過去の昭和・平成ゴジラでお目にかかった何人かの俳優さん・・・
(何せ名前と顔が一致しませんので・・・><)
なんかも出ていて、おおぉ・・・
ヒロイン・・・
日本に英語を流暢に話せるこんな女優いたっけ?
なかなかの別嬪さんやないの~
・・・最後のテロップを見て、名前は聞いたことがあった・・・けど、
そんな人(女優さん)だったけ?
・・・というぐらいに疎い私でありました。
まぁ、主演してる俳優さんによって、受ける感覚って人それぞれだと思いますが、
私は、全く疎いので、違和感なく楽しめました。
<作風に関して>
総監督の庵野秀明さんは、かの「エバ」こと『新世紀エバンンゲリオン』、
『ふしぎの海のナディア』『トップをねらえ!』でその世界観を十分に堪能させて
頂いております故・・・
映像と音に関しては・・・エバファンならば、さぞやグッと来るものがございやしょう・・・。
私自身、そこまでのファンではありませんが、
おぉぉぉぉ~と思わず、拍手を送りたくなるシーンが沢山ありました。
<ゴジラの造形に関して>
上映前より全身像が公開され、過去のゴジラとの比較対象されてましたが・・・
何故、あんなに怖い顔をしているのか・・・、何故あんなにしっぽがでかいのか・・・
という疑問がありましたが・・・
映画を見たら、そんな(些細)事どうでもいい・・・って感じました。
まぁそれだけ、自分がその世界観に浸れたってことなんですよ。
つまり・・・、映画という作られた架空世界の中にあって、
脅威の対象になっている物(ゴジラのこと)、その存在に対して、
怖い顔だの、しっぽが長いって言うのは・・・
映画を見てるっていう客観的な視点でしかないの・・・ねぇ~。
<特撮・映像・絵について>
けれど・・・たしかに「敢えて(CG使わず)特撮やってます」的な映像を見せて
やっぱ、特撮だよね~と軽くいなしつつも、その情報量の多さといったら・・・
そこはそれ、特撮ファンでなくても、グッと来るものがあります。
もちろん、CGも多様されているとは思いますが、
正直どこにどう使われてるかなんて分りません。
日本の特撮技術も随分とここへ来て上がりました。
2012年 庵野秀明さんが、館長を務めた
『特撮博物館』に足を運ばれた方なら、
今回の「シン・ゴジラ」は、その延長線上にあることは明確ですよね・・・。
私自身、この展示を見た後、特撮をDVDで見直しました。
昭和の特撮を・・・そして、ゴジラシリーズを
それまでの私は、
特撮といえば、唯一「平成ガメラ3部作」の1と2が好きでしたが・・・
その特技監督が、樋口真嗣さんとくれば・・・
もう、最強・無敵です・・・ゴジラ級です。
(なぜ、かのGTRが、かつてゴジラと呼ばれたのか・・・今、分りました(笑))
とにかく、劇場に足を運んで見てください。
百聞は、一見にしかず。
但し、地域や環境により、感情を大いに逆なでされる方もいるかと思います。
そういう心理を思い起こさせるショッキングな映像も、正直多々あります。
しかし、この「シン・ゴジラ」の真の奥なるメッセージを、捉えて欲しい。
これは、今の日本に送る応援歌・・・応援映画
<セリフ>
唯一耳に残ったセリフ 「戦後は続くよ何時までも」(線路は続くよ♪どこまでも~)
<感想>
映画の中の日本政府は、リアルな安倍政権とどのくらい違うのか?
今の安倍政権で、ゴジラが来たら、映画のようにやってくれるの?って期待しちゃうよ。
『ゴジラですか・・・あれはさぁ、映画でしょう?現実はそんなに甘くないよ・・・』
なんて総理の口からそんなセリフが出たら、
皆さん、即時解散要求出しましょう!・・・な~んてね。
主人公のモデルなった人いるんでしょ?居ないの?えっ理想像?
頼むよ~。
この映画をきっかけに、「僕も私もこういうかっこいい政治家になるんだ」
って子供が出てくると良いですね。 ・・・・あぁそうか!
(それが、本当の狙いか・・・庵野監督ナイス!!)
逆に、トラウマになってしまう子も出てくるかな~
これは、ある種の賭けですね。 子供と一緒に劇場に足を運ぶか否か・・・
最後に、『終』のテロップが出たとき、私は拍手を送りたい気分でした。
しかし、何故かちょっと躊躇してしまうような余韻があったんです。
なんか、少しだけしんみりするような・・・
スカッとさわやかコカ・コーラという感じでは、終わらなかった・・・。
もう一遍見よっと。
では、次回の作品でお会いしましょう・・・。
次回の作品は・・・「ジャングル・ブック」「ミュータントタートルズ」「ゴーストバスターズ」
のいずれか?はたまた違う作品になるか?
乞う!ご期待!!