義父のパソコンの修埋と改造
投稿日 : 2021年12月17日
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義父のパソコン(ゲートウェイSX2370-F44D、APU:A6-3620)が起動しなくなり、修理のついでに改造してみました。
かみさんからは、もう新しいのを買ってやってとの声が・・・
修理
症状は電源ボタンを押しても、全く反応がなく通電しない状態です。
1.電源系の故障にありがちな症状なので、正常なATX電源から給電してみます。
起動しません。
2.マザーの各コンデンサなどを眺めて、異常がないかチェックします。
特に外観で異常な部品はありません。
3.C一MOSクリアやHDD、DVDドライブを外しても起動しません。
4.これはマザーボードの交換かなと思っていたところ、たまたま電源スイッチを強く押した時に起動しました。
テスターで電源スイッチ廻りをチェックすると、スイッチの接触不良とスイッチヘの配線が断線していることが判りました。
電源スイッチは小型のスイッチとLEDが一体となったものです。
そこで、別途電源スイッチを追加し、配線し直すことで修理しました。
写真:スイッチ取り付け後 (本体上面の銀色の飾りの付いた丸ボタンスイッチ)
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修理が終わりましたが、ちょっと改造
これまで、メモリ2GB×2枚から4GB×2枚を追加して合計12GB+HDD500GBからSSD480GBへ変更して使用してきました。
今回APUを交換してみます。
A6-3620(4コア2.2GHz定格)からA8-3870K(4コア3.0GHz)へ交換します。
BIOSのUPがマニュアルどおりしてもうまく行かず、古いまま(P01-A3-V1.1.0.2 2011.11.21)の状態での交換です。
A8-3870KはBIOSの日付より後に発売さていますが、うまくいくでしょうか?
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CPUを交換し、スイッチON!
画面真つ黒で正常に起動しません。汗汗
そこで、DVDドライブ下にあるボタン電池を抜いてC一MOSクリアしてみます。
再度スイッチON!
無事起動しました。BIOSを設定し直して完了です。ホッ
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追加改造
220W電源と非力で、消費電力が増加するため、APUへの給電線12Vの途中
に追加コンデンサをかませます。
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APUからの熱風が循環しないように、APUファンの吸気部にスポンジを貼り付け、外気を吸いやすくします。
約30分間、APUの4コア全速運転してみてOKでした。
普段使いではイライラせずに使用できるPCになりました。
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