リチウムイオン電池電源 DCパワーアンプ その1
投稿日 : 2023年02月25日
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リチウムイオン電池パック(±11V、+7V)電源用に再調整したDCパワーアンプを製作します。
2022.6.26にUPしましたアンプの動作電流を潤沢に流して音質向上を目的としました。
参考URL
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649267/car/2217963/5052057/photo.aspx
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差動アンプ2段目の2SJ76は絶版で高価となったため、2SJ103へ変更しています。
また、初段・2段目の動作電流を約1mAから約2mA~3mAへ増加させています。
初段:差動アンプ2SK246BL+定電流2SC2240GR
2段目:差動アンプ2SJ103BL
ドライバー:2SK4150
終段:2SK2412(+2SK4150のダーリントンモジュール)
ここで部品の取付ミスをやらかしています。
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裏面
半田付けがヘタです。
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リチウムイオン電池パックに接続し、仮調整1をします。
終段ドライバの上下ゲート電圧を2.5V程度に仮調整しておきます。
また、ゲート駆動電圧が4V以上出るかも確認しておきます。
無事調整できました。
ここで、OSコンデンサの差し間違いに気が付きましたが、ショートモードで壊れなかったのはラッキーでした。(基板左下のコンデンサ)
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終段:2SK2412(+2SK4150のダーリントンモジュール)を基板に接続して仮調整2をします。
ドライブ抵抗を220Ωから150Ωへ変更しました。
無事アイドリング電流Id=150mA
SPオフセット電圧V0=0Vに調整できました。
アイドリング電流が安定し、ふらつきがとても少ないです。
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もう片側のアンプも同様に調整できました。
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100KHz方形波
少しオーバーシュートが出ていましたので、NFBの5.1KΩに47pFをパラったところ、写真の様に収まりました。
赤線:入力信号 1V/div
黄線:アンプ出力 5V/div
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10KHzサイン波
出力はP-Pで約±11V出ていますので約7Wです。
次はケーシングです。
つづく
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