手に平を太陽に透かしてみても、緑色には見えない。
だからと言って、真っ赤に流れる僕の血潮も見えない。
血管が緑っぽく見えないことはないけど、たぶん葉緑体は含まれてないと思う。
しかし、日の光を浴びると、精気が湧き上がるような気がするのはどういうことだろう。
まるで光合成でもしているかのように。
まあ、ただの気分屋ということかな。
カフェの駐車場は見渡す限りS2000(と1台の軽自動車。笑)で埋め尽くされている。
太陽のような赤、雲のような白、雪のような銀。
同じS2000でもみんな違う。
雲に同じ形がないように。
「ここはカフェでカフェとはカフェを飲む場所である」
ということを忘れてしまうほど撮ることに夢中になってしまう。
複数の車体をひとつのフレームに収めるのが難しい。
でも、とても楽しい。
この日までに幾度となく見ていた週間天気予報は、陰鬱な水色の傘マークが張り付いていた。それが突然前日にマーガレットのように朗らかな赤色の晴れマークに変わる。
雲はまだ遠く、単調な青い空になってしまうことを気遣って、飾りを添えてくれているようにさえ思える。
この青空がずっと続く、そうみんな思っていた。(よね?笑)
集ったすべての車が屋根を開け放ち、落ち葉が舞う初冬の山道を駆ける。
駆け抜けて、
目的地に着くころには、すべての車の屋根が閉まっている。
雨
「まるで耐水性能試験のようだ」と誰かが言う。
まさに。
そう、豪雨。
でも、もしかしたら雲の気遣いはまだ続いていたのかもしれない。
「これも仕事だから降らせないわけにはいかないけど...」といった感じで。
なぜなら、写真を撮るために停まった場所で、傘をさす必要は一度としてなかったから。
まあ、多少濡れることはあったけど。
そもそも傘なんて持ってきてないし。笑
いくら心優し雲でも、太陽を再登場させるほど寛大じゃない。
でも、気分はわるくない、ぜんぜん。
曇りでも雨でもなく、この日に感じた空はこういう色だった。
でも、感じたままには写らないので、ちょっと別の空にご協力を頂きました。
topとこちらの写真。意外なことに、秋に撮った洲本の空がよく似合います。
(無加工主義の人ごめんなさい。汗)
撮ったままの空、つまり無加工の写真は
フォトアルバム「第二回 ドキ撮影」にupしております。
よかったら比べてみてください♪
アルバムの方に写り込んでいる誰かが分かった方には、ど、どーん!もれなくハワイ往復航空券取扱店へご招待!
そんなわけで、文末にしてようやくタイトルと文章のノリが合いましたとさっ。
こんなネーミングにしちゃうから、まったく。
そういえば今回もポロリもあったなぁ(遠い目)
いつも&初めて遊んで下さった皆さん、ありがとうございました!
新年もよろしくお願い致します(^O^)/
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Posted at
2016/12/29 00:30:04