フロント・フォークのオーバー・ホール（備忘録）その2

台風7号は通過し、天候が落ち着いてきたので、整備日和なのですが、午前中は嫁さんの方のお墓参りに行っておりました。
墓参りから帰ってきて、昼飯食べて、休憩（昼寝）してから整備の続き再開です。

その1で、フロント・フォーク単品にしてあるので、今日はフロント・フォークをばらします。
車体から外す前に、フォーク・トップ・キャップは弛めてあるので、スプリングの反発力で中身が飛び出さないように、押さえながら外します。
インナー・チューブから、フォーク・スペーサ、ワッシャ、スプリングを取り出し、逆さまにしてフォーク・オイルを廃油受けに吸い込ませます。
暫く放置して、オイルが垂れなくなったら、

シリンダ・ユニットを外す為に購入した、スピンドル・ツール22×24と、

ヘックス・ソケット8ロングの登場です。

エクステンションの長い物を持ってないので、230と150を連結して使用します。
正しい使い方ではありません。
が、昔、仕事用に揃えたスタビレーのエクステンションなので、頑張ってもらいます。
フォーク・ボトム・アレン・ボルトには、ネジロック剤が使われているので、ちょっと堅いですが、ヘックス・ソケット8ロング側にTハンドルを付け、足でTハンドルを押さえ付けながら気合いで弛めます。

フォーク・ボトム・アレン・ボルトが外れると、シリンダ・ユニットも外れ、短いスプリングも出てきます。
ダスト・シール、スナップ・リングをマイナス・ドライバーを使って外します。
オイル・シールはそのままで、インナー・チューブとアウター・チューブを持って、何度もストロークさせながらガンガン伸ばして引っ張ると、アウター・チューブからインナー・チューブが外れます。
アウター・チューブの中から、シリンダ・ベースを取り出し、インナー・チューブから、オイル・シール、ワッシャ、ガイド・ブッシュを外します。

一通りバラせたし、追加発注したインナー・チューブがまだ届いてないので、本日はこれまで。
（その3へ続く）