2009年08月10日
8月9日に行われた、Car View主催のボルボXC60の先行試乗会。
いろいろ動画、フォトギャラなどアップしてありますのでよろしかったらそちらもどうぞ。
さて肝心試乗の印象を個人的独自価値観で記載してみます。
この後、各ジャーナリストさんなどの試乗記、雑誌などにも掲載されるハズですので、あくまでも個人での意見という事で。
【外観、デザイン】
ボルボの意地を見せたというかいままでより一皮(いやそれ以上)剥けた感じで個人的には、非常に好印象。
それは、写真でみてもそうでしたが、実車を前にするとさらに良い印象。
特に、テールランプに象徴される優美で洗練された感じがとても気に入りました。
夜なんか、ランプが点くとさらにGood!
フロントは、最近のプレミアムSUVに引けを取らない押しと、それらの中でも洗練された印象。
ドイツ車の様な機械的なイメージでは無く、なにか温かみがある?そんな感じです。
欲を言えば、もう少し大きいホイールとちょい車高を落とせばほぼ完成の域にあるとおもいます。
Rデザインとかいうのがすでに発表されていました。
【内装】
今回の試乗車は、コテコテの広報車でフルオプションでしたので素がどんなものかは?ですが、パッと見はまずシートのデザイン。
まさに北欧家具のイメージで色使いのモダンなろはさすが!です。
このツートンを選択するのもいいかもですね、ちょっと勇気がいると思います。
ブラウン系の色とコーディネイトしたらどうでしょうか?
ついでに、シートは革が標準で前席はフルパワーシート(運転席はメモリー付き)
ちょっと薄ぺっらな感じに見えますが、日本人の体格でも大きすぎず、小さすぎずで自分にはちょうどいい感じでした。 (ちなみに自分168cm、68キロ)
座った印象も、腰がありトヨタ/レクサスなどのフニャフニャのソファーとは違う印象。
長距離を乗っていないので、なんとも言えませんがこれならいいでしょうね、たぶん。
あと、バックレストの高さも十分あり(相当高い位置まである)、しっかり体を支持してくれるシートでした。
後席は、このサイズとしては、普段点よりちょい上、リクライニング?出来るのかな?
後席のバックレストの高さがあり、一瞬圧迫感がありますが座るとしっくりくると思います。
メーターは、オーソドックスな2眼で外周指針、センターにマルチインフォが入る今流行りのデザイン。
もう少し、シルバーなどで加飾してあってもいい感じだと思います。
電動パーキングも標準で、センターコンソールもスッキリ!
センターのパネルはボルボ独自のデザインで、なかなかセンスはいいですね。
エアコンも操作しやすそう。
ナビもHDDのタイプが標準で、リヤカメラ、サイドカメラも装備。
ナビは、遠隔操作ではなく画面は綺麗にインストールされていますが中身はアルパインのポン付け。
ナビの操作は、なんと今時ワイヤレスリモコンでのみ可能なようです。
試乗会時にその話題はなかったのですが、おそらくそうでしょう。
画面は、枠が大きいにもかかわらず6.5インチと5年前の国産並みのサイズ。
地デジも付いているみたいですが、カタログには記載無し?もしかしたらオプションかも?
フロントにアンテナが貼り付けてあったので、標準ではないでしょうか?
ちなみに、試乗車にはETCも付いていました。
この辺は、ボルボの日本への本気度が露呈した感じでちょっと残念。
これなら、ナビはレスオプションがいいですね。
【走り、スタビリティー】
以前試乗で乗ったV50 パワーシフトから勝手に想像していましたが、予想に反してこの直6、横置きは相当ポテンシャル高いです。
FFベースAWDシステムも今回のサーキットでの試乗、しかも雨にも関わらず不足どころか、十分な性能を発揮していました。
ハンドリングも素直で、ドアンダーでは?という予想に反してなんとも素直な手ごたえ。
まるでFR車のようなナチュラルなハンドリングでした?なんでだろう?
重心の低く、鼻が軽い感じでマジ感動しました。
オンザレールとは褒めすぎですがそれにかなり近い印象でした。
タイヤがしっかり地面に捉えている感じです。
ちなみn、タイヤはPIRELLI PZERO ROSSO 235/60-18 このタイヤもいい仕事してました。
WET性能もすこぶる良かったですね、自分ミシュランが個人的に好きですがPIRELLI見直しました。
サスは、特にハードにした仕様では無くまったのノーマルの様でしたが、これまたサーキットのハードな走行にも腰砕けにならず
よく踏ん張ること、こういう挙動を示すとは、自分のボルボに対する先入観を見事に払拭させられた感じでした。
しかも、乗り心地がよく角が無い! 水たまりに入っても不安な挙動無し。
セッティングのうまくいっているようです。
雨天、サーキットでの最悪のコンディションでも全く不安の無いスタビリティーは、あの河口まなぶさんも同乗試乗時に関心しておりました。
エンジンは、さすがに3Lのターボということで十分なポテンシャル。
今は、このエンジンのモノグレード構成ですが、今後の派生増加を期待したいところです。
ポテンシャルはほどほどで、燃費、環境性能に優れたエンジン、ミッションの搭載に期待です。
あと、このターボエンジン、燃費が心配、その気で走ると相当悪そうな予感、実際はどうでしょうか?
【安全性、装備】
一番の売りのシティーセーフティー。
確かにすごい技術だと思いますが、オプションでもいいかなって感じです。
今一ほしいシチュエーションが思いつきません、欧州の様にこれが付いていると保険が安くなるといった利点があれば別ですが。
全てのクルマにこの機能が付いた時に本来の事故防止が日の目を見るんだなと思います。
自分の車だけ停まっても後ろのクルマに追突されてお終い、そんな気がします。
ACC(アダプティブクルーズ)これは今回初めて実走体験しましたが、これはいい!
次買うクルマでオプションだったら是非付けたい装備ですね。
これは、一度使ったら離せない必須アイテムのように感じました。
パワーテールゲート、これは標準じゃなくていいですね。動きが遅くてイライラするかも?
電動パーキング、これは標準で正解。
ナビ、進化の激しいナビオプションで十分です。
革シート、これもレスでいいなあ、シートヒーターはクロスシートでも標準で。
ボルボの革は、すぐにパリパリのひび割れになるのでちょっと心配。
今回のは改良されているんでしょうか?
エンジン、ミッション、もっと選択肢があっていいのではないでしょうか?
最上のモノグレードで勝負は相当厳しいとおもいます。
ボディーカラー、レギュラーカラーは6色、全部で13色あります。
どれもこれって!いう色が無い。
どれかと言われれば、エレクトリックシルバーかな?実車を見ないと何とも言えませんが。
試乗車であったガンメタ(サヴィルグレー?)もいいですね。
【その他】
価格は、営業さんもかなり頑張った!と胸を張っていっていましたが、確かにこの装備でという比較ではそこそこ頑張った感じはします。
しかし、ナビの件、パワーテールゲートまで標準、革シートもレスが無しなどまだまだ価格を下げる余地はありそうです。
エントリーモデルの上記の装備を省いて、500万を切ったりしたらそりゃもう大ブレークするのでは?
いま、消費者は価格に敏感ですから。。。。
あとちょっと不安なのは、信頼性かな?
みんカラを覗かせて頂く限り、みなさんマイナートラブルも多く、しかも出費も相当な額になるみたいです。
新車購入時に、保証がついてきますがもう少し長いタイプないですかね。
BMWのように10年20万キロとか。
それくらいないとボルボはちょっと不安です。
そうそう、日本で売っていくにはあとひとつ!
エコカー減税などに対応していないと相当厳しいのではないでしょうか?
いろいろ事情はあるでしょうが、どうか努力してほしいところです。
AUDI、VWなどは着々と準備を進めているようなの、抜かりなく。
シティーセーフティーであれだけ粘って国土交通省と交渉したのだから、きっと出来ますよ!期待してます。
あの制度自体もどうかと思うところがありますが、いっそのこと欧州フランスの様にCO2排出量で課税、減税をした方が不公平感はすくなくなりますね。
レクサスの500万以上するくまが減税?アルファードのあのガ体でどうみても燃費良くないのに75&減税?何かおかしいと思いますが。
天下りの成果なのでしょうか?
こんな事かいたら、子供店長に叱られる~。
最近いろいろ乗ってみましたが、Audi Q5、X3と比較するとなれば、今のところこのXC60が一歩抜きに出ている気がします。
なにより、デザインが自分の好み。
最後に、この機会を与えてくれまたCarVIEWの方々、ボルボカーズジャパンの方、そしてモータージャーナリストの岡崎 五郎さん、河口 まなぶさん、五味 康隆さん
本当にありがとうございました、良い経験とクルマのうんちくがちょい上がりました。
ジャーナリストの方とこんなに至近距離で会話出来て、しばし至福の時を過ごせました。
河口まなぶさんとはランチで同席して頂き、オフラインならではの貴重なお話が出来ました、ありがとうございました。
帰りは、情報通りで東北道 那須―宇都宮 30km渋滞とあったので、迷わず磐越→常磐→北関東道で帰宅しました。
距離は延びましたが、渋滞も無く8時には帰宅出来ました。
次は、スウェーデンでボルボの真価を試してみたいですね、今から妄想しておきます。
いろいろ、好き勝手書きました、乱筆乱文ご容赦ください。
Posted at 2009/08/10 22:12:21 | |
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Next Car?? | クルマ
2009年08月10日
XC60ネタばっかりですが、もう少し。
試乗会の最後にジャーナリストの方がハンドルを握り、助手席に同乗というのがありました。
みなさん、凄いですね!
ボルボのこういう運転は似合いませんが、攻める気になればそれなりに行けるという証明です。
ちなみにドライんバーは、河口まなぶさん、五味康隆さん
こちらは、五味康隆さん、岡崎五郎さんです
Posted at 2009/08/10 18:17:11 | |
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Next Car?? | 日記
2009年08月10日
午後は、もう勝手にっていう感じで、みなさん全開。
それぞれ、インストラクターとして助手席にジャーナリストの方を乗せて全開です。
ジャーナリストの皆さま、お疲れ様でした。
Posted at 2009/08/10 09:37:56 | |
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Next Car?? | クルマ
2009年08月10日
オプション設定のACCの体感走行編。
そとからじゃ全然わかりませんが、これACCを使って追尾しながら走行中。
ちょっとコースに無理があったか?
雨でも問題無く作動。
国産に比べてクルーズの設定車速範囲も広く、これは使えそうです。
次期愛機には、是非ともつけたい装備です。
まさに、カルガモ走行中。
設定した車間を保ってくれますので、高速道路で真価を発揮する装備です。
Posted at 2009/08/10 09:28:46 | |
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Next Car?? | クルマ
2009年08月10日
この機能を全車標準にしたのは評価したところです。
あまりお世話になってはいけない機能ですが。。。。。
まずは、クリープで走行でお試し。
慣れてきたところで、15キロまで速度を上げて。
15キロくらいだと分かりやすいですね。
実際運転してみるとブレーキを踏まずに障害物に進んでいくのはすごく違和感あり、おもわずブレーキを踏みたくなってしまいます。
Posted at 2009/08/10 09:19:14 | |
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Next Car?? | 日記