ユーミン　青春時代の方へ

７０年代、８０年代、それ以降と、

「若者のカリスマ」、「恋愛の教祖」などと呼ばれ、1980年代はまさに

ユーミンの時代といってもよいのだろうか。

その時代の方々には、色々な思い出が詰まっているだろうと思います。

私は私で、生まれて初めて行ったライブは、ユーミンでした。

「天国のドア」のアルバムが出たあたりのライブ、母親に引っ張られたか、

引っ張ったかで、地元にある仙台市体育館で見ました。


そんなユーミンの曲を並べてみます。

有名な曲もありますが、アルバム曲も含んでいます。

そろそろ、今の若者世代にブレイクしても良いかもしれませんが、

時代背景が分かる歌詞も多く、理解しにくい歌詞もあるかも知れませんね。




♪　カンナ８号線



このライブで、エヴァンゲリオンのテーマ曲・「残酷の～」の歌った高橋洋子さん
が、コーラスで歌っていますよ♪
個人的に、ライブでハマッた１曲でした。　１回聴いて「いい！」と思いました。




次にこの曲。

この曲を初めて聴き、歌詞を見た時に、何とも言えない気分になったことを
憶えています。
ほとんどの曲には「ストーリー」というものが存在していますが、
この「埠頭を渡る風」も、結構深いストーリーになっているようで、

『ゆるいカーブで　あなたに倒れてみたら　何も聞かずに　横顔で笑って』

という歌詞がありますが、自ら彼氏の方に寄りかかるのではなく、
カーブの重力を使って寄り添いに行っている彼女の心境が、この曲に非常に
現れているそうです。

お時間あるなら、解読してみて♪





♪　埠頭を渡る風





　　蒼いとばりが　道の果てに続いてる
　　哀しい夜は　私を隣に乗せて

　　街の明かりは　遠くなびく ほうき星
　　何も言わずに　私のそばにいて

　　埠頭を渡る風を見たのは
　　いつか二人が　ただの友達だった日ね

　　今のあなたは　一人傷つき
　　忘れた景色　探しにここへ来たの

　　もうそれ以上　もうそれ以上
　　やさしくなんて　しなくていいのよ
　　いつでも強がる姿　嘘になる 　　

　　セメント積んだ　倉庫の陰で
　　ひざを抱える　あなたは急に幼い

　　だから短い　キスをあげるよ
　　それは無くした　写真にするみたいに

　　もうそれ以上　もうそれ以上
　　やさしくなんて　しなくていいのよ
　　いつでも強がる姿　好きだから

　　白い吐息が　闇の中へ消えてゆく
　　凍える夜は　私を隣に乗せて

　　ゆるいカーブで　あなたに倒れてみたら
　　何も聞かずに　横顔で笑って

　　蒼いとばりが　道の果てに続いてる
　　哀しい夜は　私を隣に乗せて

　　街の明かりは　遠くなびくほうき星
　　何も言わずに　私のそばにいて





♪　DESTINY



時代を感じる映像ですね♪
有名な曲ですね。　いつもお洒落をして、ばったり出会うのを期待していたのに、
ばったり会った時に限って安いサンダルはいていたという、女心に
ど真ん中の曲だったのでは？
「季節はずれの海岸物語」というドラマのテーマ曲でした。




♪　青春のリグレット



思い切り女性目線の曲ですけどね(^_^;)
「私を許さないで、憎んでも　憶えてて」という歌詞は特に・・。



♪　WANDERERS



バイクが舞台になっています。　
「　君のために替えたタイヤと心は　試せなくなったけど
　　好きさ　初めて思った　少し未来の幸せについて　」
という歌詞が印象的。　松任谷由実さん本人も、この曲を気に入っていたようで、
ライブで頻繁に歌われていた曲。




最後にこの曲。

なんか　「恋愛」というものをすることで、妙にしみじみ聞ける曲。

結構ハマッて聴いていました。

白いセリカという歌詞が出ていますが、当時の女性は、

「セリカってどんな車？」と男性に聞いていただろうなという情景が

思い浮かびます。




♪　よそゆき顔で





（よそゆき顔で）


砂埃の舞う道のわきに　小さなガソリンスタンドがある

松の林と曇った海に　最後の風を吸いに来た

私は明日から変わるんだから　悪ぶってた思い出は捨てる

結婚なんてまだしたくない　けれど今日まで流されて

よそゆき顔ですれ違ったら　いやな奴だと怒ってもいい

よそゆき顔ですれ違ったら　すきなだけ笑って


砂埃の舞うこんな日だから　観音崎の歩道橋に立つ

ドアのへこんだ 白いセリカが　下をくぐってゆかないか

幾人かのカップルで昔　追い越したり抜かれたり走った

今の相手は　かたい仕事と静かな夢を持った人

よそゆき顔ですれ違うなら　二度と会えない方がいいのね

よそゆき顔ですれ違うなら　それまでだった恋


よそゆき顔ですれ違ったら　いやな奴だと怒ってもいい

よそゆき顔ですれ違ったら　すきなだけ笑って