2009年01月15日
バイクの ピンスパイクとスタッドレス、長所と短所♪
足は痛いが、仕事で出先に向かわなければならない社会人の運命(>_<)
本日、仕事帰りに雪っぷり(^^;)
私は、今までの仕事等も関係も含めて、現在でもバイクがないと、
かなり不便な日常生活。
免停にでもなったら、車に乗れない事よりも、バイクが使えなくなる事の方が
恐ろしいです。 ゴールド免許ですけど(^_^)v
バイクの免許の方が先だったので、自動車運転歴よりも、バイクの方が年数だけ
で言えば長いです♪
そんな事もあり、季節を通してバイクに乗るために、冬用のタイヤも必需品で、
スタッドレスを装着できるバイクがどうしても1台は必要なんです。
現在のその役割は、カブ90。 寒さも防げる風防や、リアトランクも装備、
完璧な「とっつぁん仕様の銀行バイク」みたいになってます。
詳しくはフォトギャラリーで♪
そんな状態で雨も炎天下も大雪も、普通に運転しながらバイク生活して
いました♪
現在、3台あるバイクの中で、カブ90にピン・スパイクを装着済み♪
車のピンスパイクは禁止されていますが、バイクは大丈夫。
バイクに乗り始めた時の、初代ライブディオでは、スタッドレスを装着して
いましたが、雪の中ではピンもスタッドレスも滑りません♪
山道の雪だってガンガン登れます。
そのライブディオでは、10センチばかり積もった「新雪」の状態で、
ローカルな「八木山」へ向かう青葉城趾の峠を簡単に登れました。
車は全滅でしたけど。。
バイクにしても、車にしても、雪で怖いのは下りですけどね(^^;)
滑り始めたら止まらない(^^;)
スピードも出したらダメですよ。
さて、四六時中でビジネスや通勤でバイクを乗る方、特に雪が降る土地の
バイク乗りの方なら、そのバイクに「冬タイヤが装着できるか?」という事も
重要になると思います。
雪が降ったら乗らないという方も、もちろんいると思いますが、
行く時は降っていなかったけど、帰りが降って、バイクを置いて歩いたり
電車で帰ったという経験がある方も多いはず。
現在、バイクのピン・スパイクタイヤに限っては、
125以下のスクーターやビジネスバイクのみ装着可能です。
ピン・スパイクは、自動車はもちろん、125以上のバイクは、
一部除外車両を除いて、原則的に道路運送車両法での違反になります。
ピン・スパイクについては、125以下のバイクでも、11月~3月末までの
期間限定という地域も多いです。
ピンがないスタッドレスタイヤは、上記の規制はありません。
ただ、タイヤサイズが問題になります。
タイヤサイズがそれほど多くないですが、一般の原付スクーターや、
スーパーカブ・シリーズ、ジャイロなどの3輪スリーター用は普通にあります。
一部モトクロスバイク用サイズもあったと思います。
50ccのズーマーやエイプ、モンキーなどの、他車は使っていない特殊サイズは
数年前までは存在しなかったと思います。
「ベーシックサイズ」がメインですが、販売店にお問い合わせを♪
雪国ではない地域は目にする事が少ないと思いますが、
仙台では、この時期は普通にバイク屋さんに売っています。
さて、スタッドレスとピンスパイクでは、どちらがいいのか?
車と同様なんですが、 スタッドレスもピンスパイクも、
雪上走行では「差はない」と断言しておきます。
ただ、バンクは出来るだけ避けて運転しないと、あっという間に転びます。
特に原付は、フロントが軽いので、リアよりも前輪が簡単に持って行かれます。
ピンスパイクは、ご想像通り、「雪と凍結路面」に強いです。
そう考えると、冬は雪上だけではなく、凍結路面も多いので、
ピンスパイクに勝るものはないと言えます。
この場面では正直、直線に限って言えば、車よりも制動がかかります。
バンクはダメですけどね。
しかし、このピンスパイクとスタッドレスの長所短所は、
雪がない「ドライ路面とウエット路面で大きく差が出ます。」
通常の夏タイヤと冬タイヤでは、前から見るとすぐ分かりますが、
タイヤ面が丸い夏タイヤと、角張っている冬タイヤの構造になっています。
角張っている冬タイヤは、コーナーを曲がる時などにバイクを傾けると
「正中に戻ろう」という力が働きます。
バイクを立たせる状態、普通に真っ直ぐに走っている状態に戻すような
力が働いてしまい、ハンドリングが夏タイヤと比べるとかなり違和感が出ます。
言い方を変えれば、「バイクを傾けたくないバイク」になってしまいます。
これは、ピンもスタッドレスも同じです。
しかし!ここでスタッドレスにはない、ピンスパイクの最大の弱点があります。
ピンが付いているために、「ウェット路面はもちろん、ドライ路面でも滑る」
と言う事です。 もちろん、コーナーでも滑りやすくなっています。
そのため、明らかに雪がない路面では、
「スタッドレスの方が明らかに走りやすい」という事です。
おそらく、冬タイヤに替えても、地域によっては圧倒的に雪がない状態で
バイクを走らせている事が多いと思います。
そういった地域は、スタッドレスの方が良いと思います。
「万が一の時を考えて冬タイヤに替えている」ライダーにとっては、
ピンスパイクか、スタッドレスかの選択は、圧倒的に「スタッドレス」と言えます。
これまた、予想以上にピンスパイクは、ウエットでは滑ります。
当然、ブレーキ制動距離も、長くなりますので注意して下さい。
まとめれば、
ピンスパイク → 雪と凍結路面に強いが、ドライ・ウェットに弱い。
スタッドレス → 特に凍結は負けるが、ドライ・ウェットはピンより強い。
と言う事になります。
夏タイヤよりは、どちらも走りにくいのは、同じです。
さらに、タイヤのコンパウンドが、自動車のタイヤ同様で柔らかいため、
タイヤが減りやすく、燃費が悪化するという点。
スタッドレスタイヤの方が、ピンより「柔らかいコンパウンド」のため、
ピンより、スタッドレスの方が 「タイヤが減りやすい」ので、覚えておいて下さい。
予想以上に、駆動輪である 「後輪が、しこたま減っていく」状態になります。
ピンについては、夏タイヤよりは減りますが、スタッドレスよりは、持ちが良いです。
燃費悪化に関しては、馬力のないカブや50ccの原付は、
「燃費の悪化より、最高速が落ちる」というデメリットが出ます。
例えば、60キロ出ていたのに、55キロしかでないというパターンが発生
しますので、それは冬タイヤのせいと思ってください。
バイクが調子悪くなった訳ではありません(^^;)
ちなみに、カブやスリーターには「チェーン」も存在します。
万が一、という事だけで言えば、こちらの方が合理的だと思います。
持ち運びが面倒ですけどね・・。
クルマをメインで走らせている方には、
雪の中のバイクは「あぶないなぁ」と思う事もあると思いますけど、
冬タイヤ装着のバイクなら、そう危険ではありません。
テクニック次第とも言えますけど・・。
夏タイヤの状態で、雪国へ突っ込んでくるクルマもありますしね。
4輪でも、夏タイヤで走られてはスケート場で走らせていると同じです。。
このパターンで他車を巻き込んだ場合、
保険の過失割合が、もともと有利な立場だったとしても、
夏タイヤだった事で、圧倒的に不利な立場に逆転する場合が多いですから、
雪道は気をつけましょうね♪
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バイク | 日記
Posted at
2009/01/15 21:08:29
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