テレビ局の縛りって、面倒なのよねぇ。

テレビだけではないですけど、

公共放送としての役目のＮＨＫさんは、特定の会社や商品を出せません。


スポンサー料で食べている放送局ではなく、家庭から徴収している、「税金」のような金で

運営している放送局ですので。




昔、山口百恵さんが現役だった頃、

NHKでは、「プレイバック・パート２」の楽曲歌詞で、「ポルシェ」という部分が

固有の商品名ということで「クルマ」に変えて歌わせていました。



宣伝になってしまうという危惧からですね。


このプレイバックパート２に関しては、色々揉めたようですけど、

「誰のためのテレビ番組だよ」って声も、制作サイドからもあがっていたと聞きます。



そんな事を厳密にやってしまうと、なにも放送できなくなってしまう現状もあります。



しかしながら、ＮＨＫさんは、街中の撮影などで色々な会社が映り混んでしまってますけど、

そういうものは、気にせず放送している現状もあります。


まぁ、その方が自然で変に隠すよりずっといいと思いますけど。



プロジェクトＸなんて、会社がバンバン出ていましたしね。

今は昔よりも縛りはきつくないようですが、

歌は、未だに縛りがきついようです。



矛盾だらけという声が多いのも分かります。



逆に民放局は、以前は気にている気配はありませんでしたが、

スポンサーへの気遣いが、昔よりも厳しくなっているようです。


提供スポンサーと同じジャンルの、他社製品や看板などが画面に映りこんでたりすると

モザイクをかけます。



そういった面で、スポンサーありきで制作しているテレビと違い、

「映画」というのは、制作サイドの意図で、自由に作れる事が多いんですね。

全く縛りがないわけではないですが。



制作サイドでは、このゴタゴタは「日常茶飯事」で、

時に作りたいモノが作れず、表現の自由を制限されてしまうことも多いんですね。


こんなゴタゴタのために、スポンサーの関係で番組が打ち切りになったというパターンは

結構多いんですね。



現在では特に、スポンサー側に気を遣っている形になっているわけですけど、

いずれ、このゴタゴタは表面化する時が来るんじゃないかなぁと思っていますよ（＾＿＾；）




しかし山口百恵さん、当時１９歳。


なんでしょうねぇ、この色っぽさ（＾＿＾；）


すごいなぁ・・。