お久しぶりでございます♪
そして、ひっさびさの「インプレッション」でございます。
先日、ウチのサンバーさんが「サス周りで修理」になったため入院(^_^;)
そして代車で登場したのが
「フォレスター 2.0XS プラチナセレクション」というグレード。
サンバートラックでも来るのかと思いきや、
あまりにもの高級車が来て驚き桃の木です(^_^;)
そして恒例のインプレッションと行きましょう♪
<エクステリア>
毎度の事ながら、外見は「人それぞれの好み」ですね♪
三菱車「アウトランダー」に似てるような気もしますし、
フロント周りに回れば「インプレッサのSUV風か?」という印象です。
全長×全幅×全高(mm) 4560×1780×1675
と言うことですが、2リッタークラスといえど「大きい」ですね。
1.5トン・ギリギリの重量があり、ノン・ターボでは148馬力。
スバルのオールモード4×4を搭載していますが、
1.5トン以下に収めているのはナイス・努力と言うところでしょうか♪
フォグランプ・サイドミラーウインカー・ワイパーデアイサー
ヒーテッドドアミラー・リアフォグなど、
「寒冷地仕様車ですか?」という装備が満載だったのが驚きでした。
ボンネットを開ければ、しっかり「ダンパー付きボンネット」という事も
好感を持てましたね。
HIDライトはもちろんのこと、マフラーも「左右ダブルマフラー」だったり、
「お? お?」という意外な発見が多かったフォレスターです。
<インテリア>
「2.0XS プラチナセレクション」というグレードのためか、
さらに装備が満載でした。
「運転席・助手席パワーシート」「運転・助手席・サイドエアバック」
「シートヒーター」「撥水シート」「キーフリーシステム」
「オートクルーズコントロール」「イルミネーションメーター」などなど・・
あら、すごい高級車の装備たち。
250万近くのクルマではありますが、
ここまで装備があれば大満足と言えるでしょう。
座り心地も良くて、8ウェイパワーシートのおかげで「ベスポジ」も
非常に取りやすかったです。
2段階でスライドする「肘掛け」もあり、
座ってみての違和感は全くありませんでした。
「第一印象」で違和感がなかったクルマは久し振りでしたね。
「居心地」も素晴らしく良いです。
後部座席に関しても、
足下も広く、リトラクタブル式のカップホルダーも装備。
この後部座席カップホルダーは、夜間は青く光り、
こういったニクイ演出も忘れていません。
肘掛けもあり、リクライニングもしっかり装備されています。
ブルーイルミに関しては、様々な場所に演出されていまして、
流行装備の1つでもあります。
「これは快適だわ」 と第一印象。
そして何より「居心地も良い」のが良かったですね。
この「居心地」は、何より難しいんですよね、作り手には。
これで「あーだこーだ」いうドライバー・同乗者は、
今までどんなクルマに乗ってきたの?
とさえ言っても良いクルマに仕上がっています。
「短所」を探してみたのですが、
これと言って指摘する場所は見あたりませんでした。
今まで乗ってきたクルマとのクセで「カップホルダーの位置」や
「灰皿装備がない」などの部分はありますが、
これらは「許容範囲」であることに間違いありません。
キーフリーシステムやプッシュ式エンジンスターターは、
一度使うと止められませんね。 便利です、ハイ♪
ドアノブを触っただけでドアが開くし、エンジンもポチッとな♪で
エンジン始動。
カギを手にしないで済む煩わしさが消えると、
病みつきになりますねー。
「新開発FB20 ボクサーエンジン」の影響もあると思いますが、
「やたら静かな室内」も印象的でした。
アイドリングの時などは、
耳を澄ましても「エンジン付いてる?」の状態で、
微妙にマフラーの音が聞こえているくらいでした。
フォレスターに限ったことではないですが、
今のクルマのアイドリング時は静かですね。
「トヨタみたいな造り方になってきてる」気はします。
「80点方式」じゃないですが、これと言った粗は見つからない分、
飛び抜けた長所もないという言い方も出来るため、
「印象は薄い」感じもするのが正直なところです。
良いクルマなんですが、スバル好きという以外は、
「フォレスターじゃなきゃダメだ!」という一押しは
正直、足らない気がします。
<走り・乗り心地>
約1450㎏の車重に、148馬力。
以前、ハル春は会社で「初代エクストレイル」に4年乗っていましたので、
それと少し比べつつインプレします。
初代エクストレイルは、1350㎏だったため、
パワーウエイトレシオも含めてエクストレイルが上です。
ただ、現行フォレスターと「体感で大幅な差がある」ことはありません。
強いて言うなら、「初代エクストレイルは、アクセル・レスポンスが鋭い」
んですね。
逆にエクストレイルはレスポンスが良すぎて運転に気を遣うという、
神経質に運転する必要が正直ありました。
運転が上手ではない方は、
同乗者に車酔いを誘発させる可能性が高いクルマでもありました。
そう言った面で言えば、
現行フォレスターは「運転がしやすく」「レスポンスもちょうど良い」
という状態です。
人によっては馬力がないと感じる方も多いでしょうが、
それならば260馬力のターボ車の方がよいでしょう。
ただ、個人的にはこれで十分と思います。
それならば「スバル得意のマニュアル車」が用意されていますので、
「オートマより、マニュアルに!」乗りましょう♪
これならば、あまり馬力不足を感じることはないでしょう。
せっかくなら、このタイプでマニュアルが用意されている車種は
ほとんどないので「フォレスター」を選ぶ価値はありますね。
あまりにもスムーズだったので最初は気づかなかったんですが、
「オートマは、すべて4/5速オートマ」で、CVTではないんですね。
マニュアルモード付オートマだったんで、てっきりCVTかと思ったら、
「ん・・・? この微妙に伝わる変速ショックは、なに?」
と気づくハル春。
タコメーターを見ると、回転が変速付近で下がることに気づき、
「おっと! 通常オートマかい!」
と車内で声が出てしまいました。
マニュアルモード付とはいえ、CVTではないため、
10年以上前に様々な車種に搭載されていたものと、
そーんなに変わりありません。
10年前に搭載された「R34スカイライン」のオートマも
そうでしたが「そんなに面白くない・・」が
第一印象です。
ヘタにシフトダウンで動かすと「変速ショックがモロ」にでますので、
多用してしまうと、同乗者は車酔いします。。。
CVT7速くらいあればよいですけど「4速のAT」ですので。。。。
気になる燃費は街乗りで「9キロ~10キロ」といったところでしょう。
燃費計を見る限りですが、
そうそうこのタイプで燃費を稼ぐのは難しいですね。
「初代エクストレイル」より、燃費は少し良いでしょうか。
ハンドリングも好印象でした。
ロールは当然しますが、狙ったラインにトレース出来たので、
予想外の方向に吹っ飛んでいくこともなく、
乱暴に振り回しても安心感がありました。
普通に人に勧められるクルマであることは間違いないですよ♪
<総評>
ハル春は、正直、このタイプのクルマは買わないでしょう(^_^;)
女の子には未だに人気のようですね。
私はスポーツタイプなどの運転が楽しいクルマが好きですので、
SUVタイプは欲しいと思ったことがないんですね。
後輪駆動のジムニーやパジェロ・ジュニアのマニュアル車は
欲しいと思ったことはありますけど。
「無骨感」のあるタイプは好きなんですけどね♪
世代前のフォレスターは好きだったんですけど、
現行になってかなりガッカリしたハル春でしたが、
でも「良いクルマ」でしたねー。
マニュアルもあるので、家族のごり押しがあったのなら、
正直考えちゃう気がします(^^)/
ハル春好みは「多少クセがあっても、個性的な・・」
マニアックさを好んでしまうため、
「現行エクストレイル」や「ジューク」などを
視野に入れてしまう気がします。
現行フォレスターは、良くも悪くも「優等生」なんです。
やっぱりトヨタに近づいてしまうんですかネー(^_^;)