プレオのフォトギャラリー、修正しましたよ♪
昨日のアンビリバボーの企画で、東京の地下の「秘密」をやっていました。
色々な都市伝説がありますからねー東京の地下は。
守秘義務もありますし、色々あるでしょうね。
ところで、私の住む仙台の地下は? といえば・・。
この写真は、昨年の夏、道路フェア2007という国交省の企画?
か分かりませんが、道路の様々な事を見学できるイベントに参加した時に
撮った1枚の写真。
これは、「共同溝」という場所です。
ライフラインである、水道・電気・ガス・通信・下水などを地下に埋め、
「共同」で使う溝。
このトンネルに電気ケーブルやネットの通信ケーブルなど
が入るんですね。 この現状は、まだ何も入ってません。
仙台市内で、特に分かりやすいところでいえば、
地上に「 電柱 」がない場所。 そういう場所の地下には、この共同溝が
あるということになります。
共同溝によっては、下水とガスは入ってなかったりという場所もありますが、
電力だけは全てに入っているようです。
仙台では、長町から河原町を抜け、東二番町、木町、八幡と通っています。
他は街中から、花京院、原ノ町方面の東側へ延びています。
古くから仙台市に住んでいる方ならお気づきになると思いますが、
昭和51年まで走っていた、「仙台市電」のルートと同じなんですね。
西公園方面はまだだと思います。
仙台市電が廃線になった当初、それまで存在していた仙台市電のレールは、
やっつけ?的に、アスファルトで埋めました。
理由は、予算と撤去にかかる期間によるものだと思いますが、
これは私の予想ですが、今回ネタにしている「共同溝」の計画が浮上していた
ためではないかと思います。
共同溝のルートを、市電と同じルートにすれば、どのみち上から開削していく
必要があるので、レールも撤去できて一石二鳥になるからです。
ただ、予想外の事も起きていたのではないかと思います。
昭和51年に仙台市電が廃線、その後レールをアスファルトで埋めました。
仙台共同溝が施工されたのは、昭和59年辺りからですが、
それまでの約8年近くは、アスファルトを掘れば、仙台市電のレールが出てきた
時期ということになります。
この時期に問題が発生していたのが、「スパイクタイヤの粉じん問題」です。
スパイクによってアスファルトが削られ、真っ黒な粉じんを出し、
害になると言う問題です。
札幌の雪祭りで、粉じんが原因で、真っ黒な雪祭り状態になり、有名になった
ことでも知られていますね。
ここで真っ先に、全国で一番早くスパイク禁止条例を出したのが仙台市です。
昭和60年12月に 宮城県スパイクタイヤ対策条例公布し、
昭和61年4月に 宮城県スパイクタイヤ対策条例施行という早業です。
体に害があるという事だけでも大問題だったんですが、
裏にはアスファルトを削られると、仙台市はレールが露出する状態だった事も
早さの原因だったのではと、勝手に予想しています・・。
話を戻しますと、共同溝が入っている道の周辺は、
「 電柱 」がありません。
その道路の下に、「共同溝」が入っているからです。
現状で、仙台には地下鉄南北線が延びていますが、
地下鉄の上に、共同溝が通っているようです。
見学したときに、国交省の人が言っていました。
見学者からの質問で、
「 ○○の方に延びているようですが、どの地域を通って○○へ
向かっているのですか? 」
と。
国交省の人は、
「 それは言えません。 」
と、キッパリ(^^;)
ま、色々な守秘義務はあるでしょうが、
仙台にも、明かされていない、隠しトンネルはあるでしょうかね♪
Posted at 2008/05/30 21:35:36 |
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仙台市 | 日記