混んでるようですなぁ♪ プレス用でプレオープンに行く機会はあったんで
すが、行けませんでした・・、三井アウトレットパーク仙台港♪
あまり大きくないですが、観覧車まで建ってます。
仙台のローカル話になりますけどね、かなーり出遅れていますが、
仙台近郊にようやく大きめのアウトレットが出来ましてね、錦ヶ丘にも
あったんですが、もうしばらくすると泉パークタウンの方にも出来ます。
仙台港に至っては、今回のは第1段階で、第2段階も計画に入っているようです。
あの仙台港背後地の空き地に、もう一丁やるつもりらしいですけど。
客入りに寄るんでしょうかね??
さて、アウトレットもそうですが、仙台港というのはイメージが薄いです。
横浜などの「港町」と比べれば、天と地の差があります。
そこを目指しているンでしょうけどね。
今回のアウトレット、そして宮城県へのトヨタのセントラル自動車進出に
伴って、北米ルートの輸出は仙台港からになりますので、
これから発展しなければならない「場所」が、仙台港です。
しかし、イメージが薄いです。
正確には「仙台塩釜港 仙台港区」といい、
2001年に国際海上輸送網の拠点として特に重要として「特定重要港湾」
と位置づけされている。 東北では仙台塩釜港だけ。
ちなみに、
仙台港は、塩釜にある塩釜港の「外港の一部」として位置づけされて
いた。 そのため、以前は「塩釜港 仙台港区」という名称だった。
塩釜港の方が立場が上だったのだ。
ま、役所の中の話で、市民にどれだけ伝わっているかといえば微妙。
なので、特定重要港湾は「塩釜港区」と「仙台港区」の2カ所で、
エリアを広く、2カ所まとめて「仙台塩釜港」である。
役所の中でである・・。
市民は「仙台新港」という名称の方が馴染みが深いだろう。
建設当時の呼び名である。
地図を見て分かるだろうが、 現在ある長浜海岸を掘り込んで現在の
形が出来上がっている。 「 掘り込み式港湾 」と呼ばれる。
防波堤があるが、あれは港内に波が入り込まないために存在する。
釣りをするためではない・・。
港内に波が入れば、船舶の貨物の積み卸しや、フェリー乗客の乗り降りに
危険を伴うため。 防波堤がないと、港内でも波が強くなる。
仙台港には、新北防波堤や沖防波堤などがある。
船じゃないといけないが・・・・。
デートスポットにも使える「中央公園」。
ちなみに仙台付近で、砂浜以外の場所で海のデートができる場所と言えば、
この中央公園になるだろう。 釣りも楽しめる。
そこから海をを見ると、左に「雷神埠頭」「フェリー埠頭」「中の埠頭」
がある。 右の港外に近い所に「高砂埠頭」「コンテナターミナル」
がある。 ちなみに、この高砂埠頭が水深14メートルで一番深い。
裏を返せば、一番巨大な船舶が停泊できるということだ。
貨物を満載すれば、沈み込んで、船底が海底に擦ってしまうため、
港の中は深い方が良いのだが、人工的に作られている港では人為的に
深くせねばならず、予算との戦いになる。
近年では、サーファーの皆さんが波乗る場所が消えると言われている。
高砂コンテナの裏側。 長浜海岸の近辺。
地図にもある通り、「向洋地区」と言われる場所の計画。
だいぶ前から計画に乗っている場所である。
あれが作られると、砂浜は間違いなく消える。
石巻にある「石巻工業港」が出来た途端に、
近くにあった渡波海水浴場の近辺の、砂浜が一斉に消えた。
溢れたのは、波消しブロックだ。
なぜ知っている? 私の生まれは「石巻 渡波」
ガキの頃、あそこの砂浜で遊びました。 今はない・・。
石巻にしても、仙台港にしても、国・県・市が港をどうしたいかの考えは、
地域活性化と思う。 そうしないと夕張市みたくなるからだ。
仮に「横浜」みたいな街を視野に入れているなら、
たぶん向洋地区は作られると思う。
砂浜は金にならないという考えでいけば、だが。
東日本の港湾で、観光地としても成功している場所が思いつくのは、
どうしても私は横浜になる。
そこと比べれば、足りないモノがある。
高速道路網は完成している。
ただ鉄道は物足りない。
仙石線の中野栄駅はあるが、港まではやや距離がある。
そこで、現在建設中の地下鉄東西線だが、東は新井駅で止まる。
港までは延びていない。
地下鉄東西線は「仙台市」の管轄、港も仙台市宮城野区にある。
延長することは可能なので、あれを港まで伸ばしてくれれば良いと思う。
予算がつけば・・。
たぶん、計画には入っていると思うのだが・・。
市と県の絡みもある気がするが・・。
あとは、区画整理事業で民間企業の誘致。
そしてテーマのある街作りだと思う。
正直これは、宮城県と仙台市の腕にかかっていると思う。
頑張れ役所さん♪