2009年01月08日
今まで、自分所有のクルマが9台あるけれど、そのうちマニュアル車が6台。
マニュアル車に乗り換えるたびに、まず練習することがあります。
アクセルワークとシフトワークの連携です。
初めてのマニュアルのスカイラインや、インテR、MR2など、
運転に関することは一通り練習した気がします。
運転になれているはずの時期に、MR2に乗りましたが、ぶつけたり巻き込んだり
はしてませんが、スピンしたこともありました。
ミッドシップは、コーナーの限界点は高いですが、限界を超えた時はスピンが
もの凄く早い(>_<) 特に乗っていたのが200馬力を軽々越えた
ターボのMR2だったので、完全な玄人車です・・。
乗りやすいのは、NAのMR2の方です。 ぜひ♪
さて、初めてのマニュアル・スカイラインに乗っていた時の事だったのですが、
その当時はまだ、メカのことも詳しくない時です。
普通に運転した時に、何かの拍子に
「クラッチを切らないで、ギアがスコンと抜けた」時がありました。
ギアは、クラッチを切らないでも抜けるの? と思ったのが始まりでした。
ギアには、各ギヤの回転差をなくし同期させ、滑らかにシフトさせる機能、
「シンクロ」というメカがあります。 方式名は同期噛み合い式です。
これがあるから、ギアをスムーズにチェンジできます。クラッチの一種です。
メカに関しては、調べて下さい・・(^_^;)
ちなみに、バックギアにはシンクロはありません。
そのため停止状態しかギアは入りません。 走行中には絶対入れてはいけません。
というより入りませんけど、入れようとしてもダメです。ギアを傷めます。
このシンクロのメカが重要なんです。
シフトワークで、メカに負荷をあまりかけないで操作するには、
「回転を合わせる」のが重要。
けれども、前日ブログにした、「タコメーター」を見て操作するのではない
と今でも思っている。 というより、運転しながら頻繁に見ることは出来ない
のだから・・。
上記で記した「シンクロ」の回転を合わせてやる操作をすればいいと思う。
マニュアルを運転すると、
①ギアを入れてアクセルを踏んで加速 → ②アクセル戻しつつクラッチを踏む
→ ③ギアチェンジ → ④クラッチを戻しアクセルGO!
という一連作業になると思いますが、
この②と③が、肝になります。
何速でも良いんです。スピードも出さなくて良いです。
加速していくと、ギアノブには手が置かれていると思います
けど、2速ならニュートラル側に軽く押しておいて下さい。
この時、強く押してはダメです。 ガーッと音がしたら強く押しすぎです。
軽くニュートラル側に押してやっていることがポイントです。
その後、ギアチェンジするぞってトコで、クラッチは切らないで、
アクセルをゆるめて下さい。
そうするとエンジンブレーキが軽くかかりつつ、エンジン回転が落ちていきま
すが、あるポイントに来ると、
軽く押していたギアがスコンッと抜けてしまいます。
これは上記の「シンクロ」の働きで起こる現象で、
シンクロリングとコーンの回転誤差がなくなり、スリーブが浮いたような状態に
なったので、ギアが抜けるようになったのです。
その後クラッチを切り、3速へ持って行きますが、
先ほどのギアが抜ける前の動作でやっていた程度の力を、3速へ加えると、
シンクロの回転誤差がないために、
クラッチを切った瞬間、3速へスコンと入ってくれます。
その後クラッチを瞬時につなげばオッケーです。
ギアを入れる時は、クラッチを切って下さいね。
これは、どのギアでもいいですし、シフトダウンでも原理は同じです。
ただこの時、シフトノブをガッチリ持ってはダメです。
手に添えるというか、割れ物を触っているようにやさしく扱うのがマルです。
これをしたほうが良いとは言いません♪
けど、シンクロを合わせるということは、アクセルワークと、シフトワークを
上達させる第一歩とも言えると思います。
結構難しいので、やってみて下さい♪
こういうのもあるから、マニュアルは面白い♪
Posted at 2009/01/08 03:04:54 |
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