2009年04月11日
私が時々ネタとして登場させている「インプレッション」がありますが、
その中で、めったに触れないのが「クルマのデザイン」ですね。
デザインは、正直クルマの中で、というよりクルマ選びの中でベスト3に
入れる必要があるポイントだと思います。
映像業界に身を埋めるハル春も感じるんですけど、デザインにしても番組作りに
しても、ひとそれぞれの「好み」があるので、しょうがないです。
テレビの視聴率も、20%に達すればヒット作です。30を越えようモンなら
大ヒットです。 単純に10人いて3人が支持してくれれば大ヒットなんです。
視聴率を100%取るのは不可能です。 0歳(極端に)から100歳までの
住民、すべての年齢幅で支持されるのはかなり難しいんです。
色恋ドラマが好きな人は、フジの月9などを支持してくれると思いますが、
色恋沙汰に興味のない人は支持してくれないわけですから(^_^;)
子供番組は子供は見るけれども、独身の若者には支持されないとか(^_^;)
ナンボ素晴らしい政治家でも総理大臣でも、100%の支持されることも
不可能ですね。
女性の好みもそうですよね。 テレビに出ているアイドルや女優さんなど、
一般的に「可愛い」「綺麗」とは思っても、「自分の好み」となると違うという
状態も多いですよね。
「好きになりやすいタイプ」ってありますよね。
このタイプの女の子に弱い、この顔立ちは好きになりやすいってパターン、
心当たりがある方も多いと思います。
クルマのデザインも、支持率・視聴率みたいなものですね。
複雑な事情も多いでしょう。
単純に、デザイン部がこのデザインでいきたいと思っても、
設計の方で「このデザインだとボンネットにエンジンが収まらない」なんて
状態でデザイン変更せざる得ない状況も多いと思います。
マツダのロータリーエンジンなどのコンパクトに出来るエンジンは、
フロント周りの自由が効きやすいんですよね♪
FDのセブンなんてのも、ロータリーじゃないと出来なかったデザイン
だったでしょう。
直列6気筒のエンジンならば、ボンネットを長くせざる得ない訳ですし、
「んじゃV型6気筒で行く?」みたいな現状もあるでしょう。
企業内の設計チームやデザインチームなどの権力的な争いなんかもありそうな
感じですね。
現在まで出たクルマで、売れたクルマというのは、ある程度デザインも
理解されたといってもいいでしょう。 大満足と行かないまでも、
ある程度許容範囲、みたいな。
ただ、売れなかったからといっても、支持してくれる人もいるわけです。
もの凄く格好いいと思う方もいるわけです。 好みですからね♪
でも、「惜しいなぁ、このデザイン」と思うクルマも結構多いですよね。
デザイン以外は100点なのに・・って感じるクルマも。
ホンダのハイライダー・HR-Vもそんな感じのデザインでしたね。
発売が早すぎたデザインかな、とも感じますが、
個人的にはヘッドライト周りのデザインは、もっと良くできたのでは・・
と感じていました。 コンセプトは良かったのに・・。
個人的にはビートは100点でしたし、人が何と言おうとR33スカイライン
のクーペは100点でしたし、DC2のインテRは、フロントは良かったけど、
リアは70点!みたいな個人的感情もあります。
ものづくりの難しさですねぇ。
そういえば、食べ物じゃないけれど、大人になって食べられるモノが増える
ことが多くなるように、10代の頃は格好いいと思えなかったクルマが、
オッサンに近づいて格好良く思えるようになったクルマも多いなぁ・・。
だから人の好みってのも難しいんですねぇ(^_^;)
Posted at 2009/04/11 04:34:49 |
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