
インプレッション R2です♪
愛車・サンバーディアスの車検のため、代車でR2を借りました。
スバルさん、車検高いっす・・。 しかたがないけど・・。
さて、「Refi Bitter セレクション」というR2でした。
深い赤色シートに、ダークグレーに茶色を入れたようなカラーでした。
このR2という車は、どちらかというと女性に向けて販売している車だと思い
ますが、目線を広げて1週間味わうつもりです♪
広さを重視して、背が高くなり、便利さが上がってきた今の軽自動車のタイプ
に逆行する形で「デザイン重視」で登場したR2。
デザイン的には、完全に「好み」で選ぶ必要があり、個性的・人と違った等の
車が好きな人には好まれます。 そのため、上手い具合に販売状況は伸びては
いないようですね。 でも、スバルにはステラもありますから、R1.2の
ようなタイプの車を出したことは良いことだと思います。
今の時代に準じた装備とデザイン・性能になっていますが、バブル時期に出て
いたのは、ミラ・キャロル・アルトワークス・リーザ・トゥデイなどの、
往年のハッチバックの形でした。 その後にワゴンRが出たことで、
現在のような全高を上げた車が売れ線になりましたが、R2は昔のハッチバック
の形を思い出させる雰囲気があります。
乗り込んで感じたのは、「 落ち着く広さと雰囲気 」です。
車内デザインは好みに左右されますが、ハマる人は結構いるのでは。
インパネシフトでマニュアル車があればと思いますけど・・。
ワゴンR等と比べれば狭いですが、立体駐車場に入るサイズの車では必要十分。
初代のミニクーパーのように、助手席の人と触れるか触れないかの絶妙な距離
と、十分な室内高。
若いカップルが、あの距離感でドライブをしたら、ほのぼのした良い雰囲気だと
思います。 まぁ、やーらしい事をするほど広くはないですけど、
あのちょうど良い室内空間は貴重だと思います。
シートも柔らかめで、乗り心地は良いです。
何点か気になったのは、運転席側のカップホルダーの位置、ハザードの位置、
サンバイザーミラーが助手席にないこと、ボンネットの見切りが良くない
ことでした。 ま、完璧な車はないですからね、慣れたりすれば問題なく、
我慢できる範囲でした。
インパネシフトのため、左足がちょっと狭く感じるかも知れませんが、
女性の場合は大股広げないでしょうから問題はないでしょう。
男性は気になるかも知れません。
走りは、期待していなかったですけど、フツーに走ります♪
ただ、CVTの出だしの違和感はちょっと気になります。
あと、Lギアのエンブレが弱いことでしょうか。
走りに振ったグレードではないので、どーこーではないですが、
1リッタークラスに乗らなくても、これで十分という気がしました。
車重が軽いですからね、過給器なしのステラよりはキビキビ走ります。
やはり、軽いって良いですね。
女性のチョイノリにはいいと思いますねー。
燃費が良いようですけど、車重の軽さがだいぶ影響してると思います。
軽いって色々良いことがあるんですよ。
ブレーキの減りや、タイヤの減り方も、寿命長くなりますから♪
財布にやさしいです♪
総評すると、広さを求めるなら買ってはいけません。
他に広い車はいっぱいあります。
適度な落ち着く広さと、デザインが気に入れば買って損はないです。
しかし、試乗はしてください。 CVTのギクシャクは少し気になります。
0~20キロまでの出だしだけですけど。
デザインだと思うのですが、巷には「売れても良いと思う車が売れていない」
という車が結構あります。
このR2もですけど、R1もですね。 R1はマニアックですけど、
これ乗っている人は粋だなーと思いますね。 オープンのコペンに乗るより
粋な気がします。
コンパクトカーでは、マツダのベリーサでしょうか。
高級感に振った車です。 マツダというメーカーのためか、デザインか、
正直、ヴィッツに乗るより、ベリーサだと思うのですけど。
オシャレで高級感があって結構良いですよ。 少々コンパクトカーにしては
他と比べて2から3キロ燃費が悪いですけど。
ベリーサに乗った女性を見ると、「お、粋じゃない♪」と思ってしまいます。
車は「その人」を表したりしますしね。
世の女性方、王道ばかり目を向けないで、ちょっと「粋」な車もどうですか?