仕事の関係で、仙台市営バスを撮影してみました。
クルマやバイクを乗るようになってから、
公共交通機関には乗らなくなった私。
高校までは、毎日「仙台市営バス」を利用していました。
赤い色の「宮城交通」もあったのですが、本数が少なかったので乗る機会は
少なかった気がします。
私が子供の頃に乗っていた市営バスと言えば、ディーゼル全開の音が今でも
耳に残っていますが、黒煙も出ていたバスでした。
ギアを引っ張られた時には、会話もままならない状態です。
暑い時には、窓の両隅にある洗濯ばさみのようなフックを押し込んで、
上に持ち上げるタイプの窓を開け、夏を過ごしていた時代を思い出します。
なくなったから思うのでしょうが、あの頃のバスの方が「あーバスだな」って
感じがして、結構好きでしたね。
時代が進んでいくと、エアコンが装備され、運転席の後方に「冷房中」という
表示が付くようになりました。 のちにブレーキを踏んだ時の、車内から見える
ブレーキランプも装備されました。
坂道になると、エアコン表示のランプが消え、「坂道が登らないんだな」と
子供の頃に感じていました。
高校の頃になると、全てのバスではないですが、少し進化しました。
新車が走るようになっていた時期だったのです。
90年台初頭から中盤のあたりですね。
この頃から、かなりクルマに興味を持ち始めた時だったので鮮明に覚えて
いますが、毎日の通学では「新車が来ないかなぁ」と思っていました。
乗った時の新しい匂いが何とも言えなかったんですね。
夏のエアコンも、すごく気持ちいい感じでした。
ちなみに、進化したものってなんだと思いますか?
窓が開かなくなったんです。 しかも、窓が「青く」なったんです。
細かく見ればもっとあったんでしょうが、明らかにすぐ分かるポイントでした。
あれだけでだいぶ高級感があったなぁと思います。
後に調べると、U-LV324Lという形式の、いすゞのバス。
しかし! 調べてると、シャーシメーカはいすゞ、ボディーメーカは
「富士重工業」の組み合わせのバスでした。
富士重は、日産ディーゼルのシャーシへの架装を主に行っていたんですね。
深いですねーバスも・・。
仙台では、乗車する時に、番号が記載された整理券を抜き、その番号の区画の
値段を、降車する時に支払うシステム。
都営バスに乗った時、始めに料金を払うって状態を知らなくて、
焦った記憶があります(^^;)
乗車賃は、15年前と比べると20円か30円ほど上がったんですかね。
ちょっと笑ったんですけど、運賃を確認するために、管理している仙台市交通局
のホームページに入ってみたんですけど、市営バスの運賃はある程度記載されて
いるのに、同じ管理の「地下鉄の運賃」が記載されていない(^^;)
そうなんです。 仙台市の地下鉄は「高い」んです。
不利になる事は書かないんですねー。
クルマのカタログもそうですよね。
アピールポイントは大きく記載されていますが、他車と比べると明らかに
不利と思われる所は、記載しないか小さく記載してます。
軽ボックスのエンジンレイアウトとか(^^;)
今後、市営バスの未来はどうなるのか分かりませんが、
なくなったらなくなったで、淋しくなる人間の心情。
今はフツーに走っていますが、見る事が出来なる時も来るのだろうか。
仙台市電も、バスに切り替わりましたしね。
まぁ、しばらくは大丈夫でしょう。
ハイブリット・バスなんかも出そうですしね。
クルマやバイクからしてみたら、バスは邪魔なんですけどね・・。
たまに、バスに乗ってみようかな♪
Posted at 2009/03/25 14:13:19 |
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仙台市 | 日記