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2017年02月22日 イイね!

F350 クーラープロジェクト ベルト取り回し編

クーラーに必要なコンプレッサーをオルタネータ軸の回転軸から取り出す訳だが

スペースの都合でコンプレッサーはエンジンに向かって左上に設置

そしてベルト取り回し レイアウトはいくつか考えられるがどれも一長一短あり、凄く悩んだ^^;

一番シンプルで簡単なレイアウトがこれ



図面の点線がベルトとプーリー

純正のオルタベルトは逆Vの字で真下にレイアウトされている

余計なアイドラプーリーが無い分、ベルトにはこの方法が一番抵抗も少なく、よくグリップし、高回転向きなレイアウトとなる。

ただ、欠点もある
オルタの軸を中心に考えた時
オルタにかかる純正ベルトが下向きに対し、コンプレッサー追加により左方向への力が追加され、オルタ軸にかかる横の力の負担が大きくなり、オルタのベアリング、軸シャフトへの負荷が大きくなるのが欠点だ。

そこで純正ベルトレイアウトでかかる下向きの力に上向きの力が働くレイアウトにし、軸にかかる負荷を軽減させた図面がこれ



これは既に変更され、消してしまった案ですが、
アイドラを2つ追加し、可能な限りコンプレッサーベルトの負荷をオルタ軸の上方向にレイアウトする事が可能となる。

欠点は、アイドラはあくまでベルトの角度、向きを変えるだけの役割なのに、ベルトの曲げ角度がA角で大きく、それに比例して回転抵抗が大きくなり、高回転に向かないし、ベルトの消耗も激しくなると予想

Vベルトは小径プーリーや強い曲げに弱いのだ
それに対し、オルタネータの様に動力軸であれば曲げが強くてもその分ベルトとプーリーの接触面積も大きくなり、ベルトの滑りなどの予防にもなるので、意味のある負荷と言えるのだが、アイドラは滑りなどは一切関係無いので、可能な限り接触面積を小さくし、回転抵抗を減らすべきと思うのだ。
当然ベルトも曲げが緩い方が抵抗も消耗も少なくなる。

これらを考慮して再度レイアウトしたのがこれ




右上のアイドラをオルタの真上に配置したのだ。

これによりアイドラにかかる余計な抵抗を軽減させ、その分オルタプーリー側はより接触面積を大きくできるので少し滑りに強く、曲げも緩くなると考えた。

ただ、実はこれでもまだ問題がある
Vベルトを使用するのだが、Vベルトは丸とは反対方向の反りに弱いのだ。
それなのに左のアイドラはVベルトを完全に逆反りにし、それも大きく食い込んでいる。

これでは高回転時の回転抵抗とベルトの消耗が大き過ぎる

そんな訳で、左のアイドラを外したのがこれ




このレイアウトの欠点は

オルタ軸にかかる力を完全に上へ上げる事が出来ない事だ

ただ、時計回りの回転なので、高速回転時に本当に力がかかるのはプーリーの右側なので、オルタの真上に設置したアイドラにより、真上方向への力移動には良い効果が期待できると同時に、
オルタよりも左側のアイドラは回転が上がればダルダルに緩む方向なので、あまり意味が無いと考え始め、
このレイアウトがオルタネータの軸にかかる力、ベルトの消耗、回転抵抗全てにバランスよく配置されていると考え、この形でスタートしてみようと思っている。

各アイドラは、自由に脱着できるので、実際に設置、走行してみて、問題があればレイアウト変更は可能だ。

以上

まだまだ
つづく^^;







Posted at 2017/02/22 11:52:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年02月21日 イイね!

F350 クーラー取付プロジェクト コンプレッサーステー試作編

題名の通り
コンプレッサーのステーを試作した。

まずはエンジン周りの寸法をよく測り図面の作成



次に原寸コピーした図面を切り取って車に当ててみる!







純正ホース等が邪魔なのでホースのレイアウト変える方が楽と思ったけど

極力純正部分は弄りたくないので
純正ホースとの干渉等避ける様ステー側に細工するのに手間取った^^;

なんとか構想はでき気になる箇所を数回に渡って修正

所詮紙なんで修正は簡単(^.^)

いい感じに煮詰まってきたら、

今度は薄い鉄板をレーザーカットして試作用のステーを製作







同時にアイドラプーリー等も削り出しで製作!

この試作ステーで更に穴位置、他との干渉などを確認






試作しないで本番ステー作ろうかとも思ったけど試作して正解!

紙では見えなかった問題も浮上したのでその部分を微調整して本番用の図面を作成




本番用はもう少し厚い板からマシニングで削り出します。

以上

今日はここまで


Posted at 2017/02/21 11:51:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年02月16日 イイね!

F350 クーラー取付プロジェクト プーリー編

クーラー取付に伴いエンジンから動力を取る必要があったのでプーリーを自作した。

エンジンから動力軸を取る方法はいくつか考えられるが、一番一般的なクランクプーリーからの取り出しはプーリーのスペースが確保できなかったり、
純正ベルトの同線上への設置は純正ベルトのレイアウト変更も必要だったりと、色々問題があり、検討した結果

オルタネータの軸から動力を分けてもらう事にした。

実はこの方法も完璧では無いのだが…

総合的に考えてこの方法を採用せざる得なかった^^;

完璧では無い理由の1つとしては
オルタのプーリー径が小さい事

オルタのプーリーは小さい為、クランク軸よりも回転数が高いのだ。

取り出す軸の径も可能な限り小さくしてあげないとポンプが回りすぎるのだ。

プーリーが小さくなると、ベルトの滑りも出やすくなるのと、Vベルトは厚みがあるので、ベルトの曲げRも小さくなり過酷な使い方となってしまう。

本来オルタのプーリーと同径のプーリーを製作する事でポンプ側の回転数をクランク回転数と合わせる事が出来るのだが、
Vベルトには過酷すぎる小径となる為、オルタプーリーよりも少しだけ大きなプーリーを製作した。

これによりポンプの回転数はクランク軸よりも1割ほど増す事になるのだが、

一般的にACポンプ側の最大回転数は約7000rpmだそうだ。

1割引いても6300rpmほどと言う事で、F350でそんなに回す事はまず無いのでこれで1つ問題クリア!!

良い面もある

車中泊で使用する際
アイドリング状態でポンプ回す事になるのだが、その際、クランク軸よりもポンプの回転数が高くなるので、ガスの回りは良くなるはず!

普段の走行も大排気量ならではの2000回転前後なので、クランクよりも少し高い回転数で丁度良いのでは?

まあ説明はこんなところで

作った部品はこの銀色のやつ!

オルタネータへの取り付けに必要なナットも製作した。


オルタネータ単体の写真




製作したプーリーを付けた写真





ここで1つ疑問が湧き、少し改造した!

オルタネータ自体は最大で1万回転近くまで回るのだが、プーリーが重すぎて振動が出るのでは?

Vベルト1本じゃだめなのかな〜

そこで調べてみたらビンゴ!

L型エンジンなどの旧車にエアコン設置する場合は、Vベルト1本で駆動させるのが一般的の様だ!

Vベルトは力がかかるとプーリーに食い込むので、1本でもポンプ回すのに必要な摩擦力は充分確保できるそうだ。

よって、Wをやめてシングルプーリーに変更
これでプーリーはかなり軽くなったのと同時に、ナットも可能な限り軽量化させた!

黒染めしてプーリーは完成!




これがオルタネータに取り付けた状態






次にポンプを設置する為のステー製作となるのだが、
現在試作段階でして
図面は概ね完成しており、
原寸大に切りとった型紙で、干渉や位置的な問題がない事も確認済み

邪魔なホースとかあって、ホースのレイアウト変えれば簡単なんだけど、可能な限り純正部分は変えたく無いのでそれらを全て避ける様にステーを設計したのだが、
かなり苦労したよ^^;

そして今、完成した図面を元に薄い鉄板でレーザーカットした仮ステーを製作してもらってる段階だ。






仮ステーで問題がなければ本番用の厚い鉄板で削り出す事になる訳だ。

とりあえず今日はここまで

クーラープロジェクトはまだまだ続く





















Posted at 2017/02/16 11:18:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年02月15日 イイね!

F350 フロントリップスポイラー交換

デューリーの先輩からカッコいいリップスポイラーがあると教えて頂き早速取寄せ交換した(^.^)

まずはビフォー






取り外し








スポイラーの形状比較

当然デカイ方が今回取り付けるスポイラー






そして装着







同じ写真だけど
ビフォーアフター













以上

厚みが増してフロントの重圧感が増しました(^.^)

カッコいい(≧∇≦)

本当はボンネット閉めて撮影したかったけど、現在エアコン取付作業に伴いバッテリーや部品外してるのでボンネット閉める訳にはいきませんでした^^;

エアコンの完成はまだ先だけど、近日中に走行できる程度までは復活します(^.^)
Posted at 2017/02/15 09:26:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年02月04日 イイね!

F350 足回り改造後の試運転

ようやく新潟にも雪の切れ目と言うか、久しぶりにアスファルトが出てきたので足回り改造後の試運転に出た!






改造内容は以下の通りだ

フロント
純正推定4000ポンド用のバネを2300ポンド用のバネに交換
(このバネはF350用では無い)

ショックアブソーバーをモンローのガスショックへ変更

ローダウンされた車高ではストロークが少なすぎたので車高を上げた!


リア
板バネを純正状態から2枚抜いた。

リアもローダウンされていたが、ストローク確保の為車高の見直し

ショックアブソーバーをフロント同様
モンローのガスショックに交換

タイヤ
295/30 R 26インチ

こんな仕様だ。





改造前はフロントリア共に激しい突き上げがあったのだが、
そんな強烈な突き上げはほぼ無くなった!

細かい振動もかなり軽減され、完全なトラックの乗り心地から、乗用車的な乗り心地となり改造は大成功だ(≧∀≦)

前乗ってたエクスプレスよりもいいよ(^.^)!!









ショックが柔らかいと言う事で、バウンドするといつまでもゆさゆさと揺れが治らないかと思ったら

常識的なバウンドであれば一発でおさまり、
強めのバウンド、突き上げを食らっても2〜3回程で揺れは吸収され、非常に快適だ(^.^)

欠点としては、ハンドリングがルーズになった。

試運転なんでワザと急ハンドル切ってみると
ワンテンポ遅れて方向を変える。

まあこれはサスが柔らかいと仕方ないんだけどね(^^;)




以上 まとめ

足回り改造計画は大成功!!
これにて完結(≧∀≦)

メデタシメデタシ(≧∀≦)



Posted at 2017/02/04 15:17:07 | コメント(0) | トラックバック(0)

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エアフィルターをZR1用に交換。 
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