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Takahide Sumidaのブログ一覧

2016年01月04日 イイね!

正月クルマウォッチングは楽し

 例年、年末年始のクルマ風景は楽しいものがあります。年末は大掃除にのっかって皆白い息を吐きながらせっせと洗車していますし、年末年始に限らず、GWや盆休みにも言えることなんですが、やはり道が空いているからなんでしょう、とりわけ正月はみのむしが殻から出てきたようにのっそのっそと旧車が走りだすのです。時代が時代だけに、勝手に写真を撮ってネットにアップする、ということはできないので、手記だけになりますのでご容赦を。

 まず強烈なインパクトを受けたのがシトロエンSM。イベントやミーティングで見かけることは珍しくはないのですが、街中でいきなり出くわすと昔のSF映画のような出で立ちは鳥肌立ちます。その流れでモーガン。ご存知木製シャシーを纏う現代でも作られているオープンカーで、シニア夫婦がお乗りでした。かっこいいですね。

アメリカンではシボレー・ベルエア、コブラ、イギリスではMGB、イタリアではアルファ・ジュニア1300を目撃。

正月暴走から帰ってきたような(失礼)歴代スカG三世代のツーリング族は間にサバンナロータリークーペが混じっていたり、ずいぶん華奢で小さく見えた鉄仮面RSターボと、初代カローラを単独で補足。

何も旧車ばかりではありません。早くも新型プリウスがちょくちょく街中でみられるようになり、NDロードスターはかなりの確率で幌を開けておりました。負けじとS660もまだまだデリバリーが進んでないとはいえ、何台か見かけたしビートも元気に走り回っております。

今年は収穫が少なかったかな? 2年前の正月はレクサスLFAニュルパッケージとすれ違ってそれ以来一般道で遭遇したことないです。まあでも高いクルマに出会うのが正月って訳でもなく、ネクステージなど大手の中古車屋さんは盛況の様相で、昨日訪れたマツダディーラーも、前年の2倍の来店だとか。マニア向けのクルマばかりでなく、クルマ需要というのは活気があるもので、違う業界にいる私にしたら羨ましいなぁと思った正月クルマウォッチングでした。
 
Posted at 2016/01/05 08:07:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【コラム】Road On Mobirity | クルマ
2016年01月03日 イイね!

無骨なスタイルから一転、都会派になって好き嫌いが分かれるのでは

無骨なスタイルから一転、都会派になって好き嫌いが分かれるのでは 現行型がフルモデルチェンジした時、これがエクストレイル!?と目を疑った。それもそのはず、3代目エクストレイルはエクストレイルとして開発されたわけではなく、北米向け「ローグ」を日本のエクストレイルとして割り当てられたグローバルカーなのだ。聞けばこのローグ、北米市場では生産が追いつかないほど売れており、日産九州で補完生産されるのだとか。

 そんな諸事情を知っているのと知らないのでは、三代目エクストレイルに対する印象も異なってくる。というのは先代までが守ってきた、あの無骨なSUVをまんまと捨てて、いきなりスタイリッシュなSUVに仕立ててきたものだから、支持層を置き去りにしたと言われても仕方がないだろう。

 田舎に行くとエクストレイルはおじさんがちょっとした釣りに来てたり、林業やアウトドアの道具として、いわばランドローバー的に使われている光景をよく目にした。そういったユーザーに対し今回の様変わりは置いてきぼりにしたかと思いきや、先代まで守ってきた防水のシートにやラゲッジボード、このラゲッジボードで棚や仕切りを作れたりと、エクストレイルらしさは一応、踏襲されている。

 とはいってもこのエクストレイル、新型車だけに安全装備が充実しており、自動ブレーキや車線逸脱警報が装備されており、上級グレードになればお得意のアラウンドヴューを応用して車庫入れもやってくれる機能もあるなど、やっちゃえ日産の横展開は勢いが感じられる。

 現行に乗るのはおそらくこれで3回目だと思うが、やはりエクストレイルらしい個性を感じることは希薄に思った。これは今の日産グローバル車種全体に言えることで、マーチ、シルフィからティアナまでそう。2000年代の良かった頃の日産車のアイデンティティはゴーンちゃんによってバッサバッサと切り捨てられた。

 さらに追い討ちをかけるようで心許ないのは、低中速域での乗り心地が良くなかった。これもマーチにもノートにも続く傾向だが腰が太いのはいいがサスペンションの減衰不足で上下にピョコピョコ跳ねる傾向が見られ、これなら先代の方がいいと思ったほど。それに右折する交差点でスタッドレスではあったが簡単にスキール音を鳴らすなど、今回に限ったことであってほしいがネガティブな印象がつきまとった。

 今回のエクストレイルは思えば乗用車クリーンディーゼルで先陣を切った筈で、立ち消えかと思っていたらハイブリッドが追加された。詳しくは調べていないのだが現在のディーゼルではユーロ6など規制値に対応できていないのでは。刷新もままならない状況なのだろうか、なんだかもうブレブレである。カルロス・ゴーン率いる日産はルノーを兄弟に持ち、メルセデスとも提携関係にある大きな会社で一車種でも影響が大きい。それだけに最近の日産のクルマ作りは会社の諸事情をユーザーに被せられたようなクルマが少なくない。エクストレイルもそのうちの1台になってしまったことは残念に思う。

Posted at 2016/01/03 01:24:53 | コメント(0) | 【コラム】Road On Mobirity | クルマレビュー
2016年01月01日 イイね!

(日産モコ共通)オシャレな雑貨店のようなインテリアは質感・デザイン・快適さともに◎

(日産モコ共通)オシャレな雑貨店のようなインテリアは質感・デザイン・快適さともに◎ 小気味よい走行感覚はスイフト譲りでインテリアもグッド。未だ軽の上位にランクしていると再認識した。
キャラクターはワゴンRをベースにした、軽のキューブといえばわかりやすいだろうか。

 エクステリアはミニバン風でサイドのグラスエリアが水平に長くとられており、室内から横方向を眺めると独特の世界観がある。エクステリアは地味だがインテリアと上質な乗り心地にポイントを与えたい。

 はるか前方に位置したフロントガラスから直線的にルーフが連なるスクエアな空間が気持ちよく、インテリアのデザイン、色使い、光沢パネルの使い方などはまるで、お洒落な雑貨店を思わせ、性別年齢問わず受け入れられそう。ワゴンRとは別物で、これだけテイストの違いが出せるのは凄い。空調のスイッチやグラフィックは大人しく、物入れも実用的で豊富。シートもしっとりしており、キャラクターと合っている。

 基本的に660ccNAだから、力強さは求められず、その分丁寧な走りを心がければ、CVTが上手く上質な推進力を導いてくれる。スムーズに、スルスルっと加速していくし、CVT特有の空回り感もなく、低速でギクシャクしない。機関と駆動のパワーデリバリーが上手く、CVT嫌いの私でもこれは合格。

 途中から加わったエネ・チャージは微力ながら燃費には確実に貢献している模様。インパネの電池マークが点灯するくらいしかその働き具合がわからず、せめて給電・放出の様子くらいわかるようにしておいてくれたらよかったのに、と思う。

 そしてアイドリングストップ機構で微妙に疑問。最近では完全停止前の時速13km/hでも停止するタイプ。これだと徐行速度で頻繁にエンジン停止、再始動を繰り返すことになり、乗員には大して振動もクランキング音も大きく感じることはないが、シリーズハイブリッドのことを考えると貧乏くさくなる。ユーザーは鬱陶しく思うが、メーカーは1パーセントでも燃費をあげられるならと思い改良に改良を重ねてくる。スズキのスズメの涙程度の蓄積が、今日の低燃費をもたらしているのは間違いなく、評価に値すべきだろう。

 MRワゴンに初めて乗ったのはもう2年前になり、今回久しぶりにレンタカーで再会したが、素晴らしいインテリアと上質な走りとのマッチングがよかった印象は変わらなかった。その間にムーブやNシリーズ、アルトなど新型が出てきているものの、まだそれらに食い下がる実力を持っていると実感。スズキには後継車も期待している。



Posted at 2016/01/01 02:06:25 | コメント(0) | 【コラム】Road On Mobirity | クルマレビュー
2015年12月31日 イイね!

2015年を◎と×で振り返る

2015年はとりわけ国産新型車が強く印象に残った年でした。
東京モーターショー開催年でもあり、今年も自動車界は新しい技術に刺激的なデザインが出て、多くは良い方のニュースで一方、VWの不正は意外なものでした。環境と安全が一番に話題にあがる一方で、ロードスターのような「素」のクルマが、いの一番に評価されましたし、MIRAIの量産燃料電池市販車の登場というのもメモリアルなイヤーだったと言えるのではないでしょうか。

人気車が出に出た当たり年

2015年の新型車では、カー・オブ・ザ・イヤーを獲得したロードスターの登場自体が◎で、話題的にも一番嬉しい出来事でした。S660も人気・実力ともに肉薄し、スバルからWRX STI S207、など日本代表するスポーツカーが注目されたことに◎。

トヨタからはプリウス、アルファード/ヴェルファイアが登場し、どちらもクルマとしての磨きがかかっているという点で◎。MIRAIは水素燃料電池という全く新しいエネルギー源がついに始まったという意味で◎。

ホンダはユニークさを発揮したレジェンド、ステップワゴン、シビックtypeRに◎。

ダイハツのキャストは個人的に×。ミラジーノから思っているのは、フェイクとまでは言わないけどもミニのイメージを投影することが恥ずかしい。中国車が同じことをやったら、我々は容赦なく批判するでしょう?

スズキはアルト・ターボRSとWORKSが同年に揃ってしまいました。速い・安い・美味いは庶民の味方ということで◎。


2015年のトピックス

 自動運転の幕開けを強く感じた年。全ては1月のCESで発表したメルセデスF015で、運転席は後席と対面し、さもラウンジのような移動空間を演出してみせたのは「新しいクルマの価値観」を提示したことからでしょう。さすがは自動車を発明した責任を全うする会社に思います。メルセデスが始めるならと、他の自動車メーカー、サプライヤーは自動運転への研究を加速した感じです。今年の東京モーターショーでは日本のメーカーもイメージだけにとどまらず、すぐそこまで来ている技術がたくさん出ていたのは◎。


× いうまでもなくフォルクスワーゲンの不正ソフト問題。これには本当に驚きました。×というより、! 驚きです。VWのようないいクルマを作るメーカーが、それもポルシェやアウディ、ベントレーまでも傘下に持つ、質実貢献なイメージが不正に手を染めるまでに至ったのは北米マーケットの出遅れを取り戻すためでした。バレれば代償が大きいのはわかっているのに、我を忘れてしまった失墜がありました。
対岸の火とはいえ、フォルクスワーゲンにはまだ期待があります。100点取らなければいけないところの5点が問題のTDIエンジンだとしたら、残りの95点はいい内容だけに、まだ信頼と期待が大きく残っているあたりが◎。

日本には導入されていないのに、不正報道がされれば、10月の日本の販売台数が半分になったのは×。

来年はネガティブなニュースが出ないことを祈り、サスティナブルなクルマが出てくることに期待しましょう。















Posted at 2015/12/31 18:18:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【コラム】Road On Mobirity | 日記
2015年11月17日 イイね!

【フォルクスワーゲン】新型車前倒しって、その前に説明があるだろう?

【フォルクスワーゲン】新型車前倒しって、その前に説明があるだろう? 11月16日に掲載されたVWの記事には疑問点ばかりだ。
媒体もプレスリリースをもとに記事化されているはずなのだが、VWに対する疑念が拭えない。






 まず、ガソリン車のCO2排出量も不正ソフトが介入されていた事実だが、その中に日本に導入されている対象があるのかないのか発表されていない。それならそれで続報があるのかもわからない。

 もう一つ驚きなのが、V時回復の切り札として、新型車の導入を前倒しするというのだ。次期型ゴルフ8は2019年ワールドプレミアの予定なのをなんと2016年に前倒し、デザインは決定しているようだが大まかな諸元や装備まで決まっている。

 何か置き去りにしていないだろうか。

 新型車を前倒しにするリリースはポジティブなものとしてとらえられるが、気になるのはパワーユニットは何なのか気になるのは当然で、ハイブリッドを投入する、とのみ書かれている。我々ユーザー側がどんな対応を求めているかといえば

「排ガス問題をクリアしたパワーユニットを搭載する」

 まず、この一言でいいからコミットしてほしいのである。新型車とかV字回復のワードを見る前に、だ。

お宅の台所事情が傾き、V時回復を狙うといっても、それはユーザーはあまり気にしなくてもいい領域で、ユーザーとの距離が縮まるどころか、離れてしまいそうだ。これでは信頼回復というわけにはいかんのではないか?

このリリースは投資家向けで、市場を意識したものではないか。

随分と間の抜けたリリースだなと思ったが、VWは決して走りも悪くないし贅沢なボディワークでとてもよいクルマを作るメーカーなのだから、個人的には信頼は置いている。

 だからこそ、ピンチをチャンスにとは使い古された言葉だが、VWはそのポジションにあると思う。ここにきてさらに心象悪くなったのは事実である。



Posted at 2015/11/17 01:59:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【コラム】Road On Mobirity | クルマ

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「カーチェイスシーンで悪役が007を追い回すのにピッタリなハイパーSUV。 http://cvw.jp/b/266214/43924501/
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メーカーや特定の車種にこだわりはなくクルマ好き。ただしメカは詳しくはなく、一般のお客さん以上セールスマン以下のレベル。技術的にはつたない文章で申し訳ない。
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