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Takahide Sumidaのブログ一覧

2015年07月19日 イイね!

わぁぁ!やってしまった …バックに失敗 マツダ CX-3 XD Touring セーフティクルーズパッケージ 【2ヶ月 4700km】

わぁぁ!やってしまった …バックに失敗 マツダ CX-3 XD Touring セーフティクルーズパッケージ 【2ヶ月 4700km】CX-3との幸せな日々に、完全な私のミスでバックに失敗し柱に激突。気に入って買ったクルマだけにショックは大きい。大事にしててもミスは起こしてしまうが、落ちついて振り返れば、ミスを起こす要因も見えてきたので、今後のカーライフの課題とせねば。





## 後ろに目玉はついていない。だからバックには気をつけよう


 突然の激突音と衝撃に一瞬、何が起きたか分からなかったが直ぐに事態が分かった。バックで後ろの柱に激突してしまった。経験した事のある方なら、あの嫌ぁな感じがお分かりだろうが、バキグシャ!っと樹脂が壊れる音、鉄板の歪む大音量が一瞬にして襲ってくる。もう口から心臓が飛び出る程驚くし、やってしまったぁ!と絶望感にかられ、直ぐに失態を恥じ、どの程度ダメージがあるのかクルマを降りて確認する事になるのだが…バンパーだけならよかったが、バンパーが押された勢いでリアフェンダーを押し出して膨らんでいる。これはイカん、今回は欲しくて買ったCX-3、納車から間もなく3ヶ月の時点で早くも壊してしまった、という何ともやりきれない感情が襲い、脳からもの凄いドーパミンが分泌され、心を落ち着けるのに大変だった。
 
 原因は単純そのもので、後方確認不足。というのは毎日のように使っている駐車場でクルマを出す時に、一度バックをして出発するというシチュエーションだったが、ここに落とし穴があった。毎日使っているだけにそれこそ目をつぶっていても車庫入れ出来るように慣れているだけあって、完全に油断していた。振り返れば殆ど後ろを見ていなかったと思う。クルマをぶつける多くの要因が駐車場だということは認識していたのだが…これが油断というものである。もう一つ、余裕というか、ゆとりがないとこうした事故を起こすパーセンテージが増えるというのも、多くの人は認識はしているだろうが、やはりミスは起こしてしまうというのを改めて痛感した。実際に、駐車場が閉まる間際で慌ててはいたのだ…もう少し早めに行動するか、ちょっと遅くなってもどおってことないくらいの体裁でいけばいい、という余裕の心構えがあってもいいと思った。


## クルマは好きだから大事にしているのだが…

 ここまで書いて、私は本当に大事なものを大事にしているのだろうか?と自問自答した。というのもこの事件の数時間前はCX-3を手洗い洗車をしていたのだ。手洗いでCX-3とスキンシップをはかる位だから、大事にしているでしょう?走りだって後ろのクルマがイラつく位のエコドライブだし、カーブだってクルマが傾かないようにしている。ブレーキはできるだけ惰性を使い、駐車は直射日光を避けるように屋内か軒下を選ぶ位だから、とにかくクルマにはストレスがかからないようにしている。ところがボンネットに砂粒くらいの飛び石傷を一箇所見つけ、もっと車間距離を空けよう、と思っていた矢先だったし。

 振り返れば、愛車遍歴でクルマが無傷だったことは一度もなかった。相手のある事故は別として、自分の運転ミスでドアパンチなり、狭い場所でフェンダーをこすったり、アイスバーンでガードレールに擦り付けたりと、いずれも余裕であったり、マージン、クリアランスをとっていれば防げたのだ。


## 後悔先に立たず

 あのとき何であそこに駐車したんだよ、とか、時間を巻き戻してあの時の自分に教えてやりたい、とかで後悔するのは愚かだ。強いて言うなら、時間が巻き戻るなら、ヒントが沢山転がっていた筈で、あの時の危険信号を拾い集める事が出来なかったのだ。

CX-3を壁にぶつけてから10分先のディーラーに駆け込み、見た目の概算修理費用は15万円から20万円ほど。この時頭の中をレジスターのガシャコンチーン!音がよぎった。バンパー、ブラケット類、コンビネーションランプ、イタタなのはフェンダーで、パテ埋めに板金塗装。パネルだけは勘弁してほしかったがボクのCX-3がキズものになってしまうこと。(言いたくなかったが…)つまり査定に響くのだ。売却はまだ先の話だが、やはりこうなってしまうと修理代+マイナス査定で40〜50万円のロスになりそうだ。益々気が重い。


## クルマ販売店の立ち回り

 ここでちょっとサービスの方と担当セールスSとのブレイクトークを。発売から半年経ったCX-3、私が最初に壊した客かと屈辱していれば、立体駐車場に天井をぶつけてトップごと切断、交換した顧客がいたという。中でも女性でぶつけたままショックでアクセルから足を離せずにいた、という事例もあったとか。私もクルマの流通業界に精通していないが、3日に一件は修理なりで駆け込んでくるという。自動車販売店というのは、プレゼンターであり、コンシェルジュであり、駆け込みドクターの役割を担っており、クルマを買う時には顧客の慶びに付き合い、事故の際にはトラブルなり負の側面に関わらなければいけない時だってある、まぁ日本はクルマ大国であり、基幹産業である事からこうした循環作用がビジネスモデルを形成している事も分かっているつもり。ココも大変な業界だなと遠目に見ておいた。


## とにかく早く元通りにしたいというのが切実な想い

 CX-3は勿論修理する。結構な金額になりそうな修理代を保険で支払うのか、キャッシュにするのか、ディーラーお抱えの工場に依頼するか、自分でモータースに依頼するのか決めかねている。というのは同じカネを費やすのに技術の差があっては困るし、安ければ安いなりの仕上がりならいいが、そうでないのなら困る。気をつけるべきはセラミックメタリックの色を純正を変わりなく作れるかが気がかり。今回はディーラーお抱え工場に依頼しようとは思うが、見識のある保険代理店にも相談して入院先を決めようと思っている。

 さてここまで筆者の戯言に付き合った頂いたのであれば申し訳ない。こんなにみっともないネガティブな事をSNSを通して晒すのは嫌なものだが、クルマを所有する生活というのは、結構カネがかかるものだなぁと思った。反則金や修理代といった負のコストも、10年スパンで考えればある程度かかるものとして考えてはいたし、何もクルマに限らずとも、生涯人生、事故や病気、離婚や倒産、借金など無いにこした事はない。家電だって壊れるし、スマートフォンを無くしたり、買ったばかりの時計や靴を直ぐに傷つけてしまうことだってある。他人のトラブルに巻き込まれる事だって…経済活動をしていくなかでこうした事態は起こりえるわけだし、何度も書いているが気をつけていてもミスは起こりえる事。

 最後に、クルマなんて流通価値のないタダ同然のクルマでも十分生活の役に立ってくれる道具だ。そんなものの為に何百万円も費やすのは贅沢なのだろうか。贅沢は敵というが、クルマが好きな人にとっては贅沢は素敵なのである。低所得者層に属する私にとって、ここまで書くくらいだから、CX-3を壊した心のダメージは深い。あの魅惑なCX-3のリアがこんなにしてしまったのだから。画像を掲載するのもかなりためらうのであった。



<2015年7月19日>
Posted at 2015/07/20 00:42:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ
2015年07月18日 イイね!

マツダ CX-3 XD Touring セーフティクルーズパッケージ 【2ヶ月 3400km】シフトスケジュールに疑問・給油はニンマリ

マツダ CX-3 XD Touring セーフティクルーズパッケージ 【2ヶ月 3400km】シフトスケジュールに疑問・給油はニンマリ CX-3と過ごして早くも二ヶ月を経過。カタログでは見抜けない「そーだったのか!」
と思うところもしばしば。オーナーにならないと分からない点がいくつか出てきたので複数回に分けて認めていこうとおもう。








## 試乗だけでは見抜けないクルマの本当のところ

 クルマは試乗では見抜けない。というのがCX-3と一ヶ月過ごして分かった。ただ、どんなクルマに乗ってもそうだが、初めてのクルマでもタイヤを数メートルも転がせばそのクルマの70%は素姓が分かると思う。まぁこれは近代の工業製品の効率化が進んだ恩恵で似たようなものが出来るからだろうが、残りの30%はセッティング、装備によるパフォーマンスの違いが顕著に現れるのではないだろうか。

CX-3に限った事ではないが、高価なオプションを付けたはいいが期待はずれだったり、標準で付いているものでも役立たずで、そんなもの要らないからその分車両本体を安くしてもらえばよかったのに…と思うユーザーも少なくないだろう。


## 先ず言いたいのはATのシフトスケジュール

 CX-3のオーナーになるくらいお目の高い方なら少なからず感じたかもしれない。それはATのシフトスケジュールが実走行とアンマッチする事じゃないだろうか。燃費運転を心掛けふんわりアクセルを実行した場合、シフトアップしてほしいところでしてくれないのである。具体的にはふんわりアクセルを実践した場合、1速→2速は時速24キロ付近、2速→3速は34キロ付近、3速→4速は46キロ付近、4速から5速は64キロ、5速から6速は85キロ付近でギアチェンジされるポイントだが、これが痒いところで切り替わってくれないものだから、燃費を気にするユーザーとしてはやきもきさせられる。

例えば近所の裏通りでは2速→3速を常用する。時速36キロ付近で加速したり減速したりするので、ギアが上がったり下がったり忙しない。おかげで前後に揺さぶられるスナッチにストレスを感じる事になった。以前乗っていたスイフトのCVTはエンジン回転が微妙に上下しプーリーが移動するだけなのでスーゥっといなし走りは上品ではあったのだ。それはそれでCVTはCVTで常に滑っているような感覚=ダイレクト感は不満ではあった。

4速から5速は街中で流れに乗ったところだと55キロから60キロ付近が多い。ギアを上げようと65キロまで引っぱり5速に入れば、街中で流すにはちょっと速く前車との車間の影響で結局は直ぐに落ちるといった具合なのだ。マニュアルトランスミッションなら任意なのでアクセルワークやクラッチで調整し同じギアで粘っても許容できるがATはノッキングや負荷に対応するためこうは出来ない。

5速から6速は6速低回転で燃費を伸ばそうとするが、都市高速だと85キロ付近で流せば覆面パトの餌食になる心配をしないといけない領域。このように、裏通り、街中、都市高速では上がるか上がらないかの付近で走行するシチュエーションが多いのだ。

 この感覚、多くのクルマにある「スポーツモード」にスイッチを切り換えたようなのだ。マツダは何故、このようなセッティングにしたのか?ディーゼル特有の力強さをリニアに感じてもらう為に狙ってるのかもしれない。しかしディーゼルエンジンの特性としてごく低回転からも強靭なトルクを発生するところから、もっとストンストンと、ギアを上げていってもいいのではないだろうか。
それとも、ある程度の回転を保つ事で、ドライバーの高揚を掻き立てる要素を狙っているのだろうか?それはガソリンエンジンでこそ発揮出来ると思うのだが…

先にスポーツモードのようだと書いたが、CX-3は「エコ」「ノーマル」「スポーツ」の設定がない。どんなに安いコンパクトカーにも「SPORT」くらいのスイッチなり、シフトゲートが使いもしないのにあるものだが、CX-3は恐らくパドルシフトなりのマニュアル操作ができる体裁で設定していないのだろう。でも、BMWはもっと細かく設定出来るようになっている。スイッチ一つでコスト上昇が気になるのであれば、BMWのi-driveでもやっているように、マツダコネクト内で設定出来るようにしておくのが合理的ではないだろうか。


## もう一つの理由

 独断で書くのも乱暴と思い、気になってメディアに出ているアテンザの記事を見つけると、ディーゼルとロックアップATでは共振音の問題があるようで、ユーザーを不快にさせない絶妙なセッティングを見つけるのに苦労があったと推察出来る。

成る程、音だけの問題であればスピーカーからノイズキャンセリングの周波数を飛ばせば解決できるのでは?この手のテクノロジーは開発陣の世界では裏技なんだろう。であれば大袈裟な話、ATに拘らずともツインクラッチMT、ASGだって…そういえば、スカイアクティブテクノロジーにツインクラッチの構想はなかったのか?と言いたい放題なのは承知の上だが、ATであってもネガティブワードを見つける事は出来ないし、私のようなシロートがしゃしゃり出る幕ではないだろう。



## クリーンディーゼル乗りにとっては気になる燃費

さて最後にCX-3を購入するオーナーにとって重要な燃費をレポートしていこう。
オドメーターは既に4000キロを超え、メーター内の平均燃費は納車スタートからリセットしていない。マツダコネクト内の燃費モニターで直近の燃費も確認出来る事から、生涯燃費を統計出来ると思い、給油ごとにリセットしないようにした。(マツダコネクト内でTRIP A リセットと連動させなければOK)

 私の走行シチュエーションを紹介しておくと、5月〜7月上旬の期間、ざっくり高速道路と一般道で50:50、燃費を意識したアクセルワーク、クルーズコントロールのMRCCも使用している。アイドリングストップも多用し、エアコン使用比率は7割くらいだろうか。結果はズバリ、20キロ台をあっさりマーク。みんカラの読者ならご存知の方も多いであろうレスポンスが運営しているe燃費を今回も活用し、給油後に打ち込んだデータ、即ち満タン法から算出した燃費はオンボード表示との乖離が少なかった事は特筆すべき発見。

前回のスイフトではオンボード表示と実際では4キロくらいの乖離があったものの、今回のCX-3では実際の燃費に極めて近い表示がなされるということは、ストレスを感じなくて済む。生産車はJC08モードのロジックを元に算出され表示されていると巷では聞くが、レンタカーも多用する私としては車種ごとに大きく表示が異なる経験をしているだけに、疑問は払拭出来ない。

 話が脱線してしまったがディーゼル車に乗りはじめて給油時ににんまりしてしまうのは軽油の価格であることは言うまでもなく、ハイオクが一番高く、軽油が一番低い。変動はあるもののその差30円くらいで推移しているものだから、他車に対してお財布の負担が軽くて済むのはありがたい。48リットルのタンク容量まるまる飲込んでも5000円ちょっとで済むのだから、特に輸入車ユーザーに対してヘヘン、という気持ちになる。それに給油時にスタッフへ「軽油、満タン」と告げるのも何だか新鮮な気分にさせてくれる。今までこれくらいの車各だったら、ガソリン燃料でも抜群に燃費が良かったクルマは見当たらなく、ハイブリッド車かそれ以上という燃料費の低さは大満足である。


 さて次回は何かと話題のマツダコネクトに対する印象、遅れた一ヶ月点検の顛末を認めていくつもりなのでお待ち頂きたい。



<2015年7月17日>










Posted at 2015/07/18 15:22:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ
2015年06月14日 イイね!

マツダ CX-3 XD Touring セーフティクルーズパッケージ 【3週間 639km】待ち遠しかった納車・Sweet of 1550mm Hight Body

マツダ CX-3 XD Touring セーフティクルーズパッケージ 【3週間 639km】待ち遠しかった納車・Sweet of 1550mm Hight Body4月25日、初回の商談から2ヶ月の期間を経てCX-3がウチにやってきた。正直、待ち遠しかったのは否めず、特に不満のないスイフトとの別れを惜しむ気持ちと交錯しながらの日々だった。







## ちょっと温度下がった納車日

 今年最大のイベントといってもいいCX−3の納車日は土曜の夕刻。担当セールスSの予定だとこの日は2件目の納車らしい。このところ、マツダはモテモテである。何でも翌日曜は仏滅だというから、納車を控える客が殆どだとか。私は雨だろうが仏滅だろうが気にするタチではなく、それよりもサプライズがあった方が嬉しい。これについては別の機会に書こうと思うが、嗜好性の強い乗用車の場合、客にはセレモニーとかなんとかの儀式的なものがあると歓ばれると思う。前回のスイフトXLの時は記念撮影があって後にグリーティングカードが贈られてくるという、ちょっと嬉しいサプライズがあったが、東海マツダは特に不満を訴えるつもりはないが平々凡々だったのは最初に書き留めておこう。

 クルマやら保証などの説明を受け、「もう終わってしまうのか」という気持ちになる。CX-3が愛車になるのは勿論嬉しいが、いざ自分のものになるとなると、買い物したときのワクワク感はもう下がるのである。カスタマイズというのはこのワクワク感を持続する為のものなのかと思った。CX-3への期待がそれだけ大きかっただけに、尚更温度が下がったような気がする。ディーラーを後にする際、お見送りに深々をお辞儀をする担当セールスSの姿をルームミラー越しにチラ見するのであった。



##  CX-3をいつもの車庫へ入れると…

 CX-3との生活がスタート。この数日間で気づいた事を余す事無く伝えていこう。まず見た目のサイズ感。契約している月極駐車場と自宅の車庫にCX-3を入れると、存在感が大きい事に気づく。BセグメントのクラスでありながらSUVルックよろしくボンネットの峰が高い事や、異例に大きい18インチのホイールだからだろうか。これは後に同じ月極駐車場にデミオがいたが、このほど新型デミオに買い替えたようで、アクセラではないかと紛う程、CX-3と同様ボリュームが増している事がわかる。月極駐車場の方は敷地内の一番奥で、隣のクルマや壁に気を遣う必用があるが、5.3メートルの最小回転半径は小さい方ではないが、取り回しは良いと感じた。

ただ、やはりSUVルックの為にボディパネルが嵩上げされている結果、左フェンダーから左ドアにかけて見切れが悪く、常に「左の下の方に何かなかったか」と心配になる。ドアミラーはAピラー根本から離されてドアマウントされた事により、視界が確保されて助けにはなっていると思うが、考えられたミニバンのようにはいかない。初回の試乗では「ほんの少しだけ高くなったデミオ」という印象だったが、少々の事でも影響はあるものだと実感。まぁCX-3のデザインテーマを考えると仕方が無いように思うし、シートリフターで好みの高さを見つけていこうと思っている。



##  いつもの駐車場で珍事



 駐車場インプレッションから始まってしまったCX-3だが、一番のキモである機械式駐車場について記そう。最近は週に二度程、名古屋駅まで営業に行っている。クルマをプールする場所はだいたい決まっていて、一番近くて800円で打ち止め料金なのが魅力で利用させてもらっているのだが、スイフトの頃は何も考えずに駐車したものの、SUVのCX-3となれば入るのか入らないのかを確認する必用がある。

ご存知CX-3は機械式駐車場に入るサイズがウリで、ここの駐車場は全高1550mmまで対応としっかり明記してある。この1550mmがニヤリな数字で、CX-3の全高はちょうど1550mm。いつもの名古屋駅はMパーキングへ侵入するとひょうきん懺悔室のグレート義太夫よろしく、罰点マークを突きつけられ断られた。このオジさんはCX-3の存在自体知らないだろうと思い「これは入るんだよ」と訴えれば、高さはOKだが幅がNG、と想定外の事を言われ、敢え無く断念。ということは今後、さらに料金が高くて遠い立体駐車場へCX-3を駐車するしかないのか、と一気に憂鬱になり腹をくくろうとしていたが、どうも腑に落ちず次週もう一度Mパーキングへ侵入し、車検証から確認すれば、全幅1765mmのCX-3に対しMパーキングが対応する全幅は1765mmとリミット丁度だった。因みにMパーキングが表示している情報は全長5000mm, 全幅1760mm, 全高1550mmだから、実際のところマージンを残しているのだろう。それにここのオジさん達は皆CX-3と初対面だから、見た目だけで判断されているのでは、と勘ぐっていた。車検証から確認が出来たところでターンテーブルに乗り、前方の鏡を見ながらパレットに侵入しようとすればパレットの溝キッカリ。籠の棒が真上真横に迫り緊張した。

 いつもは気にも留めなかったが駐車場のオジさんと話をすると、この機械式駐車場は40年前から営業しており、駐車するクルマのサイズも当時の基準で考えられていただろう。逆に、40年前に設計した人が将来ご覧のようなサイズのクルマが横行している事が想像出来ただろうか。ある程度は大きくなるにしても想定外だったのではないだろうか・

 もう一つ、サイズの話だが平然とフェラーリが駐車しようとその低いバンパーからナナメに侵入してくるわ、ハマーH2が入ってくるわでお門違いにも甚だしいとか。多いのはハイトワゴン系の軽自動車で、軽なのに入らないのかと逆ギレされるという。気持ちは判らなくはないが…それに最近の機械式駐車場はパンの自動販売機のように縦横無尽に自走する方式が多く、こちらは旧式の籠が観覧車のようにクルクル回るタイプ。出てくるまでに時間がかかるが、旧式だから安くなっているのではあればそれも合点がいく。いずれにしても引き続きこのMパーキングが使えるのは良かった。

 目出たくCX-3に乗り始めて最初のトピックは駐車場での珍事。SUVらしくはないがデミオとはやはり違うボリューム感を感じた事をお伝えした。次回はCX-3に乗り始めて1ヶ月経ったところで気づいた点を認めていくのでお待ち頂きたい。




<2015年6月15日>





Posted at 2015/06/15 00:30:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ
2015年06月01日 イイね!

CX-3試乗・商談編 安全装備は必須・白いレザーシートのあま〜い誘惑

CX-3試乗・商談編 安全装備は必須・白いレザーシートのあま〜い誘惑 クルマの商談はエキサイティングで、何より新型車の発売直後というだけあって、私も脈が上がりっぱなし。意外にも時間がかかり、悩むことも多かったのだ。悩んで決めるプロセスもまた新車を買う醍醐味なのである。






## CX-3発売後のウイークエンドは

 2月22日にデミオの試乗を済ませればCX-3の発売日は2月27日。翌日の28日にCX-3の試乗を13時と時間指定して東海マツダC店に訪れる。ショールームは多くの人が訪れており、この人たち皆CX-3を見に来たのか!?と心配したが、後にデミオの商談客の方が多いという事を聞いた。商談テーブルが相席、キッズコーナーで商談なんて珍百景が繰り広げられたというから驚きだ。

 担当セールスSが現れ、挨拶もそこそこに早速CX-3と対面。C店の試乗車はXDグレード。目星を付けているのは18インチを履いた中間グレードのXDツーリングだ。XDの場合ホイールが16インチなので、18インチと乗り心地が比較検証できると思い、都合が良かった。CX-3に乗り込むと担当セールスSから簡単なコクピットドリルを受ける。ここで思い出したのは、東京オートサロンでレクチャーを受けた試乗に際しても正しいドライビングポジションの指導をされた事に感心。販売店でも客に「Be a driver」を啓蒙しているとは驚きだ。私自身は、東京オートサロンでレクチャーを受けてきたんだよ!とドヤ顔を露にしたかった。

 さてCX-3のポジションをDにして、いざ出発。先週デミオXDツーリングの試乗を済ませていたので、第一印象は「アイポイントの高いデミオ」と、そのまんまだった。この試乗では、ポジティブな印象とだけ記しておこう。話を間に入れると、数日後に他店でXDツーリングLパッケージに乗りに行った。異例の18インチサイズがどうしても気になっていたからである。16インチと18インチの差は明快で、XDツーリングに乗って最初の出だしで大径タイヤであることが感じられ、「ばたつくなぁ」と思った。収束は速やかに収まるものの、荒れた路面を踏んだ瞬間、ブルッとしたバイブレーションを伝わるが、これが2インチ分振れ幅が大きいだけに感じた。これが嫌かといえば気になるほどではなかった。率直には「18インチで16インチの乗り心地が得られればいいのに」と思った。この時点で乗り心地に関しては16インチを履いたXDに分がある印象である。ただ、低速域だけの試乗だったので、中高速・コーナリングでの印象はまた違った印象になるだろう。

 ディーラーが設定した試乗コースというのは事故のリスクの少ない左回りと決まっていて、クルマの性能を引き出すような走り込みが出来ないのは事実。しかし経験から大抵のクルマは敷地内から車道へ出る段差まででクルマの第一印象が決まってしまうものである。 きょうび、大衆クラスの量産車なんぞ、どんなクルマか察しがつくものだが、試乗というのは自分の想定通りかどうかを確かめる作業のようなものである。

## 一番楽しみなグレード選定、カラー、オプション

 グレードについては中間グレードのXDツーリングと大方決まっている。ボディカラーも新色のセラミックメタリックが気に入った。元来、クルマ選びにはカタログの表紙を飾るカラー、即ちイメージカラーを選ぶのが定番としてきたけれども、ワインレッド系はスイフトで2台も乗り継いできたから新鮮味に欠けるし、ソウルレッドプレミアムは5万4000円も価格が跳ね上がるほか、何より愛車遍歴中ホワイト系は一度も手にした事が無かった。このセラミックメタリックというやつ、白系でも暗いところではグレーがかってスゴく気に入った。こういう光の加減で見え方が変わるボディカラーが好きで、アルファ156のヌヴォラブルーが素敵だった。そしてセラミックメタリックは新色でも価格が上がってないというのも気分がよい。今回はソウルレッドプレミアムとセラミックメタリックで比較検討したが、直ぐに決まった。

 オプションについては本カタログと同じ分厚さになる位、充実している。あれやこれや欲しくなるが、結論からいうとフロアマットすら注文せず、セーフティクルーズパッケージこれ一点のみ注文した。ちょっとお目が高いオーダーかもしれない。まずエクステリア。例えばマツダスピードのスポーティパッケージをフルで装飾させればカッコ良くなるが、22万2154円ではムムムな出費である。まぁでもCX-3に華飾は不要だと思った。元々いいデザインだし、既に完成されているデザインというのは華飾すれば崩れるものである。できるだけシンプルにすることはクールであり、本来のクルマの形が映えるというものだ。因みにフロアマットについてはさすがに無しというわけにはいかず、予め社外品を調達するつもりだったのだ。

 オーディオビジュアル系については最近の趣向で、Bluetoothさえあれば事足りる。スマートフォンの登場はこの領域まで駆逐するようで、スイフトの時はナビもDVDも地デジも使わなくなってきた。最近は深夜ラジオや昼帯、夕方のニュース番組をスマートフォンで聞く事が日常で、クルマで映像コンテンツはほぼ観ない。スイフトの時はフルセグにデッドニングまで施したが、運転中だからモニターに映っている映像はチラ見しかできない。映像に気をとられてしまうと安全性でも不向きだし、オーディオはスピーカーからアンプ、ケーブルまで散々凝ってきたが、ラジオコンテンツの視聴なら音に拘らなくてもよくなったということ、そして音を漏らして周囲に迷惑をかけたくない(というか何を聴いているのかがバレるのが恥ずかしい)という気持ちが強くなったのが理由で、BluetoothとAUX入力、適度なパワーアンプとそこそこのスピーカーさえ標準でついていれば私はOKなのだ。


## 軽く炎上気味のナチュラル・サウンドスムーサー

 ピストンピンに組み入れたダンパーが振動を打ち消しディーゼル特有のノック音を軽減するという新しい技術。抑制するというか、カタログにも曖昧な表現なのだ。何しろ初物でCX-3から採用されるから誰も経験しておらず、実際のインプレッションは発売後のメディアの情報か一般人の試乗書き込みしか頼りにできない。発売後に装着車を乗った人から上がった感想で散見されたのは対コストに見合わないという書き込みが多く、効果テキメンというわけではないようだ。それもそのはず、このダンパーと回生で蓄電した電力を放出するキャパシタとセットで64,800円。ムムムなお値段である。それでも付けた方がいい、いや要らないでしょ的な書き込みが多く、プロのジャーナリストのインプレッションでも微妙な表現である。キャパシタについてもそりゃあ回生エネルギーは欲しいが、スズメの涙程度の燃費向上させる為にキャパシタを運搬するサイズと重さは微妙に感じる。ピストンピンに入れるダンパーは宮崎駿が好きそうな形をしているし、キャパシタの発想は好きなんだが、別々の設定にするとか、パッケージの内容が今ひとつだと思う。新しいテクノロジーは取り入れたいが、そうそう財布の紐を緩めるわけにもいかなかったのである。


## 安全は妥協したくない、セーフティクルーズパッケージを見積もりに追加


 積極的に取り入れたい装備品があって、それはセーフティクルーズパッケージ。パッケージの中身の一番はスマート・ブレーキ・サポート(SBS)で、最近のクルマには時速30キロ以下で衝突の危険を判断されて時に自動ブレーキが介入するという機構が標準で装備されるのも少なくなくなってきたが、時速35キロで追突しました、残念でした申し訳御座いません…と後悔したくないとずっと思っていて、遠くまで補足できるミリ波レーダーがいいなとは思っていた。

他に車線逸脱警報システム(LDWS)、これは日産車で経験していて、わざとショートカットするときなどピーピーと結構うるさいと感じていた。ただ無いようにしなければならないが、うっかり車線をはみ出したり、左側のガードレールにこすりつけたりなんてミスはあり得る。これが警報音で注意を促されるなら助かるではないか。これは積極採用である。

ハイビーム・コントロールシステム(HBC)については東京オートサロンでデモ映像を見た時に大変関したもので、前車や対向車がいる・いないでロービーム・ハイビームを自動で切り換えてくれるというもの。それに交差点にいる歩行者が発見しやすいように真横に来たら歩行者を照らしてくれるらしい。これについては私が毎日通っている裏通りでパフォーマンスを発揮するならありがたいと思っている。効果の程は後にレポートしよう。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)は昔からあったクルーズコントロールにこの機構を付けて完成だと思った。というのはクルーズコントロールを経験している人なら誰もが感じただろうが、設定の速度を保ちつつ、自動でアクセル踏みっぱなしなので、ほおっておけばいつかぶつかるのである。北海道の延々続く直線ならいいが、忙しない日本の道路事情ではブレーキペダルに気を遣っていたり、ちょくちょく設定速度を上下させて交通の流れに乗っていたのがこれまでで、これでは「クルーズコントロールをコントロールする」という不毛な機構だった。やはりアメリカの発明だなと思っていたが、レーダー・クルーズ・コントロールについては約30〜100km/hの範囲で、先行車との車間を維持しながらついていってくれるというもので、先にスバル車に採用されていてイイなと思っていたからこれにも期待。

グレードがXDでもXDツーリングでもアクティブセーフティ機構については結構なモノがついているが、セーフティ・クルーズ・パッケージで118,800円を余分に払ってでも安全と安心がついてくるなら是非とも採用したい、ということで躊躇無く見積もりに加える事にした。


## ならLパッケージは如何でしょう?


 ここまではトントン拍子なグレード・オプション選びであるが、セーフティ・クルーズ・パッケージの中身が標準で付いてくるXDツーリングLパッケージに目移りしてしまうのがメーカーの作戦だろう。安い下位グレードで欲しいオプションを選んでいくと、もうちょっと出せばもっとイロイロ付いてるこっちのグレードがいいですよ!じゃあそうするわとアップグレードさせるのが流通業界のオキテなのは同業なのでイタい程分かっている。

 ご存知CX-3の最上グレードで、LパッケージのLはレザーという意味なのは言われるまで気づかなかった。ホワイトレザーで設えたインテリアが魅力。これはデミオの頃からスゴいなイイなと思っていたが、いざ自分のものと考えた時に、誰もが懸念するのは汚れだろう。私はクルマで菓子やらパリポリ食べないが、お茶はしょっちゅう飲む。三菱アイの赤いシートでもお茶をこぼした時に染みになって落すのに苦労した。それに汗っかきの人は夏場の汗でも蓄積されシミとなってしまうことから、心配ではあった。レザーであれば、布シートよりさっと一拭きで事なきを得るが、経年劣化でレザーが割れてくれば、隙間に汚れが入り込み黒ずんでいくというのは想像に値する。これについて担当セールスSは、「家族持ちの方は最初からNG」とのこと。レザーシート自体はリセールバリューに大きく貢献し、余分に払った分も取り返せる位というが、それも状態がいいのが前提の筈。白シートについてはネガティブキャンペーン推進している自分に気づいたのだった。

ただ、まだLパッケージ推進派の自分がいるのも事実で、XDツーリングLパッケージの2,808,000円のプライスに対して、XDツーリングは2,592,000円。これにセーフティ・クルーズ・パッケージを追加すると2,710,000円。その差98,000円にまで詰まってきている。後の付加価値ではLEDフォグランプ、シートヒーター、サイドガーニッシュである。この中で欲しいのはシートヒーター。フォグランプはこれまで霧で困った事はなかったので要らない。サイドガーニッシュも横だけならまぁまぁかな、といった感じ。ここで気になったのはXDツーリングにセーフティ・クルーズ・パッケージの118,000円をかけて、リセールバリューに反映されるのか、されないのかだ。これについて回答を持っている人はどこにもいない。あくまで自分が売りに出す時の市場で決まるものだ。担当セールスSもなんともいえず、といった感じで、こりゃあ自分で考えるしかない。ここで思い出したのは買取り大手のアップルで聞いた話。高価で豊富にあるポルシェのオプションは、流通の時点で装着の有無がわからなければ価値を弾かれる事もあるし、100万円以上するセラミックブレーキも時と場合によっては査定アップとは限らないという話。私の場合、小さな金額でやきもきしているわけだが、私なりの結論。XDツーリングにセーフティ・クルーズ・パッケージをオプション追加して、付いてないよりも査定アップが見込めるか?答えは「査定時に付いてる事を訴求して頑張る」ということ。

材料としては安全装備はポジティブに市場が受け入れるだろうということ。例えばこれが外装のオプションをフル装備していたとしても、好みは分かれる。流通業界にとって滞留在庫はネガティブそのもの。必然的にお金に反映されるから、好みの分かれる外装のオプションはリスキーだ。社外品があるかどうかも市場でそれがウケているかどうかである。余談だがナビが付いてる付いてないは大きく、外して売るならAMラジオだけでも付けておかないとマイナスになるとのことだ。

では将来XDツーリングを売る時に訴求しなければならないセーフティ・クルーズ・パッケージが付いているかどうかの判断はミリ波レーダーが付いている事。だから私は買取りの交渉に「あそこに付いてるでしょ!だから高くしてよ」とセコいアピールが出来るわけである。

XDツーリングLパッケージは白レザーこそ懸念材料だったが、飲み食いはしません、傷も付けませんと宣誓して手を出そうとしたが、CX-3は実用車ということを忘れてはいけない。それに今回営業車としても活用するので、白の華やか雰囲気よりはクールな雰囲気が必用、ということで、シートは黒を推進。もうXDツーリングで発注できる段階。この商談の時点ではXD20%、XDツーリングが50%、XDツーリングLパッケージが30%のシェアらしく、フムフム合点がいくものだった。あとは肝心のお値段の交渉だ。

## おカネの話

 今回のお買い物は車両本体価格が2,710,800円、値引きが一律50,000円と聞いていて、実際ネット上の情報でも値引き5万円が固いというのは念頭に置いていた。期待は出来なかったが、何もないよりかはマシで、気休め程度の値引きである。端数等を引いた59,340円の値引きとなり車両店頭引き渡し価格が2,651,460円。延長保証は少し考えたが今回は見送り、整備関係は定期点検のパックDEメンテの36ヶ月分の46,700円を発注。クルマの車各からすればムムムなお値段だが、クロージング後のディーラー客にとっては泣き所。新車だし、付き合いもあるし、先ほど記したマツダの世界を共有し、話ができるという意味も含めての発注である。


 細かい諸費用は割愛するが、スイフトは結局下取りとし、査定額は600,000円。車庫証明も当然のように自分で申請して受け取るという、自分で手間をかけて各種手数料の類いを節約するという体裁をとり、東海マツダへ支払う金額は2,200,000円となった。あとからクリーンディーゼル補助金が15万円、国から入金される。もともとクルマから税金を取り過ぎだと思っている私としては、これしきの事、と思っているが、ハイブリッドカーには入らない事から、ディーゼルに対し追い風が吹いているわけだし、CX-3がディーゼルだったから補助金前提に背中押された事は間違いない。はじめはCX-3購入にはスイフトを売ったカネを握りしめてあと200万円が落しどころだったから、若干オーバーしてしまったが、いい買い物になると思っている。

値引きについてはスカイアクティブ+魂動デザイン展開が上手くいっている背景でマツダ側にイニシアチブがあることが明らか。最近知った事だが、その昔マツダ地獄なるあり得ない値引きがあって、担当セールスSによると私が乗ったLW5W型MPVなんて60万円引きだったという。その代わり下取りも安い、ということでしょうがなく乗り潰す、という顧客も少なくないという。なるほど、MPVが長寿だなと思った。旧型デミオも、ディーラーの折込チラシでナビ付き9,980,000円を見てたから、軽を買う前にデミオは如何?と奨めたくなったものだ。スカイアクティブコンセプト以降、マツダは変わろうとしている。初めての新車マツダ車となったが、CX-3の強気な価格設定については後日、考察するとして、値引きについては下取り車からまずまず取れたと思う。スイフトをどうやって売るかは別の機会に書くが、タイミングが悪かった事もあってディーラーでの下取りとした。最後に私が逃した切り札、燃料満タン納車を忘れてしまったことは後悔している。これ、鉄板だろうからユーザーさんは使うべき。

 さて遡る事2月22日から4週にわたって商談してきたCX-3。目出たく3月21日に実印を押印し成約となった。さて気になる納車日は発売前にあれだけ騒がれていたので納車日は刻一刻と後ずさりしていくのかと思いきや、意外と早く1ヶ月後の予想。ディーラーから発注すると車体番号が採番されラインに乗っかるのがGW明け、ということらしい。広島の宇品で生産され、4月の3週目には船に乗せられ衣浦港に到着、ディーラーに納品されれば登録をする、といった段取り。だいたい4月の22日にはナンバープレートが付くとのことで、納車日はその週末の4月25日とした。次回はいよいよ自分のものとなったCX-3納車〜ファーストインプレッションを認めていこう。

<2015年6月1日>










Posted at 2015/06/01 02:02:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ
2015年05月22日 イイね!

CX-3の発売日が待ち遠しい如月の夢はデミオ試乗から

CX-3の発売日が待ち遠しい如月の夢はデミオ試乗から
### 悶々と過ごす如月

 CX-3の発売日は2月27日と決まっているが、何か情報はないかと毎日悶々と2月を過ごしていた。
ネットを徘徊していると発売日の2週前位から試乗車がデリバリーされている店舗もあるようだった。

さてCX-3を何処で買うか?ご存知マツダは販路はそうそうあるわけではなく、名古屋でもいわゆるメーカーが案内するディーラーというのは2社しかない。今回は新車という事で、CX-3はディーラーで買いたいと思っていた。何故なら少し大げさだがマツダの世界観を共有する場所とコミュニケーションをとりたい。ショールームがあって、展示車を眺めながら、社員とのコミュニケーションも大切にしたいからだ。だから今回は世界を股にかける某中古車流通大手にはあまり関心がなかった。というわけで新車を買う鉄板、近所のディーラー、東海マツダへ照準を合わせる。

 ファーストアプローチはホームページから試乗の申込み。CX−3ではなく、デミオの試乗。何故なら新型デミオにはガソリンもディーゼルにもまだ乗った事がなかったからだ。もちろん、これにはCX-3がデミオベースである事と、CX-3の発売日に先んじて商談に入りたかったからだ。そこで発売一週間前の2月22日を希望日として送信、4日前に店長からご挨拶を含んだ確定の入電がきた。

### ショールームにはサプライズが

当日、東海マツダに訪れてビックリ、CX-3がショールームに飾られている。まるで片思いの好きな女の子が突然現れたようにビックリ。入店すれば担当セールスS氏を紹介され、デミオの試乗という体裁で来ているから先ずはデミオXD touringに乗り込む。デミオの所見については別の機会に触れるが、ここでは無論、いいクルマとだけ言っておこう。

試乗を終え、実はCX-3で来たんですと吉本のズッコけしながらも、展示車に対面。東京オートサロンでは壇上に上がって間近でも見られたが、今回は見放題、触り放題である。ただ、試乗は発売日まで待たなければならなかった。当日は日曜日の午後でお客さんも多く、CX-3を一目見ようと駆け込んでくる雰囲気というよりかは、デミオの商談が多いという。

 今回はCX-3の反響を探る為にやってきたようなものだ。担当セールスS氏から気になる点を聞き出した。
 1月8日から予約ができるCX-3の予約受付状況は、東海マツダT店だけで3台、内XD touring2台、XD touring Lパッケージが1台である。早期予約特典としてナビゲーション用SDカードPLUSの48600円が付くという。

ここで驚いたのがナビゲーションがSDカードになっているという事。カーナビと言えば長年、2DINスペースの本体やPNDの形に馴染んできただけあって、SDカード一枚で46800円というのは何だか受け入れ難さがあったのだ。ところがマツダコネクトが端末で、ナビがアプリケーションということなら成る程、徐々にガテンがいくものとなった。

 さぁナビをどうするか。発売日以降なら実費を払わないといけない。しかも残り4日間でCX-3の成約なんて出来っこない。ナビは鬼門で、市販の2DINタイプは入らないし、きょうびスマートフォンでも代用出来る。そう、もうスマートフォンのナビアプリケーションで十分というか、時折市販品を凌駕するパフォーマンスを発揮するのも分かっている。代替できるならカーナビなんてもう買わなくてもいいかと感じてきた頃なので、思い切ってナビゲーションSDカードはナシでいくと判断。因みに他の地域ではCX-3のミニチュアモデルが特典だったとか。ナルホド予約特典はノベルティの括りであることが分かった。であればナビSDが値引きの材料に使われるよりも、発売日以降に車両本体を値引きにした方が良いだろう。

###クルマってのはじっくり吟味して決めたい

 今回CX−3の購入については、一度や二度の商談で決めたくはなかった。買い物というのは悩んで選んでいる時間が楽しいのである。新車であれば尚更で、グレードからボディカラー、オプションまで自分の思う通りに発注出来る醍醐味がある。一般的には家の次に高い買い物であるから、何度もディーラーに赴き、商談を重ねて営業マンと駆け引きをし、ハンコをつくまでの一連のプレイを楽しむのがお買い物というもの。無論、快適なお店の設えやおもてなし代、ノベルティも新車価格に含まれているわけで、その辺のところ享受したいのである。ネットで数回のクリックで何でも買えそうな昨今だが、クルマはまだまだそんなわけにはいかないのである。

話を元に戻すと、担当セールスS氏との話題で「ネットで事前情報が簡単に手に入るので聞く事は確認になってしまい、商談の醍醐味が薄くなった」ことを伝えた。これについては立場をひっくり返せば、広い層から問い合わせが増えているという。話題になっているという事は市場が開かれているということで、全体的にポジティブではないだろうか。勿論、悪い方に流れればネガティブキャンペーンが蔓延し、それはそれでタチの悪いものなんだろうが。

 問題は価格。想定していた価格より遥かに高い事を告げると、担当セールスS氏も、「我々も驚いている」とのこと。東京オートサロンで広島の社員にも告げたが、結構なドヤ顔だった印象を覚えている。私自身、デミオが候補だった頃にディーゼルは高けぇな…と感じていたのに、CX-3になって200万円の後半になるとは、メーカーの術中にまんまと嵌ったようである。

### あまりの反響の大きさに心配だったのは「納期」

 納期については一番気になっていた事で、これを聞く為に来たといっても過言でない。ただ発売一週前の時点では個店でも予約が3台の事だし、CX-3はパーソナル性が高く同時に価格が高めということもあり、デミオ程待たされる事はないだろうと担当セールスS氏。デミオは守備範囲が広く台数も多い為、3ヶ月待ちもあるとか。CX-3については発売日以降でも予め作っておいた在庫分が予約客にデリバリーされ、AWDやマニュアルでもない限りは通常の2〜3週間程で納車出来るのではないかと担当セールスS氏の案内だった。

 営業向け価格表と簡易カタログを貰い、次回の商談は発売日当日、2月27日にアポイントを取った。
発売日には試乗車も解禁されるというから、なんとも楽しみである。おっとやっておかないといけない事があった。スイフトの下取りである。一円でも高額な金額を得るため、ディーラーに下取りをする以外にも買取り店、カーコン代理店と複数に跨いで査定をするつもりだ。

次回は発売日から試乗、見積もりからオプションの選択技を書いていく。

Posted at 2015/05/22 01:06:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ

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