♦♦♦ 初回車検・軽い諸費用
ディーラーから車検の案内が届いた。早いもので我がアイ君も3年を過ぎようとしている。気になる費用はさすが軽自動車、費用は普通車に比べて少なくて済む。同じ三菱車のコルト(小型車枠1.0t~1.5t)に比べて基本料金はコルトが42,525円に対してアイは34,125円。法定費用は重量税が37,800円に対しては8,800円、自賠責保険は22,470円に対して18,980円、車検代行料と印紙代は普通車と同じで7,350円と1,100円といった具合。
ディーラー側が薦める基本整備(34,125円)に三菱ハーティプラスメンテナンス・お手軽(3,600円)に加入した。これは法定12ヶ月点検と安心点検が2回付く。その他の内容を記述すると、スチーム洗浄(5,250円)、ブレーキメンテナンス(2,100円)、エンジンオイル交換(ボトルリザーブを適用)オイルエレメント交換(1,365円・工賃1,050円)、ブレーキフルード交換(4,200円)、バッテリー交換(7,035円・工賃1,680円)、リモコンキーの電池交換(315円)前後ワイパーブレード(前・1,039円・後・472円・工賃840円×2)取り纏めると技術料53,685円・部品代・10,226円で63,911円①、重量税8,800円・自賠責保険・18,980円・印紙代1,100円で28,880円②、合計(①+②)で92,791円(税込)となった。
♦♦♦2009年型 ビバーチェ(ターボなしNA)に乗る
車検の代車はあえてアイのターボなしモデルをリクエストした。2010年型の燃費向上がなされたモデルはなかったので、2009年型のターボなしモデル、試乗車のビバーチェを用意してくれた。目を惹くのは深い落ち着いた色のラズベリーレッドパールはオプションの21,000円の有料色で、プレミアム感が強く、カタログ表紙を飾るだけになかなかいい色に思った。 今回何故アイを指名したかというと、先頃足回りのアライメントをとりカイロプラクティックしたばかりで、他の個体と健康状態を比較してみたかったからだ。因みに試乗車は走行距離も2,000キロちょっと、サンプルにはよい素材だった。
♦♦♦ EPS+に垂涎
走りはじめて直ぐにわかるのが電動パワーステアリング「ESP+」の恩恵。2008年型から全車に採用されたEPS+は、基本制御に「路面反力推定制御」と「車両挙動推定制御」が新たにアップデートされている。これが羨ましいくらいによくなっていて、交差点を曲がる時などハンドルを切ったときの手応えがしっかりしており、曲がった後のハンドルの戻りも自然な感じだった。
我が2007年式のアイ君の場合、ステアリングをきってセンターまで戻してあげないといけない場合がある。この辺が路面反力推定制御が介入し適切な抵抗を与えてステアリングに自然な手応え感を得ている。そして最大の悩みの種だったのは高速走行時に風に煽られると姿勢が乱されやすかった事で、ここで車輌挙動推定装置の出番となり、車輌を安定方向へと舵を取る。EPS+が素晴らしいのは、アイのダイナミクス的ネガ要素を、電動パワーステアリングのプログラミングで潰した事だ。早い話がハードの弱点をソフトでカバーし、これが現代のクルマのセッティングというわけである。
♦♦♦ シートはよくなったが厳しいコストジャッジも
ユーザーの不満が届いたのか、シート表皮が目地の粗いものになった。あんこの具合をどうしたのかは分からないが肝となっていた座面は短時間乗った限りではなんとも言えないが、少ししっとり感があり、よくなった感じはする。抽象的で申し訳ないがサイズや重量、もちろんコストもあり工夫を凝らす事しか出来ないのはわかる。
我が2007年型アイ君と一目瞭然でわかるのはエクステリアのドアサッシ部分とバンパー下部のブラックアウトが省略された。コストダウンの背景が目に見えるのは気にはなる。ドアサッシ部分は面が均一でないため精悍さが損なわれてチープな印象を受けるし、バンパー下部はボディ色と同色となった。マットブラックを塗らなくてよい分、塗装工程が減ってコストダウンに繋がる。これらはグレードに関係なくガソリン車全車に統一された。その代わり、ドアミラーカバーは廉価グレード以外はボディ同色となっている。
借りた2008年型のビバーチェの細かいところを観察すれば、ダッシュボードのカード差込ポケットが省略され埋もれたままの形状になっていたし、空調ダイヤルが無塗装、ここまでするかと思ったのはエアコンのコンプレッサー作動インジケーターが「緑」が常識なはずが、内気・外気、デフォッガーインジケーターのLEDとあわせるべくオレンジになっていた。エアコンのインジケーターがオレンジとは初めてお目にかかった。LED一個、コストのジャッジが下されているのに脱帽である。
↑カード差込ポケットがなくなった。私の場合、駐車券を一旦差し込んでおくのに重宝している。だがこのポケットは簡単に引っこ抜けるので、代わりにETCユニットを差し込むユーザーも多い。
♦♦♦ターボはなくてもいいか?
ターボ有りと無しとの比較では、少なくとも街中を流す程度の走行シーンならターボ無しでも大して問題にならない。ギア比もまったく同じでシフトアップのタイミングも同じようだから、自分の走行パターンと比べやすかった。燃費もターボ無しと有りではカタログ数値でもNAの方が勝っているし、勿論ターボ付きの方が車輌価格も跳ね上がる。
ではどちらがよいだろうか?答えは中速域から高速域にかけてはっきりした。先ず両者とも全回転域で安定したトルクが出るセッティングだが、3速へキックダウンさせるか、4速のままじりじりと加速をしていくのかはアクセル開度と路面の状態で決められている筈。時速100キロからアクセルペダルをドンと床まで踏み込めば、ワンクッションおいてシフトダウンし、明らかにターボのほうがパンチが効いており、そこいらのリッターカーより追い越し加速は優れる。また“ふんわりアクセルで”4速キープでもグイグイと加速していく。一昔前の“ドッカンターボ”とは違い、マイルドでストロングだ。
一方、NAの場合3速にキックダウンするとエンジン音が勇ましくなる割にはパンチが効かないため、「ああ、軽だった」と思わせられる。それにNAは長い上り坂の場合、アクセルペダルが一定だとシフトダウンしないように粘るので、じりじりと速度が落ちていくのが分かる。これは渋滞の原因者となるので気をつけねばならない。私の場合脱・軽自動車を意識したかったから“全域ターボ”で正解だったし、NAでも一昔前の軽とは思えないほど上質な走りなので、これはこれで十分といえる。
2010/2/7
Posted at 2015/05/11 23:38:08 | |
トラックバック(0) |
三菱 i アイ G | クルマ