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Takahide Sumidaのブログ一覧

2005年05月25日 イイね!

アルファロメオ145 2002年3月〜2005年5月【3年1ヵ月~5年目36000km】煙幕の術〜!

アルファロメオ145 2002年3月〜2005年5月【3年1ヵ月~5年目36000km】煙幕の術〜!










3年2ヶ月 【36000km】
リアコンビネーションランプ脱落


 145はよく何かにつけてよく部品が外れたりする。今回はちょっとコイツはどうなの?という外れネタである。走行中、何かカラカラ音がするので後ろへ回ってみると、バックランプが外れているのに気づいた。よーく見ると、ボルトの頭に接着剤でくっついてるだけで、そりゃ外れるでしょって感じだ。ディーラーに訊くと、よくあるということ。交換に1万円以上するので、もったい。ホームセンターでボンドを購入しくっつけた。

 それにしても、クルマの見えないところがこんなにお粗末になっているのに改めて驚いた。このランプひとつとっても、何か、無駄があるように見えてしょうがない。取り付け精度とコスト、もっと言えば部品一つから生産工程まで、日本車やドイツ車を参考にしてほしい。テールランプのレンズなんて、トゥインゴみたいに剥き出しのまんまのツメで止めてしまってもいいのだ。


車両側のボルトの頭に接着剤を盛って留っているだけだった

3年7ヶ月 【41500km】夏、それはアルファ乗りに辛い季節。ラジエター冷却水、ブレーキオイル補充

 大きなトラブルに見舞われることなく、我が145は40000kmを超えた。フィアット系オーナーなら、そろそろタイミングベルト交換の時期と気がつく頃だが、交換は45000kmまで引っ張ろうかと思っている。

さて、この頃は2002年の夏。エアコンの効かない145を乗り切るのはとても辛い。ディーラーの人によれば、風量が「4では能力的に追いつかないので、「3」の方がいいらしい。連日35℃を超える猛暑のなか試してみたが、「3」でも「4」でも体感的には変わらない。とにかくダッシュボードや内張りからの「ほてり」が凄いので、断熱材などで対処してほしい。実際に日陰にクルマを置いたときとそうでないときの違いは歴然だった。156や147も効かないというから、フィアットオートジャパンはメーカーに強く訴えて欲しい。以前乗ったゴルフワゴンは日本車より冷房が効いたのでびっくりした。VWもマーケットを見て、ちゃんと対応したのだ。そうでないと、せっかくのブランド志向のマダム達に見限られてしまいます。

 それはそうと、トラブル報告。トラブルではないが、ラジエターの冷却水が随分と減る。続いてブレーキフルードもMINの位置で、メーターのサイドブレーキのランプで知らせてくれた。ブレーキオイル交換しようかと思ったが、トヨタ純正の補充液で対処。そして45000kmになったところでタイミングベルト及びテンショナーを交換。


4年11ヶ月 2004年11月 念願のETC装着




 我が家にもITSがやってきた!というのも妙だが、新しい物好きのココロくすぐるアイテム、ETCを145に導入した。ETCを使って実際に料金所のバーを開けるまでにずいぶんと長い道のりだった。まずはETCカードの契約をしないといけないのだが、一番環境に配慮していると思われるコスモ・ザ・カードECOを契約し、審査後、カードが送られてくるまでにざっと2週間。そして機種選びと取り付けは近所のオートバックスで購入。性能差はないので、過剰装備のないものを選んだ。本体15,800円に工賃が6,000円、セットアップ手数料が3,000円。どうやらセットアップ手数料(3,000円)はオルセの天下りと聞くが、料金徴収の「お手数」がかからなくなる分、人件費が浮かせれると言うのに、何故エンドユーザーが量販店へ手数料を払う必要があるのか。不平不満は数あれど、ここで記すのはあえて避けよう。

装着後、大阪へ行く用事があり、ETC初体験。ドキドキのETCゲートへ接近遭遇…。このまま行くと突っ込むかも!と言うところでバーが開く。20km以下で進入と道路公団は促しているが、20km以下に落として通過している人はみたことない。そもそも渋滞緩和に役立てるのであれば、もっと手前にゲートを設置し、できるだけ速度を落とさずに通過させるように考えてほしいところだ。


 5年1ヶ月 2004年2月 【62883km】2回目の車検

 5年目という節目と共に、2回目の車検を迎えた。クルマ自体のコンディションは、ボディ全体のヤレが目立ち、軋み音は頻繁に聞こえてくる。特に段差を突き上げる時など、オープンカーのように「ブルブル」っと伝わってくる。この頃は真冬で氷点下のスキー場に行くこともしばしばあって、ラジエターの水漏れは常にペットボトルに水道を入れてたまに補充している。しかし水が凍ってしまうとエンジンブローとなってしまう。いい加減に直そうということで、車検を機にAssy交換することにした。作業は仕事仲間の整備工場に依頼。ラジエータ本体は今後の信頼性を確保すべく、日本製の汎用品を探してもらった。


■ 5年2ヶ月 スピーカー交換

 以前はカーオーディオにはこだわってきたものだが、145に乗ってからというもの、オーディオは1DINしかないし、アンプを置く場所もない、ドアの内張りはスカスカなので、オーディオのグレードアップはあきらめていた。ここに来て気分転換にでもとスピーカーだけ交換することに。交換したスピーカーはアルパインのトレードインタイプで、スーパーオートバックスで適合を確認した後に購入。自分で作業したら、車両側のケーブルの+と-の識別がしにくく、試しに鳴らしてみるが位相がずれているような気がするため、結局お店で位相の確認をしてもらった。確認の工賃で3,000円。始めから作業を依頼してもよかったと。


 5年3ヶ月 2004年4月 【66883km】煙幕の術~!

 仕事が終わり、夕飯にしようと今池の環状線を走っていた時のこと。突然エンジンルームから

               「ブシューー!」

               な、何だー!?

               「モクモクモク」

バックミラーを見ると、ものすごい煙をたてて、後ろについて来たクルマの姿が完全に見えない。この時私は完全にエンジンブローだと思い、突然のお別れがきたのか....レッカーで何処まで運べばいいんだろう、と瞬間的に脳裏をよぎった。

左側にクルマを停車させ、エンジンを止めてエンジンルームを恐る恐る開けてみる。エキゾーストパイプ辺りからモクモクと煙が上がっている。なんだか嗅いだことないニオイ。試しにエンジンをかけてみると普通にかかった。回転も回る回る。とりあえず車検を依頼したイトウさんに電話。エアコンから冷たい風が来なくなった事を伝えると、どうやらホースがハジケタ?のではないかと。翌日、イトウさんトコにクルマを持っていった。

明るいところでよーく見ると、エアコンのホースがパックリと開いているではありませんか。それもそのはず、エキゾーストパイプ付近はメチャメチャ熱くなっている。その直ぐ近くをゴム製のホースが通っているので、耐えられなくなったホースが裂け、一気にクーラーガスが噴出しエキゾーストパイプに当たって煙を発したという訳だ。逆によく5年間も耐えたものだなぁと感心する一方で、こんな取り回し方アリかよとあきれる部分でもある。仕方なく、また入院。低圧・高圧ホースを交換しガス補充、再発防止のため取り回しを見直してもらい、アルミの断熱材を巻いてもらった。


 5年5ヶ月 2004年7月 【74084km】暑い夏にエアコンコンプレッサー故障

 もともと145hはエアコンが効かないと思っていたが、本当に効かなかった。昼間でも窓を開けて、噴出し口を全部自分の方へ向けて、何とか我慢できるくらい。毎日の仕事の足として働く145だが、暑さでオーナーの方が先にくたばってしまいそう…な時に、急に走りが重くなり、ボンネットから煙がモクモク…。また!? クルマを左側へ停めてボンネットを開けると、ベルトから煙が出ています。またIさんトコに電話、やはりコンプレッサーの「焼き付き」で、その足でIさんトコの工場へもって行き、症状を見せたところではすでに臨終。エアコンのスイッチを入れたとたんにエンスト。焼き付きでロック状態なのでエンジンの動力が遮られるからだ。

コンプレッサーは高い。軽く8畳用の省エネエアコンが買える位とガス代、工賃が嵩んでくる。しかたないのでまたまた入院。2週間ほどの入院生活を経て、Iさんから退院の電話が入った。クルマを引き取りに行くと今まで随分と損していたことがわかった。コンプレッサーを交換し、ガス補充したところで噴出し口から温度計で風の温度を測るわけだが、イマイチ冷たい風が来ないとの事で、調べてみると温度調節のレバーを動かしているワイヤーが一番寒い方へ回したとしても、常に暖かい風が混じっていた状態だったらしい。

要は一番左まで回っていなかったということだ。なので本来であればもっと快適な思いが出来たはずなのだ。どのみちコンプレッサーが壊れたとはいえ、本当に暑い夏本番だった。戻ってきた頃は夏も後半。代車はまたエアコンが効かないので、もう父親のクルマを借りて仕事に出て行った。これで我が145はエアコンをオーバーホールしたことになった。


エアコンホースは取り回しを変え、断熱材で保護


 5年7ヶ月 2004年9月 【75724km】ヘッドライト破損 右ドアチェック・リンク付近 板金・交換・塗装

 5年7万キロというと、最近のクルマだとどうってことない。とりわけ最新の日本車だと耐久性がもっとも高い。我が145は5年7万キロにして、ご老体そのもの。今回はもっとも負担のかかるであろう、右ドアのトラブル。

また例のごとく、右ドアを開けると、コツッコツッと引っかかる音と感触が伝わってくる。またドアチェッカーかと思い、ディーラーで診断すると、板金まで必要だとのこと。長い年月で重いドアを持ちこたえてきたので、朽ちた状態に。ドア落ちちゃいます。メルセデス・ベンツではまずないトラブルだと思うがいかがだろう。

 もう一つのトラブルは、右ヘッドライトのレンズにヒビがはいってしまった。リビルド品もみつからずに新品交換することに。今回はイタい出費。ライトと板金締めて93,713円也。


 5年8ヶ月 【76500km】フォグランプNG

 右フォグランプが点かなくなった。バルブが切れたのだと思い、どんなバルブが着いているのかと外してみると、水がジャー…。錆びている。雨季が祟ったのか、気づかないうちにフォグランプの中身が水浸しだったのだ。金属の接点部分をCRC556や紙やすりで磨いてみるものの、臨終でした。

新品交換は高くつくので、Y!オークションで出物を探すが、左はあっても右がなかったりで、片方はあるわけだしこのままにしておく。


 5年9ヶ月 【77777km】 左ヘッドライトNG、意地でDIY加工

 夜、ライトを点けて走っていて、妙に下向きだなぁと思ってオイル交換ついでにディーラーで診てもらうと、中の反射板が外れてブラブラの状態になっている。この間右を交換したばかりなのに、また!?どうせならヒビの入った右側に起こってほしかったのがホンネ。また交換するのに53,500円かかるのはカンベンなので、意地になって自分で直す事に。

ヘッドライトを取り外し、本体とレンズを繋げている爪を外し、様子を見るとテーピングだけでは治まりがつかなさそう。隙間を埋めて固定する作戦にでた。 適当なプラスチックの部材を見つけてきてそこにあてがい、ブチルゴムで埋めて何度か照射チェック。右側と水平になったところで治療。上下の照射コントロールは既に歯車が噛み合ってないのか?左側は微妙な動作。せっかく交換した右側と併発してはこまるので、もう使わないことを心がけた。


 5年10ヶ月 【82918km】エアコンの噴出し口レバーが動かない 内気・外気フラップ動作不良

 このところトラブル続き。走ること以外はどんどん朽ち果てていく。部品が外れたり、フォグランプのように役割を終わらせた機能もある。

 内気循環にしているはずなのに、前を走るバイクの2ストオイルが室内に侵入してくるので、外気⇔内気を繰り返してみると、モーターの音はしっかりと聞こえてくるが、気持ち変わる程度。おそらく歯車が噛み合ってない状態だ。ディーラーへ持って行く矢先に今度は噴出し口の調節レバーが「足元のみ」の位置からまったく動かない。ディーラーへ持っていくと、ちゃんと修理するのにダッシュボードを外さないといけないらしく、すさまじい作業工賃がかかってしまう。

そういえば、Y!オークションでの145の出品に、内気固定にしてある出物を見たことがあるので、同様の症状を抱えて、内気完全固定にしてあるのか…と考えてたのを思い出した。とりあえずこの場はレバーを動くようにしてもらうことで対処。

(2005年05月25日)
2005年05月25日 イイね!

アルファロメオ145 1999年2月〜2002年3月 【3年・32000km】購入から初回車検までを振り返る

アルファロメオ145 1999年2月〜2002年3月 【3年・32000km】購入から初回車検までを振り返る










初めてのアルファロメオは145購入までのPROLOGE

 子供の頃、アルファロメオというメーカーは知らなかったが、多分アルフェッタなんかを見て「野蛮なクルマだ」なんて思っていたような記憶がある。まぁイタメシなんて言われてたころはイタリアは野蛮な国というレッテルが貼られてたようだが、クルマに対する印象もそれが現れていたんだろうか。

やがて免許を取り、クルマ好きな私は雑誌のアルファに関する記事を読む度に、やれエンジンが官能的だのデザインがさすがイタリアだの、信頼性がイマイチだの、最後の信頼性を除けば、とても心惹かれる…やがてDTMを走る155の熱い走りに一目惚れしてしまった私は次第にエンスーへの扉を叩く事になったのだ…。

 アルファに憧れながらもゴルフワゴンに乗っていた頃、やはり物足りなくなるのは走りの要素。アルファの官能エンジンを味わいたい、ワルター・デ・シルヴァのデザインの強烈な個性を放つボディが欲しいという思いは日に日に募る。元来ドイツ車の無骨で骨太さが好きだった私にとって、イタ車のウイークポイントは信頼性や作りの悪さ。でもエンスーとしてはアルファを「経験しなければ」という勝手な思い込みを募らせ、購入に至ったのだ。

 アルファ145の購入に踏み切れた理由として、265万円という価格で買えたことだ。兄貴分の155より80万円位安いのだから、当時アルバイトの収入だった私にとってはこれしか選択の余地がない。3ドアというのが残念だが、最新アルファで信頼性もあり、ハッチバックの使い勝手のよさも手伝って、Lifeのクレジット60回均等払い(!)で購入することに。

★2002年5月時点で購入から早26ヶ月が経過した145。オドメーターは36000キロを刻み、今のところ大きなトラブルはない。「大きな」はないが「小さな」はよーくある。これまでの経過を記してみよう。

■ 1日 1999年2月 【50km】 納車日にディーラーを出て100メートル走ったらトラブル!?

 期待と不安をよそに、我が145の最初のトラブルは納車日だった…。ディーラーで145を受け取り、100メートルも走ったところでシートベルトワーニングのランプが点いたり消えたり…。次の信号で早くも引き返した。アンカー側の接触不良なのは明らかで、ディーラーに相談したが対策部品はないとのこと、一度交換を試みたが症状変わらず、結果シートベルトを装着するのは当たり前なので、シート下にあるコネクタを外すとランプが消えるという事がわかったので、外しっ放しで対策。



■ 一週間 【500km】オーディオ・カーナビ取付

 ゴルフから持ち込んだMDデッキとCDチェンジャー、カーナビを取り付ける。カーナビやCDチェンジャーのケーブルを床を通すべく、カーペットをめくると驚き。車両側ハーネスの取り纏めの雑さに呆れた。本来、日本車であればケーブルを纏めてリベットでガッシリ留めてあるものの、コチラとらガムテープでペタッと貼り付けてあるだけ。しかもペダルの直ぐ近くを通っているから呆れた。自分でクルマを触るとやはりメーカーやお国柄というのが見て取れる。それでも施工が終わったところで、カーペットも浮くことはなかったので安心した。

■ 1ヶ月 【1438km】1ヶ月点検、いろいろあります
 納車されて1ヶ月。細かいトラブルが気になっていた私はディーラーに対応を迫った…。ニホン人らしい注文をした私だが、やはり製品として最低限ののクオリティは保たれて欲しかったのが本音。まずは1ヶ月間145と暮らしてきたレポート。



・まず、クルマを始動させようとキーを捻ってもスターターが回るだけでエンジン始動できなくなるトラブル。これは、万一クルマが転倒した時の燃料強制カットで、ひょんなことからカットされてしまうというもの。助手席下の復旧スイッチを押せば正常に燃料は送られる。納車時に営業マンからレクチャーを受けたのを覚えていたので、慌てることなくボタンを押せば問題解決。しかし、新車時はアイドリングが不安定なときがあって、信号待ちのときなどこれまたひょんな拍子にエンジンが止まってしまう事もあって慌てたこともあった。

・リアクォーターガラス付近からの雨漏り。今時のクルマに雨漏りがあるのか!と思ったが、ガラス張りなおしで対応。・・Fフォグランプの曇り。隙間があって水分が進入しているはずだが点検のみで後に自然治癒した。

・次にフューエルキャップカバーの受けゴムが脱落、これはディーラーでもらう。最後にルーフアンテナがすぐ曲がるので締め付け。そしてエンジンオイル、ミッションオイル、エレメント交換の料金を支払い、1ヶ月点検を終えた。

■ 4ヶ月 【6000km】Fバンパーが!Fガラスが!

 駐車場の輪止めにFバンパー下部をもぐりこませてしまい、強引にバックして引っ張り出したらバンパーが外れてしまった。外れたバンパーがちょっとDTMルックでかっこいい…なんて思ったりして、早速ディーラーにて修理。最低地上高の低さを再認識。オイルパンも低いので気をつけなくては。

 とある日、路上駐車しておいた145に戻ると、Fガラスに×状のヒビが入っているではないか!駐車中との事で、イタズラかどうか分からないがとにかく悔しい。一度リペアしてみようと、スーパーオートバックスで修理してみたが、ヒビが見えなくなるわけでもなく、進行を留まらせるにすぎないもの。職人によってはもっと仕上がりがいいと思う。もちろん、これで満足するわけもなく、保険対応で交換。

■ 8ヶ月 【8500km】ドアのヒンジが!

 145のドアはデカイ。その為、強風の日にドアをあけた瞬間あおられてしまい、力に耐えられずにヒンジが壊れてしまった。ドアを開けるたびに「バキバキバキ」とイヤ~な音がするので、ディーラーへ駆け込む。ドアチェッカーという部品が必要なのだが、現在日本にないという。しかたなく、部品を注文し、イタリアから上陸するまでの2週間をバキバキ音と暮らす。そのうちバキバキ音もなくなって、とうとうブラブラになってしまった。
 ディーラーに部品が到着したとの事で、早速持ち込むが、何と部品が着かないそうだ。私の145は99年モデルで、どうやら99以降は違うものらしい。フィアットオートジャパンから何も通達が降りてなく、正規ディーラーだというのに発注する部品が分からない始末。サービスの人が「156のものが使えそうだ」とのことで、また発注。145のドアは1ヶ月ほどバキバキ、ブラブラ状態で、結構恥ずかしい思いをした。


 そろそろエンジンのあたりがついてきたと感じるこの頃、時々エンジンに鞭を食らわせ調教してきたが、吐く息も白くなってきた初冬、ツインスパークがダダをこねるようになった。暖気運転後に顕著に現れるのだが、2000rpmから3000rpmあたりでキャブレター車でいう「かぶる」感じがする。ドアヒンジ修理の時にサービスに乗ってもらったが、そんなときに限って症状は影を潜め、全くタチの悪いウィルスである。一応プラグを交換したが、症状はマシになった「気」がしてるだけなのか、完治していない。サービスマンの話では、エンジン内の膨張状態によって点火時期が微妙に狂っているものだというが、その辺はECUの仕事じゃないのか?とも思うのだが、シロートさんはここまでにしておいて、走行を重ねるうちに自然治癒した。うむ、ヨーロッパ車である。

■ 12ヶ月 1999年2月 【13000km】アイスバーンロードでクラッシュ!」

 アイスバーン状態の有料道路でノーマルタイヤ(!)走行中、予期せぬ仮設シケイン(!!)現れ、曲がれずに仮設バリアに激突!!自走で帰ってきたが、見た目は無残…。Fフェンダー、バンパー、ドア、クオーター交換修理、メンバーは助かったので致命傷は免れた。アライメントテストも異常なし。これで下取りに赤点がつくことになった。そして我が145はおよそ2ヶ月の入院生活を強いられることに。重大な事実だが、忘れないよう戒めの為にも簡潔だがここに認めた。


非常に無惨な姿の145。

■ 2年4ヶ月 2001年6月 【26000km】めいほうラテンミーティグでFガラスにヒビが!

 岐阜県は奥美濃で毎年行われる、めいほうラテンミーティングに参加したときの事。参加したことのある人ならお分かりだろうが、駐車場が砂利道で、これまたクルマに戻ってきたらFガラスにヒビガ入っていた。ゴルフワゴンに乗ってた頃から、Fガラスにヒビガ入る事件はこれで3度目。運が悪いというか、10万円くらいの出費なのでそうそう替えられない。もうやりきれない思いである。因みにFガラスは今になっても交換していない。今になってFガラスをよーく見てみると、細かい傷がたくさんある。アルファのガラスは弱いんだ!と決め付けていたが、トヨタの開発に勤める友人に尋ねると、ヨーロッパでもガラスメーカーは2社程度しかないとのことで、各メーカー調達してくるモノはほぼ同じとの事。なんだかなぁーて感じだ。


■ 2年10ヶ月 【30000km】タイヤとホイールを新調

 スノードライブを控えて夏タイヤの引退のきっかけとして、Yahoo!オークションから新品の後期方ホイール+ヨコハマAVID306を譲り受けた。これまで使ってきた夏タイヤはこれまたオークションで譲り受けたシロモノで、3年間倉庫に眠っていたため既に硬化しており、ハンドリングと乗り心地が悪かったので、タイヤは交換しなければと思っていたのだが、たまたま見かけたオークションで後期方ホイールを見つけたので勢いで落札してしまった。

★装着してみて…



 前期型より強調されたデザインのお陰で、存在感は増した気がする。やはり後期型のボディ同色バンパーとの組み合わせの方がお似合いだと思った。156から丸みを帯びたデザイン路線になったからだろうか。これはこれでとても気に入っている。他に黒バンパーの145に似合うホイールは何だろうか。私が思うに155スポルティーバの黒ホイールはとてもスパルタンな雰囲気になるし、より美しく決めたいなら96年に入ってきた155スーパーのホイールでしょう。
ヨコハマAVID306はコンフォートな位置付けで、以前の硬化したP6000を履いていたときと比べ物にならないくらい乗り味が変わった。タイヤを替えるとクルマが変わるというのは本当だ。乗り心地はしなやかで、タイヤノイズも抑えられている。高速での安心感も海外ブランドに比べ遜色ない。元来、ミシュラン派だった私だが、日本ブランドのタイヤも好きになってしまった。


■ 3年 2002年1月 【32000km】車検を迎えこれまでを振り返る

 145にとって初回車検を迎える。ちょうど3年で32000kmと、月/1000キロペースで走り、我が145はこれまでに深刻なトラブルに見舞われることなく順調に過ごしてきた。レジャーに、買い物に、通勤に、実用車としての役割をこなしてきたことを思うと、今となっては細かいトラブルがあったことは水に流し、こんなにカッコよく、面白いクルマと付き合ってこれたことを幸せに思う。

 3年間の経年変化は著しい。全体的な劣化は予想通りで、期待はやはり外れた。ボディのへたりは10000キロを越えた辺りから感じてきて、最近はまるでオープンボディに乗っているようなブルブルっとした感じを受けるし、内張りやダッシュボードからのガタピシ音もすさまじい。布製のシートはところどころにほつれが出始め、鮮やかなロッソのボディカラーも随分と色褪せた。 このあたりが日本車やドイツ車あたりと決定的に違うところで、これからがイタリア車とのつきあいになっていくような気がする。

 消耗部品についてはイタリア車だからってどうのこうのすることはなかった。お金がかかるといえばオイル代で、ディーラー推奨4000キロごとだが、私は5000キロで交換するようにしている。銘柄はモチュール300Vの15W-50Wで、ディーラーで交換を依頼している。初めの頃は量販店でAgipを入れていたが、量販ではパッキンが手に入らないそうで、間もなく作業を断られてしまった。もう安いオイルでケチるのはやめ、ディーラー推奨のモチュール300Vを使うようにした。

あと消耗というか、エンジン冷却水が定期的に減るのが気になる。何故なくなるのだろう?水は3ヶ月に1度補充する程度だが、なくなる原因はタンクかホースの密度が薄くなってきているのだろうか。マメに点検していくつもり。
 
 タイヤはこれまでに2セット、冬タイヤ1セットを使ってきて、ブレーキパッドも意識的にエンジンブレーキを多用しているのでまだ1万キロは余裕で使えそう。後はワイパーゴムを替えた程度で、消耗品のサイクルは平均的といっていいんじゃないだろうか。

(2005年05月25日)

プロフィール

「カーチェイスシーンで悪役が007を追い回すのにピッタリなハイパーSUV。 http://cvw.jp/b/266214/43924501/
何シテル?   04/21 00:50
メーカーや特定の車種にこだわりはなくクルマ好き。ただしメカは詳しくはなく、一般のお客さん以上セールスマン以下のレベル。技術的にはつたない文章で申し訳ない。
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