■6年9ヶ月 【110000km】
トラブルも無く、好調の145。しかしさすがに低速の乗り心地が厳しくなってきた。
機械的なトラブルには見舞われない我が145ではあるが、さすがに11万キロともなると、低速走行では例えればビーチサンダルを履いてアスファルトを歩いている感じがして辛い。ダンパー交換したいところなんだが、アイテムを選んでいるうちに交換するタイミングを失ってしまい、今更なんて気がしている。
ボディはいたるところに傷もある。グリルやバンパー周辺は飛び石による塗装の剥離、運転席ドアやドアミラーはぶつけたりこすれた傷が沢山ある。ボンネット先端にあるバッジは突然色が抜けてしまった。
フロアカーペットは穴が開いてて肌色のガムテープでふさいでる状態でも平気だしオーディオのリモコンの表示も消えかかっていて、今はテカテカしており使い込まれた感じがする。
***** iPodを導入
オーディオといえばMDデッキのMDが完全に読まなくなってしまい、大量にあったMDディスクの存在価値が無くなってしまった事を切っ掛けに、今はmp3でしょってなわけで念願のiPod20ギガを買ってきた。私の場合、電車通勤はあまりしないので、もっぱらクルマで使うことを前提としており、手のひらに納まるプレイヤーに、今まで録音してきた素材や手持ちのCDを全部詰め込めるところが超便利。今までは5枚入るCDチェンジャーがトランクに入っていて、マガジンを交換したり、マガジンの中身を家で入れ替えたりするのも面倒くさかった。MDのインデックスも、いちいちテプラを出してきてはサイズを合わせて切って貼り付けてと、今はもうそんなマメな事ができなくなってきたから、どれに何が入っているのかカンで探さなくちゃいけなかった。おまけに枚数がかなりあるので、ダイソーで買ってきた適当な入れ物に詰め込んで足元に置いておくものだから、クルマを止めている状況でないと好きなMDは探せなかったので、そりゃもう不便でしょうがない。
それがあの手のひらに全部納まって、曲の選択もクルクルまわすだけだから何て便利なことでしょう。おかげさまで大量のMDディスクは全て片付けられた。当然ながらiPod対応のデッキではないので、聴くためのデバイスが問題になるのだが、音がよくないのは承知の上で、FMトランスミッターを使いラジオで聞く方式とした。
ここでまずちょっぴり失敗したと思ったのが、トランスミッターまでiPodと同じ白色にしたものだから、ケーブルの露出状態がとても目立つ格好となってしまった事。まぁこれくらいのことではこだわらない年頃になったということかな。
*****クルマで聴くiPodの使い勝手。
ある程度iPodにアルバムをエンコードしたところで繋げてみる。FMラジオの周波数から音楽が流れてきた。昔よく聴いていたCDで、今となってはクルマになかなか持ち込めなかったアルバムもあっという間に曲を引っ張り出せる便利さに感動。 mp3フォーマットでしかもFM受信だとCDに比べ音質が劣るのが分かるが、この便利さにはさすがに叶わない。しかも何もしなくても曲名やアーチスト、ジャンルなどの情報もディスプレイに表示されるので、この曲なんだったかなとか、作曲が誰だったのかもすぐに分かる点がすばらしい。更に自分で画像を貼り付けてしまったり、情報を書き込んでおくことができる。進化は著しいものですな、これでまたオーディエンスライフが変わる。
便利になったメリットの方が勿論多いのだが、気になった点もいくつかあるのでここにあげてみよう。まず、FM受信のため、ノイズが乗る。静かな曲の場合に、シャー・ガサガサといったFM特有のノイズが聞こえてくる。仕方ないといえば仕方ない。またこれはトランスミッターのせいなのだが、静かな曲の場合に、トランスミッターが無音=信号なしと判断して、ラジオとの接続を切ってしまったことが気になった。夜間でもディスプレイをすぐに見えるようにしておこうと、バックライトを常時点灯にしておいたのだがこれがちょいと明るすぎで、横においてあるiPodが気になってしまう。イグニッションONの度にiPodを立ち上げなければいけないことも気がついた。
音量をあげていた状態でエンジンを切って、帰ってきたところでキーをオンにしようものなら、無信号の状態でFMになっているものだから、ザー!バリバリ!! うるさいしびっくりなのだ。
***** ラジオのアンテナ端子を壊してしまう
AMラジオによくノイズが走ったりするので、抵抗が大きいのかと思い、アンテナ端子の接点を磨いてみようとデッキを引っ張り出してみたら… アンテナ端子のプラグが脱落してしまった。プラグくらい自分で修理できるので、新しいものをゲットしようとするのだが、量販店でもディーラーでもプラグのみというのは置いてなく、どうしようかと思い、名古屋は大須、電気街へと足を運んだ。
東京では秋葉原、大阪では日本橋、名古屋は大須という電気街なのだが大須の場合はすっかり寂れてしまい、電気というよりかはオタク系の本屋とかが進出してきている印象が強い。でも電気関係の小売店は影を潜めたワケではなく、新店として分散化していた事がわかった。需要と供給のバランスはとれていたわけですね。しかしクルマ系の電材となるとなかなか見つからないもので、4件目にして見つかりました。
はんだ付けもなんて作業も久しぶり。無事に修理できて本体をインストール。AMラジオも快適に聞こえるようになった。
*****ヒーターの効きが悪く寒いゾ
定例のオイル交換にディーラーに向かう。このディーラーに何回145を運ばせているだろう。営業マンもサービスマンも面子が大分替わっており、年月の通過を感じる。ラジオのアンテナが緩くなって下がりっぱなしのため、締付を依頼。寒くなってきた昨今、ヒーターの効きがイマイチかもと思って、その辺も含めて作業を依頼。
ヒーターの効きについては、水温メーターがいつも90度以下のため、気にはなっていた。ウォーターポンプを交換した今シーズンからやたら水温が低いので、サーモスタットの調子が悪いのだろうか。いやいやでも度々90度付近も示すのがよくわからない。60度なんてこともある。そりゃもう寒くてしょうがなく、スパイダーに乗る知り合いも、水温の変動こそないが、目的地に着いちゃったとしても、車内はあったまらず、コートを着たままだという。
(2005年11月25日)
Posted at 2015/05/17 03:12:11 | |
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