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Takahide Sumidaのブログ一覧

2014年12月24日 イイね!

LEDで新境地を開いたコンビネーションランプの世界 【ウインカー編】






アウディA8で採用された「流れるウインカー」

 10月に国土交通省から連鎖式のウインカーが容認されるようになった、と知ったのはカーグラフィック12月号のアウディA8の記事でのことだった。
よくデコトラ風のトラックやらダンプで見かけた流れるウインカーはDIYだったのか、と今更気づいたワケだが、公にしてもよいとのことで今後続々と市販車に採用されるだろう。A8のウインカーが点滅する様子をYouTubeで見れば、なるほどモーターショーで見た印象で精悍かつモダンな印象を与えてくれる。LEDと併せてアウディフラッグシップに相応しい印象を与えてくれるものだ。

 最近はウインカーもLEDを採用するクルマが増えてきており、私も最初に見たのは90年代後半のジュネーブショーだったか、アウディTTのLEDウインカーで、市販車で最初に採用されたのはキャデラックドゥビルとエスティマハイブリッド、アルファ166だったと思う。いずれも1999年の事だ。この時からアウディTTで見た、あのLEDウインカーが自分のクルマで出来ないものか、と考えているうちにDIYで出てきたのは2002年くらいだった。DIYといっても、既設のバルブとトレードインで口金だけ合わせておいて、バルブ状の本体にLEDチップが何個も鏤められているものでちょうど良い。当時乗っていたのはアルファ145。ブレーキ/テールランプ、サイドのウインカー、ポジションランプは簡単に交換できた。今でも高いなと思うが、フィラメントタイプの普通の電球より10倍はするLEDによくコストをかけたな、と思うがこれにはワケがあることに気づき、後述したいと思う。

 ウインカーについてはLEDにするとハイフラッシャー現象が起きるのは知らず、なるほどLEDの強みである省電力状態になれば、リレーが錯覚して電球が無い状態となりハイフラッシャーとなるのだ。この対処法として抵抗を中継させて調整するという、何かと不毛な事をやってしまうのだ。

バルブ交換と抵抗を中継すればLEDウインカーなのだが…

 実際に自分のクルマでLEDウインカー化を行ったのはアルファ145、MPV、三菱アイで、MPVだけはウインカーリレーの交換でフロント/リア共に出来たため、当時としてはかなり珍しかった事だろう。MPVは未経験だがアルファ145もアイもLED状態で車検に合格したのはいいのだが、やはりバルブからの差し替えLEDでは明るさや鮮やかさに欠けるものがあり、満足というわけにはいかなかった。

 やはりコンビネーションランプに組まれ、デザインでフィニッシュされた純正の完成度は高く、バルブだけLEDにするとリフレクターがあるとはいえどうしても明るさが足りない。上手くデザインされたコンビネーションランプ本体もサードパーティから出ている。とりわけハイエースのものが人気があるようで、私もメーカー純正オプションかと見紛っていたくらい、完成度が高い。現在のスイフトでもあるようだが、結構な金額で、コーキングをしないと雨水侵入があるというから、買うのを躊躇した。少量生産だから仕方がないが、何も普段自分で見てもなければ触りもしないパーツであるし、他人に与える印象を自分が享受するだけのシロモノ、ということに気がつけば、わざわざ高価なお金をかけるものでも無いと判断することにした。


純正普及が遅いのは何故だろうか

 思えばブレーキ/テールランプより純正普及が遅いLEDウインカーだが、どのあたりに理由があるのだろう。私が推測するに最近のクルマはリレーそのものが単体で独立していない辺りではないだろうか。そのためECU含め全体の刷新が行われないと厳しいのではないだろうか。そうなると一車種毎にコストが跳ね上がってしまうのはメーカーとしては厳しい。だから上級車種・グレードに個別に対応している案配だ。DIYでは中途半端でカッコ悪く、マイルドヤンキー的でダサい。やはりCクラスに見られるようにドイツ車で普及してきたLEDウインカーは、憧れの的なのである。嗚呼、こう考える事自体が貧乏性の温床みたいなものだから、吹っ切ろう。








Posted at 2015/05/25 00:09:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【コラム】Road On Mobirity | クルマ
2014年12月09日 イイね!

スズキ・スイフト XS (USED1年)+1年2ヶ月(1700km+12157km)=13857km スイフトが働く相棒に

スズキ・スイフト XS (USED1年)+1年2ヶ月(1700km+12157km)=13857km スイフトが働く相棒に 2014年10月5日が経過した時点でスイフトXSに乗り始めてから1年の歳月が経った。その間は自身の体調も良くスイフトも健康体を維持しており、これ無事名馬といったところだ。今回は環境の変化によるコンパクトカー考察と、何かしらのネガティブ要因も発信しようと思うのでお付き合いいただければと思う。



スイフトが仕事の相棒に


 これまでレンタカーが業務における移動手段だったが、11月より私用車持込みとしたために一気に距離が伸びることになる。勿論ガソリン代や手当は支給されるものの、リスク管理は自分の責に於いて運行しなければならない。これについては後述するつもりだがカーライフに於いてはそれなりに楽しみもある。いや、夢があるといっていい。夢と言っても筆者は低所得層の内に入るので、陳腐なものだ。まぁ夢を見る分にはタダなので、遠目に見るもよし、共感していただくもよしだと思うので宜しくお願いします。


 実はスイフトを選んだ理由の一つに、業務使用もあるかもしれないと視野に入れていたのだ。レンタカーではマーチ・ヴィッツ・フィット・デミオなどの国産コンパクトが出てくる事が多く、その使い勝手の良さや燃費のよさも重々承知している。スイフトを所有しているからと、わがままを言ってなるべくなら、スイフト抜きで、とレンタカー会社にオーダーしていたのだ。だからこそ比較記事も書かせていただいた。

 筆者は現在流通業界を相手にセールスをしている。いわゆるクルマを使ったルートセールス的な輩、と考えていただいていい。実際に商品を運ぶ事はないが、販促物や什器といった類いの荷物を載せる事が多く、本来ならプロボックスのような商用バンを使うのが一番望ましい。会社も以前はプロボックスをリースしていたが、リース料が高いらしく、ヴィッツとフィットに変わり、私らの職位ではレンタカーか私用車持ち込み制度がある。

 スイフトである程度荷物を積むオーナーなら誰もが感じるのは、トランクの使い勝手の悪さじゃないだろうか。深さや容量は確保されているものの、開口部の狭さや仕切り板となるラゲッジボードを支える出っ張りが邪魔になったり、ラゲッジシェルフがグラついて外れるなど、ストレスを感じる事もしばしば。話が脱線するが、スイフトは損をしていると思う。というのはレンタカーの店員ですら、トランクに仕切りがあるのを知らなかったし、2013年の東京モーターショーでは、スイフトのトランクの狭さに(無論ラゲッジボードで閉じられた状態を見て)女子が思わず閉口していたのを見た。

とはいっても、プライベートでは仕切りの下は傘を入れておくくらいで全く使わなかったし、食料品を買い込んでトランクに積む時はラゲッジボードを閉じた状態の方が開口部と同じ高さで腰の位置でもあるため、これでちょうど良かったのだ。これはリアミッドシップでトランク床面が高かった三菱アイでもそうだった。

 スイフトを擁護するなら、何度か述べたようにリアの剛性確保の為にあのカタチになっているわけであって、この美点は逆にトランク重視のフィットと比べても違いは明らか。フットワーク重視のスイフトか、ユーティリティ重視のフィットか、どちらかなのである。筆者が業務使用を想定してもスイフトを選んでいるのだから、不満が募る程でもないのだが、実際に使ってみると「ああ、やっぱりな」とストレスを感じるのは禁じ得ない。葛藤が始まったが「重箱の隅をついても何も出ないフィット」が購入の対象とはならなかったので、スイフトの割り切り方にこれはこれで共感を得たからいいのである。


これから距離が伸びるゾ


 これを書いている時点で走行距離は13000キロを超えた。秋のモータースポーツイベント行脚も手伝ってグングン距離が伸びる。勿論メンテナンスは怠らず、定期点検を受ければ交換部品どころか調整すらドラマが起きないのも昨今の自動車事情で、強いて言えばエンジンオイル交換をしたくらい。いや、そういえばあった。リコールが来ていたのを。メーカーからに直接DMが入り、既に一回目にスイフトXLを買ったスズキのディーラーでフロントストラットのダストカバーを無償交換してもらっている。

タイヤなど消耗品もまだまだ気にしなくていい範疇だ。月500キロくらいの走行距離だったが、今後は月1500キロくらいになりそうである。実はワタクシは、こうしたクルマの使い方は結構好きで、その為のクルマ選びというのも楽しい。さてどんなクルマがベストチョイスか?冒頭で記したことなのだが、ページを改めて認めていくつもりだ。



<2014年12月9日>
Posted at 2015/05/09 02:50:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ・スイフト XS (ZC72S) | クルマ

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「カーチェイスシーンで悪役が007を追い回すのにピッタリなハイパーSUV。 http://cvw.jp/b/266214/43924501/
何シテル?   04/21 00:50
メーカーや特定の車種にこだわりはなくクルマ好き。ただしメカは詳しくはなく、一般のお客さん以上セールスマン以下のレベル。技術的にはつたない文章で申し訳ない。
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