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Takahide Sumidaのブログ一覧

2018年08月05日 イイね!

幻に終わった日本展開、一部希少な50周年記念モデルに乗った!

幻に終わった日本展開、一部希少な50周年記念モデルに乗った!通称「ギャロッピングホース」に乗るのは初めて。今までのがどんなのかも、アメ車自体そうそう乗ってなく、いきなり素の知識で乗ることになった。第一印象は先に記したボディがしっかりしていることが印象に残っていて、静かだしスムーズだし乗り心地もよく、これなら女性にも受け入れられそう。ド派手に行かず、割と大衆のためにあるのは50年前も今も変わらないようだ。
Posted at 2018/08/05 01:31:18 | コメント(0) | クルマレビュー
2018年06月08日 イイね!

【最終回 其の三】マツダ CX-3 XDツーリング 2年11ヶ月【350037km】CX-3振り返りと最後の最後にCX-3を思い切り斬る!

【最終回 其の三】マツダ CX-3 XDツーリング 2年11ヶ月【350037km】CX-3振り返りと最後の最後にCX-3を思い切り斬る!最後の方ではネガティブイメージが出てしまったCX-3。しかし豪快な加速やエコ性能、デザインはやっぱり個性的でよかった。







*** 総ざらえ

思えばスイフトに乗っていた頃、次のクルマはビートルかゴルフにディーゼルが入ってくれば買おうと思っていたが、不正が発覚しその代わり新世代マツダのディーゼルがいいなぁと思っていた。狙いは新型デミオで、発表されるや否や、名古屋駅のJRコンコースのお披露目会にアンベールを見にいったものだ。この時、なかなかと思っていたが、走っているデミオを見たらずんぐり感にちょっとがっかりしていて、間も無くデミオベースのSUVが出るらしい、とネットに記事や写真が出てくれば、それを期待しないわけにはいかなかった。

2015年初頭の東京オートサロンで、ジャパンプレミアがされることを受け、CX-3を見に行くべく幕張メッセまで足を延ばす。会場に入れば、この時お見合い相手に会うようなドキドキワクワクしていたのを憶えている。そして間も無く近所のマツダディーラーの門を叩くことになったのだ。

発売前のクルマを決めるなんて、初めてのことだった。ディーラーには概要は届いていて内容はわかってはいたが、毎日、ネットを漁っては正確なのか間違ってる情報も含めて、何か情報はないものかと価格コムの投稿を漁っていたものだ。


*** 発売前に決めたクルマは初めて

あらかじめ、デミオで「予習」をしておいたし、商談期間にCX-3がリリースされた
ので試乗することもできた。

発売から2ヶ月、めでたく愛車CX-3が納車されれば、街に同じクルマはまず見かけなく、今ではそんなことはないがひたすら注目の視線が痛かった。今でも思い出すのは名古屋のミッドランドスクエア前に停車し、一人の男性がCX-3を食い入るように見ていたのを思い出す。


*** 営業車としてガンガン使う

営業のアシとして一日100キロ以上、月にして2,000キロ前後の距離を重ねていったCX-3は、高速道路や国道を走ることも多く、前車追走タイプのクルーズコントロールが大変役に立つ。ディーゼルの燃費も高速を巡航で流せば30km/lを叩き出す場面もあり、軽油の単価が安いことも手伝って給油の度に顔がニンマリする。


*** もっとモノを大事にしようと思った 

2回もバックに失敗し柱にぶつけたのは非常に悔やまれ、心に遺恨が残る。それにルーフの謎の凹みは、誰かが投石したのか?と疑念は晴れないのだが、心当たりの人物もいないし、いたらいたでそりゃあ嫌なものだ。特に今回のクルマ、自分の責任で壊したものが多く、戒めるきっかけになった。そう、人を巻き込んでいなかったことにはホッと胸をなで下ろすのである。


*** 走りの性能。第一印象は間違ってなかった

CX-3の特徴といえば大型タイヤにクリーンディーゼルがデビュー当時のキーワードだったが、得るものもあれば失うものもあったのは否めない。

得るものはボディ比率に対して18インチのタイヤ。デザイナーのスケッチを具現化したような完成度である。失うものはデミオと同じCX-3の車格では215−55−18サイズのタイヤではオーバーサイズで、低速では明らかにバタバタしており、重さも感じる。ビシッとしてくるには100km/h以上の巡航速度が必要。初試乗は16インチを履くベースグレード(XD)で、見た目はフツーになってしまうが、乗り心地はこちらの方が上だったのだ。

スカイアクティブD1.5で得られるものは、いうまでもなく豪快な加速に低燃費であること。失うものといえばエンジン単体の重量で、ガソリン比30kgだけだというのに、フロントの重さが如実に現れる。この大型タイヤとの組み合わせも相まって、タイトコーナーへの飛び込みは「飛び込みたくない」とまで感じる。新生スカイアクティブには全車種乗ったが、CX-3が「コーナーが苦手なワースト1」だと思う。

こうなるとデミオやアクセラではどうなるか?がとても興味深いが、アクセラだけは乗っていない。想像できるのはロー&ワイドディメンションを持つのアクセラの方がCX-3より有利だと思う。
でもCX-5のクラスで、2.2ディーゼルが一番、ディーゼルのメリットが活かせると思う。


*** 街にCX-3が増えると嫌気が

これは個人的な感情論で恐縮だが、街で同じCX-3に出会うと、最初は「君も貴方も乗ってるの♪」と嬉しかったが、年月も重ねてCX-3が増えてくると、ちょっと嫌気がさしてくる・・・独占欲による嫉妬なのだろうか?特に同じセラミックメタリック色に出会えば尚更。

同時に誰が乗っているのか?とマーケティングするように、若い人が乗っているとチャらく見えるし、年輩の方だとクルマの方が派手に見える・・自分がどう見えるかを心配した方が良さそうだが、これが倦怠期じゃないことを祈っていた。

そう、ある程度答えが見えてきたが、最初はセラミックメタリックが珍らしくて飛びついたけれども、フェンダーアーチやモール類のブラックアウトと相まってモノトーン調になり、クールな印象となったのが原因だと思う。

それに反して、今はソウルレッド以外はあり得ないとまで決めているから、もしセラミックメタリックでなくソウルレッドにしていたら、そのまま乗り続けてたんじゃないだろうか。


*** エコレポート

スカイアクティブD1.5にCX-3のエコレポートをさせていただこう。
データの抽出は車両のマツダコネクトから。結論から言えば、「感心するほど大満足」するものだった。

初めの2年間は郊外+高速+街乗りというスタイルで、残りの1年は街中が中心の使い方をして、
総マイレージが35037km、アイドリングストップによる延長走行距離が1293.2km、14本分の植樹に貢献し、累積時間は214時間3分であった。

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燃費は高速を90km/hで流すと30km/lはいくことがあったし、街中のみではだいたい18km/l。
時折DPFが介入し、ボーボーに軽油を焚いてこの時の燃費は10km/lを下回る。勿論、これも計算に入っている。

これで軽油価格がレギュラーガソリンより10円から15円ほど安ければ、給油のたびにニンマリしてしまうのもお分かりだろう。


*** 走りというよりマツダの世界観を楽しんだ


というわけで締めは「世界観」をしたためようとと思う。「マツダが変わった」「よくなった」というのは話題に出るたびにかけられる言葉で、ブランディングは大成功したかに思う。茨の道だったと思う。経営が傾き、フォードの支援も借りながらスタッフのモチベーションをあげ、技術革新に魂が篭ったクルマ作りがなされ、Z00M-ZOOMや魂動といったコンセプトを打ち上げ、いわゆるオタク的なこだわりが形となり、ユーザーに刺さったのではなかろうか。

自動車メーカーがよくやるのはマーケティングで、ユーザーの要望を叶えたプロダクトを出すものだが、
マツダは自分達が作りたいクルマを作って売っている。これはなかなかできることではなくて、その精神に共感したユーザー、いわゆるファンがマツダについていくのだと思う。 



2018年6月8日
Posted at 2018/06/08 02:17:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ
2018年05月12日 イイね!

911シリーズは「ファイター」なかでもターボは「ウエポン」

911シリーズは「ファイター」なかでもターボは「ウエポン」およそ911マニアに肩を並べることなんか生涯ないし、私なんかがポルシェ・ターボのパフォーマンスを語る資格なんぞありゃしないので
感想だけレポートしようと思う。







先般のカレラ4Sにも記したが、911のステアリングを握るのは現行991が初で、無論ターボモデルも現行991も初めてで二度目となる。
速い車には随分乗ってきたが、SCターボの憧れもあって、コイツは乗るのが楽しみだった。

エンジンに火を入れれば水平抵抗3.6リッターターボが咆哮をあげ、コイツは只者ではないことを周囲に知らしめる。
この緊張がたまらない。オーナーであればもっといいだろう。因みに簡単にアイドリングストップするが、信号が青になって再スタートする音とイグニッションOFFからスタートする音では、やはり最初に聞いたスタートのときのほうが断然いい音がする。

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まるでピットアウトする気分でガレージから出発。0-100mを3秒フラットで到達するクルマはランボルギーニやマクラーレン並み。当然、そんな事を試す道は走れないのだが、前方が居ない直線道路で全開加速を試みると、あっという間に法定速度に到達。911を目覚ますにはサーキットが必要だ。
定評のあるディープブレーキングを試す。速度がまるで足りないが20扁平のフロントとブレーキ、ボディがもの凄いスタビリティをもっていることが体感できた。

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ハンドリングもRRらしくタウンスピードでも鼻先がリアルでクイックで面白い。
意外に取り回しがよく、駐車場では楽だろう。


エクステリアデザインはひと目で911とわかるもの。リアの張り出したターボルックはドアミラーからも拝むことができ、リアから520馬力が放出されることを想起させるには充分だ。
また、ボタン一つでフロントとリアスポイラーがせり出し、効果を享受されなくても、こういうのはロボットアニメ世代にはたまらない。

それにスポーツモード切り替えはハンドルのダイヤルで操作。フェラーリのようなレーシングパーツのようではなく、ラジオのツマミのようでいささか冷めてしまうが、切り替えるたびにものすごいドーパミンが911から発奮されてるようで、すぐさま戦闘モードに入る。

ポルシェターボも2240万円、出力540馬力。4WDなど安全デヴァイスに支えられ、街中は勿論、ワインディングでも間違いさえ起こさなければ誰でも快適にスポーツ走行ができるだろうが、仮に私がIT社長で大物女優とお付き合いができる体裁になろうとも、いくらなんでも高いと思った。性能対対価では、ランボルギーニやマクラーレンより破格に安いとも言えるが、どうだろう?

思えばポルシェはスポーツカーメーカーであり、レースで得たノウハウをロードカーに反映させている。
これだけの性能と快適性をもたせていることに、まったくもって尊敬の念を禁じ得ない。

元アルファロメオディーラーで私のサービスを担当していた方がポルシェに転職した。
その時氏がいっていたのは「工業製品として、尊敬する」と言ってくれたのを思い出した。



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Posted at 2018/05/12 08:07:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【コラム】Road On Mobirity | クルマ
2018年05月05日 イイね!

【最終回 其の二】マツダ CX-3 XDツーリング 2年11ヶ月【350037km】

【最終回 其の二】マツダ CX-3 XDツーリング 2年11ヶ月【350037km】
ノントラブルできたCX-3だが、最後にちょっとしたトラブルがあったことを報告。サスペンションからの異音とエアコンユニット動作異常をレポートする。









*** ゴロゴロゴロ・・気持ち悪い!

ごく低速から、ハンドルを切るとゴロゴロっとサスペンション周りから異音が聞こえてくるようになってきた。尚、ハンドルへ振動は伝わってこない。これは正直に我慢できるレベルではないのでこれはたまらず、すぐに直したかった。リアハッチのダンパーがリコールになっていたので、併せてやっつけるべく、T海マツダへ入庫。


12月23日
作業内容は、CX-5に同様の処置を経験したとのことで、マウント・ブロック、ベアリング
の取り替えとプロテクター取り付けという内容だった。
ところが、一晩明けて走り始めると症状は全く改善されていない。今度はサービスを横に乗っけて、症状を実際に確かめてもらおうと、駐車場内を這いずり回るが、こういう時に限って症状は影を潜め、気まずい空気が流れる。「だいたい、何処かはわかってます」とのことで、今度は徹底的に頼むよと改めて入庫のアポを入れ、2度目の入院から戻ってくるものの・・・


1月24日
ゴロゴロ・・っと音が聞こえてきて幻滅した。困ったものである。
もう一度、サービスに横に乗ってもらい、今度はディーラーの近所を這いずり回り、またも症状は確認できず、これでは私がクレーマーではないか、またも気まずい空気が流れるが、T海マツダも最後まで面倒見てくれるようで、嫌な顔一つせず対応してくれた。


2月16日
3度目の入庫となるのだが、これまで乗ってきたクルマで、しかも日本車で足回り系のトラブルでこんなに手こずったことはない。
こうなると、クルマ全体がボロく感じるようになり、CX-3への愛着が薄れていってしまうのはしょうがないことだった。

今回の内容は前回までと同様に、ラバー・左右マウント・ベアリング・ストッパーに今回はショックアブソーバー、ダンパーまで交換することに。
因みにダンパーは左側だけとなる。消耗品でもあるので、どうせなら右側も交換して欲しかったが、メーカー保証内なので仕方がないのだけれども、高価なだけに一度に両方発注するのは決済がおりないのだそうだ。

今度こそは大丈夫そうだとサービスも私も手応えを感じており、ここでは割愛してるがボルトやシャフトなど小パーツは随時、交換されている。


*** 3週間かかって問題は解消

戻ってきたCX-3はハンドルを切ってもゴロゴロ言わず、快適なハンドリングが戻ってきた。これだけでも、運転が楽しくなるのだから不思議なもの。これは余談としておくが、後に別件でディーラーに寄り再点検してもらったところ、ベアリングのグリース不足が見つかりこれを対策したとのこと。信頼はしているが、大丈夫かと思った。

こうして3度の入院に結構な時間の作業、パーツ交換は勿論メーカー保証内で全て無料だ。
T海マツダはメーカーに請求するので、メーカーも大変な負担となったことだろう。


***メーカー保証内といえば超マイナートラブルもあった。

エアコンOFF時で、突然ブロアモーターが最大に吹き付け、突然止まるという怪奇現象。
何がトリガーになって、こうなるのか不明だが、これは新車時に経験していて、半年に一回のスパンで発生していた。
特別問題ないから、そのままにしていたのだが、メーカー保証も満了が近いので、試しにサービスにその症状を言ってみると、前例がないとのことで、まぁでも変えておきましょうか、悪くならないうちに。ということでエアコンの操作部のところ、3つのダイヤルがあるユニットをアセンブリー交換となった。

これらを考えると、信頼のおける日本車であろうと、マイナートラブルはあったりするもの。気にならずに乗り続けるオーナーもいると思うが、そのツケが年を重ねるごとに回ってくるかもしれない。
いずれにせよ、3年間で経験したトラブルはこのページでレポートした2件のみ。リコールが何度もあったが、それに関連するトラブルも発生しなかった。

ディーラーであるT海マツダのサービス対応も、不満はなくむしろ満足するもの。
近所にあるというのも、プラスポイントだ。

2018年5月4日
Posted at 2018/05/05 02:22:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ
2018年05月03日 イイね!

【最終回 其の一】マツダ CX-3 XDツーリング 2年11ヶ月【350037km】

【最終回 其の一】マツダ CX-3 XDツーリング 2年11ヶ月【350037km】いきなり!CX-3と別れることになった。
次のクルマはナンと、アクセラスポーツである。
特定のメーカーにこだわってこなかった愛車遍歴史上、初の「リピーター」である。
アクセラについては新スレッドにするから、今回は
なぜ、CX-3からアクセラスポーツに成ったのかをレポートする。



*** 遡れば鬱積するものがあった

CX-3が気に入らないわけがないのだが、自分の都合上のことで、新車4ヶ月でバックに失敗し板金塗装、ルーフのヘコみ、フロントバンパーの擦り傷、2度のリアバンパー交換、その交換したリアバンパーがパネル側と色が合わなくなってきたこともあり、鬱積していたことは事実。極めつけはここでレポートしたとおり、新車から4ヶ月目にはバックに失敗し柱にぶつけてリアの板金修理も経験している。


これによりクルマの性能が落ちたということはないのだが、(それでも気になって補強パーツを入れたりしたけれど)
遺恨を残しつつのCX-3ライフだった。
おまけに2018年初頭から、ハンドルを切るとサスペンション周りからゴロゴロと音がでる現象があり、3度の入院でようやく解消したというのもあった。


車検を迎えるにあたり、エクステリアもイッキに直したいなあとタイミングを図ってきたが、この機会に電卓を弾けば、誘惑か困惑か、色々な展開になってしまった。これを説明しよう。


*** 心動いた下取り価格

サスペンションからの異音の件でディーラーで茶をすすり、何気に車検の見積りを依頼したことがきっかけ。ついでに下取り価格もお願い、その程度だったのだが、いつもの営業Sが鼻息荒くツカツカとやってきて「CX-3が間もなくマイナーチェンジします」
「マイチェン前の在庫処分と3月登録と、繁忙期の下取り車の高リセールで追金が〇〇万円・・・詳しくは見積書を郵送する、とのことだった。


*** 二度もCX-3を買う意義は十分にあった 

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一つはカラーリング。やはりソウルレッドがいいし,
少し興味を持った私は、次回は2.0ガソリンモデルがいいかなと思っていた。何故ならCX-3はガソリンモデルがとても良かったのを試乗して知っていたからだ。

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後日、ズッシリと重い郵便物が届き、カタログに見積書が入っていた。総支払額はディーゼルのXDプロアクティブで1,228,000円。その隣に赤ペンで「追金85万円までは目指せます。」と書いてあった。なんだこれ、エラい下がっているではないか…。


そして一枚の「未来予想図」のような、下取り価格の推移予想図が入っていて、これが驚愕。CX-3は全然下落していない。2018年2月時点で、車検切れ間もなくの総額270万円だったCX-3 XDツーリングが60%しか落ちてなく、165万円で売れる。むしろ、初回車検を迎え、タマ数がでるこの2018年2月~3月をピークに、グラフは下降していく。
予想外のこの「未来予想図」を見てしまった私は、誘惑へのスパイラルに陥っていくのである・・・

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*** イタリアの小娘に浮気

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160万円ほどの原資を握るのなら、何もCX-3、同じクルマでなくとも、、という下心が湧き、愛車探しの旅へ(Web徘徊だが)出た。その旅は二日間の睡眠不足になるほど遠く、絶対に欲しいと思っていたシトロエン・C4カクタスに、フィアット500・ツインエアに着地。名古屋の方ならご存知、輸入車ブランドを多く扱う、ホワイトハウスの門を叩くことに。

ここで一つ注釈を。160万円程握ったとしても、次のクルマへの追い金は100万円も出せない。いや、ズル替えできるなら一番と考えている。

ここで見つけてしまったのは2014年型フィアット500・ツインエア・ラウンジで、走行15000キロ。車両164万円。諸経費を入れれば184万円となる。
実はツインエア、即ち2気筒の振動と音にはめっぽうヤラれていて、というのも昔、旧型のチンクに乗っていたから、「思い出再生装置」になってしまったのだ。それに可愛らしいスタイリングに改めて惚れ直している最中。チンクとのおしゃれ計画をしていたら、夜が明けてしまった。11年ぶりのイタリア車に乗るんだ、となんと成約してしまったのだ。ただし、マツダを展開していないホワイトハウスだから、下取り額は140万円となった。これで追い金は44万円となる。


*** 裏切ったのはどっちだ?

目が覚めても見えるのはトリコロールカラーのフィルタリングがかかった視界。T海マツダへなんと説明すればよいのか。「マツダへ戻ってくるのは2万パーセントない」までいうてしまった私を後に戒めてやりたい。
ハハッ!なんてことはない、たったの一晩でイタリアの小娘を捨て、マツダに回帰することを決めのだ。 理由は「実利」をとった次第。


*** 追金40万円以上入れて、4年落ちのイタリア中古車にするか、新車のCX-3にするか?

しかも前回悩みに悩んだ末、セラミックメタリックを選び、早々に飽き飽きしていたので、2台目はソウルレッドにしたかった。

翻って、惜しみながらもフィアット500はもう断っていいのだが、注文書も印鑑証明も入れてない。よく促される一時金50,000円はホワイトハウスに支払っていたが、広告の再掲載と、商談の機会損失の分をお支払いしますと言ったら、1万円だけ支払うことになった。3日間、チンクとムンムンの妄想をさせていただいた代償としよう。


*** さぁ大商談会

そしてT海マツダとの大商談会となる。狙うはCX-3のガソリンモデル、ソウルレッドクリスタルプレミアムの組み合わせ。2万パーセントをひっくり返した意気揚々の営業Sに、2Lのガソリンモデルの見積りを請求したら、追金63万円までさがった!さらに含みをもたせてあって、車両本体はもうさげられないので、下取り価格からもっと値引きが可能とのこと。中古車は利益率が大きいと聞いていたが、新車を売るためにここから削っていくのだ。「CX-5の中古車にしようかな」と舌を滑らせたとき、「やめときましょう」と営業Sからあっさり言われてことを思い出した。


*** アクセラがテーブルに登場

まてよ・・アクセラって手もあるなと思いついたのがこの時点。アクセラはまったくノーマークだったが、調べてみると、CX-3の不満を解消するクルマに成り得ると思い、同じくガソリンモデル15SのLパッケージとプロアクティブの見積りを請求。
これには営業Sも意外だったようで、CX-3買い替えパターンは一件あったが、、モデル末期のアクセラは例がないとのこと。
出てきた。ほら、ガソリンで最上級の15SのLパッケージでさえ、65万円までさがった。15Sのプロアクティブは55万円。ただこちらはCX-3と同じ内容の運転支援系の装備にするにはオプションになってしまう。それにこちらは16インチ。アクセラのプロポーションを引き立てるには18インチホイールにしたかった。それらをオプションで付けていくと、軽くLパッケージに追いつき、Lパッケージにアップグレードしたほうがオトク感があるというもの。
こうして、CX-3とアクセラをほぼ同じ金額に並べることができた。


*** 土曜日の昼下がり。汗ばむ決意と決断

2度目だがカッコいいCX-3をとるか?走りの質の良いアクセラをとるか?
つい数日前までフィアットに恋していた私は何処へ行ったのやら。
共に共通するのは、「そんなに長くは乗らない」という事。
個別に懸念することもある。アクセラはモデル末期で、リセールバリューは新型車の人気に左右される。ただモデル末期の熟成度は高い。

CX-3は2リッターのガソリンエンジンが解せない。同じ車重のアクセラが1.5リッターに対し、CX-3は全体的なサイズはアクセラより小さいデミオクラスに属する。
燃費もアクセラより劣りそうだ。これについて営業Sに聞いてみると、
「ディーゼルと対比させるため」とガテンのいかない答えが。
アメリカ市場投入のためではないかと、あたしは考えるのだけれども。
目下の悩みは、CX-3は2台目ということで、なんだかワクワクしない。
アクセラは、間もなく新型の発表で、反響次第では現行型が陳腐化するのが心配。
逆に期待し、スカイアクティブXの展開とコンセプトカーをよく再現されていたなら、また買い替えを検討できる。
両車でそれぞれ事情が異なり、悩みのタネはつきない。

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*** 5分前までCX-3で決めていた

贅沢な悩みだと思うが、新車は好きな仕様でいつでも決めることができる。
ただ中古車の場合は、、引き合いが多ければ自分の気に入った車種がタッチの差で
手に入らないなんてことはザラだ。

上記を踏まえた上で、CX-3をなんとか50万円台まで下げようとして営業Sが引っ込んで
出てくると、「アクセラスポーツ15Sプロアクティブ、ソウルレッド、360°ビュー・モニター、スマート・ブレーキ・サポート&レーダー・クルーズ・コントロール、TV &DVDが付いた展示車があります!!」と速いツカツカ音でやってきて、いつもより鼻息荒く、気になるお値段は
「店長決済で40万円」最初の商談から下取りの追金95万円から、40万円に下がった。50万円台なら支払いも楽だと粘って商談してきたが、営業Sも最後のカードを切ったか、展示車を出してきた。未登録なら問題はない、これで即決となった。

と、ここまでがCX-3買い替え顛末記である。アクセラについては新規にスレッドを立て、また不定期にレポートするつもりだ。
前後になってしまうが、次回は最終回パート2、「CX-3の3年、3万5千キロ総括」と題してしたためていく予定である。

2018年5月3日
Posted at 2018/05/04 00:38:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ CX-3 XD Touring SCP | クルマ

プロフィール

「カーチェイスシーンで悪役が007を追い回すのにピッタリなハイパーSUV。 http://cvw.jp/b/266214/43924501/
何シテル?   04/21 00:50
メーカーや特定の車種にこだわりはなくクルマ好き。ただしメカは詳しくはなく、一般のお客さん以上セールスマン以下のレベル。技術的にはつたない文章で申し訳ない。
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