
①ポルシェ編に続きまして・・・・スケジュールに沿って、『聖地への旅』を進めていきましょう♪ なんてったって、車バカですから~・・。
10月10日(土)のお昼前にポルシェミュージアムのあるNeuwirtshaus(Porscheplats)駅からS6に乗ってシュトゥットガルト中央駅まで戻ってS1に乗り換え、メルセデスベンツ博物館のあるNeckarpark(Mercedes-Benz)駅を目指します。シュトゥットガルト中央駅からは2つ目なので、あっという間に到着です。

駅のホームにはベンツMercedes-Benz-Arenaの表示もあって、このあたりはMercedes-Benzの名前のついた道路や建物が点在しています。ま~それだけメルセデスベンツは世界的な企業であって、利益を上げてきたということだと思いますが・・。車バカでも、車を通じて世界経済の動向を理解できます(大袈裟)
駅からは標識に沿って歩いていけば・・・というか、ドイツの車バカが前を歩いていますので、その人たちについていけばベンツ博物館まで連れて行ってくれるでしょう♪ ビーポルは周囲の状況をつぶさに把握し、常に最適な手段を選びます!ただの他力本願とも言えますが・・・(爆)

画面右側のドイツ人の車バカについていきましょう♪(失礼)
歩道は右に緩やかにカーブしていますが、この先にメルセデスベンツ博物館はあるようです。
見えてきたぞ! 円形でちょっと波打っているような建物が! 人生後半ですが、1日でポルシェ博物館とベンツ博物館を回ろうという熱意!! 待ってろメルセデスベンツ!!! Sクラスは買えないがCクラスは買えるんだぞ!(←興奮して意味不明です)
さらに近づくとこんな感じ。写真ではサイズがわからないかも知れませんが・・デカいです(驚)
人と比べてみると大きさが分かると思います。実はビーポルは人間が小さいんです(弱)

そして入ったところでチケットを購入します・・。料金は8€でした。内部を紹介している小さなガイドブックももらえます・・。
そしてここでも日本語対応のレシーバーを借りて首にぶら下げるのですが、その際に使用したベンツのロゴの入ったネックストラップは帰り際にいただくことができます。お土産に誰かにあげちゃいましたが・・。
そして吹き抜けになっているホールから、宇宙船のようなシルバーのエレベーターに乗って一気に最上階まで上がります・・。写真で分かりますか?↓

建物自体が素晴らしいデザインで・・外観からも分かるように各フロアが少しずつ段差がつけられていて、展示車を見ながら徐々に下の階に降りてくる構造になっています。どれだけ費用がかかっているんですかね~? きっとうちの小ベンツ君の利益も、この博物館の建設に貢献しているはずです(極小)
最初に展示されているのは、『車の発明』というテーマで、車の創生期の展示車があります。この発明によって日本のみならず、世界に車バカが発明、いえ、発生しました(爆)

従って、この3輪車は車バカの原点です! 私の『散財』の源です。
ほら、この写真の左端にも『将来の車バカ(ドイツ製)』が写っています。「お金は車ばっかりに使わずに、大切にするんだよ・・・」。
どれも素晴らしいコンディションです・・。1台1台が貴重なもので・・いったい全部でいくらするんだろう?(by 庶民)
ベンツ博物館とポルシェ博物館で大きく概念が違うのは、ベンツの方が圧倒的に製品の守備範囲が広い、歴史が長い、ということです。ここはバスやトラックの展示エリアですね。
ほら、飛行機もやってました。
そしてこのあたりは50年代? アメリカが一番裕福だった頃のベンツですね。ボディーがでっかいですよ・・ビーポルの家の車庫には入りません(貧)
ここは裕次郎さんも乗っていたSLRなどの高性能車が置いてあるコーナー。
ご存じ、ガルウィング! マツダAZ-1と同じ構造です。(比較するな!)
上の階から降りてくる途中で、吹き抜けのエレベーターを見ることができます。どんどん車バカが最上階に上がってきます。
そして、このへんはそろそろ実際に日本でも見たことがあるベンツの時代に入ってきました。190SLですね。細いピラーが印象的です。ピラーとウェストは細いのにかぎります(嬉)
そして・・・・これは1980年代ですかね?
私も以前、乗っていた190E。コンパクト・メルセデスでもコストダウンされていない時代で、素晴らしい車でした。
そうそう、このABSがうちの小ベンツにも付いていました。
これは実験車のエリアです。
今ではたくさんの車種を販売しているんですね・・・。
そしてここは最高速度記録にチャレンジした車たちのコーナーです。

垂直尾翼も付いています(笑)
そして、ここには近代のレース車両が展示されています。おもちゃのように並べられていますが、すべて本物ですので・・・。
ビーポルも乗っていた190E 2.3-16。純正でレカロの皮のバケットシートが付いていて、左手前が1速のヒューランドパターンのミッションでした。エンジンはコスワース。素晴らしい車でしたが・・・。雨の日に首都高でスピンしまして・・・そのまま売ってしまいました(涙)
これは新し目のCですかね?
F1もあります。ただ、この博物館ではあまり貴重に感じないのはなぜ?
年代別に展示されているようです。
このあたりは最近のコンセプトカーですね。では降りていってみましょう♪
これは1/2サイズの大型の模型です。
そろそろベンツ博物館の出口が近づいてきましたが~・・・振り返ると、つまりこの博物館は、自動車の創生期~近代の市販車~近代のレース車~・・・そして未来のコンセプトカーまで、一貫して車バカを魅了する展示になっているってことですよ(結論)
ポルシェにはない歴史の厚み、事業の幅を感じることができました。今でさえ販売台数はトヨタが世界トップですが、ボリュームでは語れない文化・歴史を感じることができます。そうです、自動車は文化なんです。それから生まれる車バカは必然なんです。ビーポルは自動車評論家ですか? ・・・雑誌社からオファー来ないかね?
そして、このメルセデスベンツ博物館も、下の方のフロアが隣のディーラーに直結してまして、ではせっかくなので寄っていきましょう♪
入り口にはこんなのが展示されてました。「これ売り物ですか? おいくら?」
そして、いろいろな車種が販売されています。
そして2階に上がると、AMGなどの高性能モデルが置いてありました。
では、そろそろメルセデスベンツ博物館を後にすることにしましょう。
ありがとう・・・。
この感動のお礼に、ビーポルがもう少し偉くなったらSクラスでも買って、利益に貢献してあげるので、待っててくれメルセデスベンツ社よ! ただし、人生後半なので間に合わなかったらごめん・・。
そして帰り際、入り口の斜面に、エマヌエル・ファンジオの銅像を見つけました。


私が生まれる前のルマン24時間レースで大事故を引き起こして亡くなったレーサーです。この事故がメルセデスベンツの安全に対する取り組みを一変させたと言っても過言ではありません。(←根拠ありませんので) そう、今のメルセデスベンツ社に繁栄をもたらした貢献者の一人なのです。(←勝手に想像して書いてます)
さようなら、メルセデスベンツ博物館よ、さようならファンジオ!
この時点で15:30です。では、再びNeckarpark(Mercedes-Benz)駅からシュトゥットガルト中央駅までS1で戻りまして・・・・その後、ICEでミュンヘンに戻ります。
今朝は『IC』でミュンヘンから来ましたが、帰りは『ICE』でした。違いはよく分かってないのですが、『ICE』の方が速度が速いんだと思います。私の乗るのは一番下に出ている16:25発のICE519。
ICEは1連結がすごく長いので、自分の号車の位置をホームで確認して待っていると・・来ました!
どうも・・グリーン車のようで、中は横3列のゆったりしたシートでした。なんでグリーンなのかはよく分からん。
席から料理も注文できますよ。
そしてミュンヘンに時間通りに18時半に到着しました。
ホテルに戻って荷物を置いて・・・・、せっかくなのでミュンヘン市内を歩いてみました。これは市庁舎だったかな?
この広場を抜けて少し歩くと・・・・ありました。

ミュンヘンで一番有名なビアホール、『ホフボロイハウス』です。ここで一杯だけ、ビールをいただいて・・駅で再びビール。瓶ビールに挑戦です。

ここでもソーセージとプレッツエル。ちなみにプレッツエルは無料でした(驚) ビールもジュースより安いんですよね・・。住んじゃおうかな~ミュンヘンに(爆)
ミュンヘンの2日目。今日はメインイベントのポルシェ博物館とメルセデスベンツ博物館の豪華2本立てダブルヘッダーで、ビーポルの人生の中でも特別に濃度の濃い1日となりました。車三昧、車バカ全開、誰にも止められませんね・・。ビールも大満足。
では、ホテルに戻って明日に備えましょう♪ 明日の午後はハンブルグへのビールツアーが待っています(爆) その前に、BMW博物館だ!! 人生後半でもここまでできるんだぞ!