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ビーポルのブログ一覧

2017年11月03日 イイね!

今年の秋もイタリアだ、車文化を訪ねる旅! ②第二日目(パドゥバ)

今年の秋もイタリアだ、車文化を訪ねる旅! ②第二日目(パドゥバ)そして、金曜の朝、ベニスのホテルで朝食をいただいてから、水上バスの2番ルートでローマ広場にあるベネツィア・サンタ・ルーチア駅に向かいます。早朝なので少し寒いですが、せっかく空いているのでデッキに座って駅までいきましょう♪ ただし、途中から地元の通勤客がけっこう乗ってきました。そうです、これは日本で言えば江ノ電のようなもので、地元の人にとっては重要な交通手段なのです。


途中でいくつもの停留場に寄りながら駅に向かいますが・・・多くの教会を見ることができて、残り惜しい感じがしますね。
また、戻ってくるよベニスへ!今度は奥様でも連れてきてあげましょう~♪ 



朝日もきれいで、車バカのビーポルも感激・・泣ける! 物欲にまみれた・・この心が洗われていくような~・・・『今日、出物のフェラーリがあれば日本に買って帰ろ~♪』

そして、水上バスはローマ広場に到着しました。このイタリア人の親子は国内旅行らしいですが、私にサンタ・ルーチア駅への行き方を聞いてきました。やっぱりビーポルはイタリア人に見えるのか? グラッチェ!


この橋を左の方向に渡ると、ベネツィア・サンタ・ルーチア駅です。


そして、駅に着いてからGoogleで電車の時間を調べて、さくっと券売機でチケット購入&スタンプを押して、8:42発ボローニャ行きの快速電車に乗りました。9時過ぎにはパドゥバ到着です。

パドゥバは金曜日の早い時間帯なので、まだ人影がまばらです。

スーツケースを駅の荷物一時預かり所に預けて、さっそく会場に歩いていきましょう。
道路にはこのような看板が出てまして、歓迎してくれています。来たぞ!ジャポネーゼの車バカがパドゥバへ!! ちなみに前を歩く同類の車バカ達はドイツ人です。車バカは世界共通、車バカが世界を救います。みんな車バカになろう~♪


車バカについていくと会場が見えてきました。建物が小さく見えますが、このようなパビリオンが複数あって、会場全体は巨大です(驚) 

私はこの15番の建物の入り口から入場しましたが、メイン・エントランスはもう少し先にあります。チケットはネットで買ってありましたので、そのまま入ってバーコードをチェック。入り口ではチケットを買おうとする車バカ達(ほとんどはイタリア人)がたくさん並んでいました。それが・・、後でも出てきますが、みんなビーポルよりも人生後半の方々、それも労働者風の地味なジャンパーにジーパンのおっさん達なので、ある種、異様な風景です(驚)
この15番は主にイタリアのカークラブの展示などが多数ありまして~


会場内もこんな感じで、車も古ければイタリア人も古い!(爆) 若者はほとんど居なくて、みんなこんなおっさんばっかりです。日本では車バカというと、小金持ちでギラギラした派手なおっさんのイメージですが、イタリアでは違うんですね。みんな『正当な趣味』として、大金持ちも、小金もちも、貧乏人も、ただの車バカとして生息しているようです。


メーカーのブースがあったり・・、ここはアウディです。ここもおっさんの車バカ達が、ああじゃない、こうじゃないと・・話し込んでいます。


地元のポルシェのクラブも展示しています。


イタリアですのでね、ランチャのブースもありました。


いったん、外に出て他のパビリオンに向かいますが、このように外にも車が置いてあって、どれも価格が掲示されています。


そして反対側の1番会場に向かいます。今はまだ人が少ないですが、お昼前には大変な人出になってました(驚)


このような新旧フェラーリや~・・


コーベット。ボーン・イン・ザ・USA、ビーポルはアメリカ人です(嘘)


フランスのアルピーヌルノーA110とか、


ポルシェ356。昔は安かったのに・・・今はとんでもない価格です。ただし、コンディションはグッドです。

そして、たくさんの新旧ポルシェが展示されています・・。




ランボルギーニも、たくさんです。去年の秋にはサンタアガタの工場に行きましたね。


カウンタックもミウラも、もうサラリーマンのビーポルに買える値段ではありませんが、最新の車にはない希少なデザイン性と、手作りのメカニカルな部分にそそられます。

そして、次のパビリオンからは、車に値段と連絡先が付いてまして、、、いわゆる「即売会」です。ビーポルも良いのがあれば一台買って帰ることにしましょう~・・。まずはポルシェ群。





964も930もナローもけっこう高いです。感覚的には日本と同じくらいかも知れません。ま~ドイツ車をイタリアで売っている訳なので。ビーポルの964も高く下取ってもらえるんだろか? お金に換えちゃおうかな~・・。







そして、食指をそそられたのは、この水色のナローでした。

オリジナルコンディションで、85,000ユーロだったかな?=約1,000万円なので、日本と比べても安い訳でもないんですが、とにかく数が多くて選び放題なので、お金さえあれば何でも買えますね。

また、レストア前のこんな、納屋から出てきたようなポルシェもそこそこの値段で販売されていました(驚) レストア屋さんにかかればきれいになるようです。



ランボルギーニも、スーパーカー時代の顔ぶれが勢ぞろいです・・・。これらも買えますよ!



マセラッティもたくさんありました・・・


そして、フェラーリは・・・・








Dinoも328もF355も何でも。何十台だか、何百台だか無限にあります(驚)

会場の外でもたくさん車が販売されていますが・・・






ホンダのNSXはアキュラブランドですが、2台展示されてました。これもけっこう高かったですよ。



なぜか、ホンダZ600が一台!


そして、今回の展示の中で一番、気に入ったのはこの2台でした。1台はポルシェの356のスピードスター。Bonhams(多分、高級クラシックカー販売会社)のブースに置いてありましたが、左側のツルっとしたおっさんのために・・

幌を下げたり、運転席に座ったりしてまして、買う気満々でした。
『クワント ・コスタ? 』=おいくら万円ですか? へぇぇぇそんなにしますのんか。たしか、5~6千万円だったと思いますが、乗れないじゃん、そんな値段では!


もう一台はDino246GT。2000年の頃までは買える値段だったのに、、これも3千万円くらいしてました。まあ、ビンテージカーは世界的なブームなんでしょうね。上がれ~上がれ~ビーポルの964も。1千万円になったら売ろう!


そして、各所で話し込む人生後半の車バカ、おっさん達。日本人は静かに見て回る、というのが常ですが、イタリア人は本当に話し好きで通路の真ん中でも、数人で輪になって大きな声で車バカ道の話をしています。愛しきイタリアの車バカ達よ!



これはレイトンハウスのF2ですかね?


昼食は外にテイクアウトのお店がたくさん出ていますので、ここでビールでもいただくことにしましょう。ちなみに、この会場で日本人はおろか、東洋人は一人も見かけませんでした!


この地元の人の群れの中で、テーブルに座ってビールと・・
揚げパンをいただきました。地元ではよく食べるそうです。(と、おっさんが言っていたような)
午後は古いベスパのお店を見たり・・・


パーツのブースをのぞいたりしまして~


満足感でいっぱいの中、会場を後にすることにしました。

このようなモーターショー、いえ、イベントに参加してしまうと、もう東京モーターショーに行く気が失せるような・・。最新の、ピカピカの、エコロジカルの、静かな、電気式の、、、、。そうじゃないでしょう、真の車バカは! 汚くても、うるさくても、油臭くても、、、そのような味がある車の方がいいじゃないですか!!(勝手に自論展開)

いったんパドゥバ駅に荷物を取りに戻りまして~


ホテルにチェックイン。


そして夕飯はホテル近所で・・今日はアメリカンのステーキ屋さんで肉を食べることにしました。パスタとかピザはもう飽きちゃったので。ビーポルは自由人、なんでも自分でできます。地元に自然に溶け込めます!

ここも完全に地元の人しかいません!

イタリアのレストランでサラダを食べると、必ずオリーブオイルとバルサミコ酢を出してくれます。今日は日本語は一言も話さなかったのですが、バルサミコ酢にはしっかり日本語の表示がありました!


今日は『目からうろこが落ちた日』。日本の車文化は1970年代くらいからですかね、高度経済成長で各家庭にもマイカーが普及してきて、最近はその頃に頑張った方々が引退されて、二人乗りのスポーツカーを趣味として持ったりですが、まだまだ短い歴史。それも少数のマニアの間での趣味でした。最近のフェラーリを新車で買う人達は、また別の人種だと思いますしね。 
一方でイタリアでは古くからたくさんのカロッツェリアが誕生して、独特な車文化を生み、またそれを使う人達がその産業を盛り上げてきた長い歴史があります。そして、その人達、いわゆるイタリアン車バカ達は純粋に車が好きで、その趣味を心から楽しんで友人の輪を広げている感じがします・・。
以上、ビーポルは決断しました! イタリア人になろうと思います(爆)
バカなこと言ってないで明日の準備をしましょう。3日目はフィレンツェに行ってドウモに登ってから、ボローニャに戻ってイモラサーキットにたたずむアイルトン・セナに会いに行ってきます。
明日はイモラサーキットだ!待ってろ、セナ!!
Posted at 2017/11/04 09:59:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 徒然草 | 旅行/地域
2017年11月03日 イイね!

今年の秋もイタリアだ、車文化を訪ねる旅! ①第一日目(ベニス)

今年の秋もイタリアだ、車文化を訪ねる旅! ①第一日目(ベニス)みなさん、ご無沙汰してました。去年の秋の聖地への旅(イタリア編)のエンツォ・フェラーリ博物館と、アレーゼのアルファロメオ博物館、そしてトリノ自動車博物館の記事もアップしてないのに~・・・、今年も行ってきました『イタリア、車文化を訪ねる旅』、パドゥバのAuto e Moto d'Epoca!!! 
この催しは、デトロイトモーターショーや東京モーターショーのような、「最新」や「コンセプト」を見せるショーの対極にあって、ビンテージ、それも地元のビンテージカークラブのおっさんの展示とかがメインで、そして展示車の半分以上は値段が付いているので、そのまま買って帰れます! 古いフェラーリもお金持ってけば買えますよ。もちろんDinoも!カウンタックも! これが10月26日(木)~29日(日)まで開催されまして、ただし、侮ることなかれ、去年は9万人が参加しています。

今年は10月26日(木)、27日(金)の2日間有休をとりまして、水曜に会社で仕事を20時頃に終えるとスーツを脱いで、そのまま羽田に移動。ラウンジでシャワーをお借りして、00:50発のフランクフルト行きのANAに飛び乗ります。フランクフルトには木曜の朝6:00に着きますので、8:30発のLHベニス行きに乗り換えまして~・・

この時期、アルプス山脈も雪をかぶってますね。そして~

木曜の朝9:45にイタリア北東部の海辺の街、ベニスのマルコポーロ空港に到着です。そう、水の都、ベニスです!
ちなみに今回は、1日目(木)ベニス観光でベニス泊。2日目(金)パドゥバのAuto e Moto d'Epoca参加でパドゥバ泊。そして3日目(土)はパドゥバからフィレンツェに高速列車で移動して、半日観光してからボローニャに戻ってホテルにバックを置いて、夕方に電車でイモラに行ってイモラサーキットのタンブレロコーナーでセナに会ってきます。日曜は早朝にボローニャ空港からフランクフルトに飛んで乗り換えた後、月曜の朝、7時前に羽田に戻って、8:30に出社。前週のスーツに着替えまして、9時半からの会議に出席という段取りです。ビーポル、徐々にこの弾丸スケジュールが辛くなってきました(涙) だって、人生後半、もうあまり時間が残されていません(号泣)

ちなみにパドゥバはベニスから普通電車で20~30分なので、たまたまベニスに降りまして、観光する気もなかったのですが、ここは世界的な観光地、やっぱりもったいない?そう、観光しないともったいない!! ビーポル、案外貧乏性で、損をしているんじゃないか、という気持ちになってきまして、ちょっと観光することにしました。
ベニスの島は車が入れないので、マルコポーロ空港からは船かバスで移動です。島の中の移動も水上バスを使うので、バスと水上バスとの共通一日券がある「ATCV」の公共バスで、島のローマ広場まで移動しました。すごいぞビーポル、やっぱりケチです。共通一日券は20ユーロでした。下手な英語がさく裂です。基本、イタリアは「グラッチェ」と「チャーオ」、夕方になると「ボナセーラ」が言えれば何とかなります。

ローマ広場の水上バス乗り場から・・・ここから水上バスに乗ります。


水上バスでホテルの最寄りの停留場、S.STAEまで移動です。


そして、細い路地を歩いてホテルに荷物を置かせていただこうと立ち寄ると、フロントのおっさんが、いきなり「部屋がウオーターアクシデントなので、他のホテルにいってくれ」って(泣) えぇぇぇぇ! どうせオーバーブッキングのくせに(号泣)

ホテルが呼んでくれた水上タクシーで、サンマルコ広場近くのホテルに移動となりました。キャナル・グランデ(大運河)を通りまして・・・リアルト橋も通過です。

天気は最高、水上バスの混雑をしり目に、ちょっと贅沢な気分。もちろん、水上タクシーなので貸切です。リムジンに乗っている気分ですね!



そして外海側に出まして・・

船の上からいろいろな教会を見ることができます(嬉)これはサンマルコ広場ですね。後で行ってみましょう。


そして、ホテルが見えてきました。

細い運河に入ってホテル専用の船着き場に横付けでベルを鳴らします。すっかりセレブ気分! ネットによると、この水上タクシーは5千円くらいするようですが、前のホテルが支払ってくれました。これは案外、ラッキーだったかもですね、ほとんど船の上から一気に観光しちゃいました(嬉)
そして、ホテルにバックを置いて「ため息の橋」の横を通って~


「サンマルコ広場」に出てきました。



生演奏でピザとビールをいただきまして・・・・

これは現実なんだろか?さっきまで、東京で身を削るように忙しく仕事してたことを考えると~もうイタリアに住んじゃおうかな、ビーポル。そうだ、イタリア人になろう!(言ってることがよくわかりませんな) その後、、水上バスに乗って

対岸のサンタマリア・デッラ・サルーテ聖堂とか、


ローマ広場の方に戻って、

島内をうろうろ歩き回りまして~、日本刀が売っていたり・・

日本人形もありました(爆)


そして夕方には、対岸の島にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会に水上バスで渡りまして~、塔の上からのサンマルコ広場です。


そして日が陰ってきましたので・・・


海岸沿いのレストランのテラス席で一人、ワインにシーフードのパスタ。ビーポル感激です。


でも、車バカの旅、いえ、車文化を訪ねる旅で来たはずなのに、観光して満足してていいのか?ビーポル。普通の人になってしまったのか? もう、人生後半、昔のビーポルではないんだろうか・・・。
いえ、第二日目、パドゥバのAuto e Moto d'Epocaは最高でした。もっともっと感激です。この日は一人の日本人とも会わず、地元のイタリア人に完全に馴染んでいました。もう、ビーポルはイタリア人の車バカだ!いえ、世界を代表する車バカだ!! では、1枚だけお先に・・



Posted at 2017/11/03 21:43:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 徒然草 | 旅行/地域

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