
早く書こう、書こうと思いつつ・・年を越して、気が付けば1月の後半。人生後半の身体にムチ打って思い切って書きましょう♪ 行ってきました、ドイツ聖地への一人旅! 長い文章になりますが、みなさんのためにできるだけ詳しく書いてみましょう♪ わたしでも行ってこれました、ポルシェ博物館、メルセデス博物館、BMW博物館、ひとよんで『くるま三昧ツアー』です。
まず、旅程ですが~去年の秋、10月12日の「体育の日」の祝日を発見。 昔は体育の日って10月10日じゃなかった?(古) といっても、仕事も忙しいし~海外は無理かな?と思いつつドイツへの便を探すと・・羽田からよさげな便を見つけました。 ちなみに今回はドイツのほぼ北端の都市ハンブルグに、知り合いが地ビールを飲みに来いと言うので帰りにちょっと寄りましたので、さらにハードなスケジュールになってます。 すごいぞ、ビーポル・・でも人生後半だ!!

詳しい旅程は下記。ミュンヘンを起点にして、日帰りでポルシェ博物館とメルセデス博物館のあるシュトゥットガルトに行って、半日でミュンヘンのBMW博物館を回るスケジュールで、ついでにハンブルグに寄って地ビールを飲んで羽田に戻ってきます(驚)
10/ 9(金) NH0217 12:30羽田発 ⇒ 同日10/9(金) 17:40ミュンヘン着
10/10(土) IC2266 6:46ミュンヘン中央駅発 ⇒ シュトゥットガルト中央駅着9:07
ICE519 16:25シュトゥットガルト中央駅発 ⇒ ミュンヘン中央駅着18:31
10/11(日) LH2074 15:00ミュンヘン発 ⇒ 16:15ハンブルグ着
10/12(月) LH011 9:30ハンブルグ発 ⇒ 10:40フランクフルト着
NH204 12:10フランクフルト発 ⇒ 10/13(火)6:35羽田着
宿泊はミュンヘン中央駅前のホテルに2泊とハンブルグに1泊の合計3泊です。もう記憶が曖昧ですが・・・。ちなみにビーポルの人生はもっと曖昧です(爆)
すごいのが!!何がすごいかっていうと~(かなり興奮)、金曜日の朝は普通通り東京の本社で労働しまして、10時くらいにいきなり会社で私服に着替えて~「ちょっと旅に出てきます」って・・。 そして、火曜日にドイツから羽田に早朝に戻りまして、そのまま会社に8時前に出勤し、金曜日のスーツに再び着替えて、出社してくる社員達に「おはよう♪」、「おはよう♪♪」、「おはよう♪♪♪」と、しら~っと挨拶。そして20時まで残業して帰りました(爆) ただし、家に帰って爆睡でしたが。なんたって人生後半ですので・・(弱)

飛行機は787でした。 テレビ画面はスカンジナビア半島っぽいので、ミュンヘンまでもう少しですね。
そして、ミュンヘンに到着です。 ここから日本でいうところのJRのSバーンに乗ってミュンヘン中央駅までいきます。夕方なので早く移動してビールをいただきましょう・・♪
Sバーンの案内板に従って歩くと、空港から出てすぐのところに地下に降りていくエスカレーターがあって、そこがSバーンの駅になっています↓
これがSバーンのチケットです。列車の料金体系はゾーン制なのでミュンヘン中央駅までは4ゾーンチケットで10.8€でした。チケットの時間は10/9の17:50ですね。 早くビールを飲まねば~・・・! ルートは右回りと左回り(違うかな?)の2つあって、S1とS8のどちらでもミュンヘン中央駅に行きますが、私はS8に乗りました。

チケットはホームにある自動券売機で購入します。日本語と英語も画面に出たと思いますが、行き先の駅名を画面で指定するとゾーン数が決まって料金が決まるので、ミュンヘン中央駅なら、アルファベットの『M』を入力してミュンヘン中央駅を見つけてそれを画面で確定すると、10.8€のチケットが買えます。外人さんは日本人ほどせっかちではないため、後ろの人からせっつかれませんので、落ち着いて切符を購入しましょう♪
また、海外のほとんどの地域では、駅に「改札内」、「改札外」の区切りがないんですよね。日本ではスイカのゲートをタッチしないと突破できませんが、海外は基本、スルー~というか内外の概念自体がありません。お客さんは切符を買って、打刻機で時刻を打ってそのまま列車に乗ります。そして、列車内で車掌さんが検札に来るのですが、ズルして切符を持っていないと、正規料金の数倍要求されるようです(恐) みなさん、切符はズルせず正しく買いましょう~♪ ただし、今回のドイツ滞在では10回くらいSバーンとUバーン(地下鉄)に乗りましたが、一回も検札には会いませんでした。ズルできるかも?・・・チャレンジャーさん、成功を祈ります!
そして40分ほどでミュンヘン中央駅に到着して、駅から歩いて3分程のホテルにチェックインして、近所のビアホールに突入しました。ちなみにホテルは楽天トラベルで取りました。便利な世の中ですね~・・。決済も終わっているので、ホテルのフロントで、妙な英語やらドイツ語を話す必要はありませぬ。
そして、明日は土曜日。メインイベントのシュトゥットガルトですが、朝が早くて何番線から列車が出るのか分からないので、ミュンヘン中央駅の中を下見しておきました。駅の黄色いポスターのような掲示板に、列車番号と出発番線が出ていますので、ビーポルの乗る列車は19番線から出発することが確認できました。案外、海外では慎重です(弱)

東京駅は行き止まりになっているホームはほとんどありませんが、ミュンヘン中央駅は上野駅の常磐線特急ホームのように行き止まりになっていて、すごく広い駅でした。写真はICEですね・・ドイツの高速鉄道、日本で言う新幹線。写真の左側に写っているのが自動券売機です。
ドイツ高速鉄道のチケットは日本国内で買えます。

レイルヨーロッパのHPから、ミュンヘン⇔シュトゥットガルトの往復チケットを買って、なんと!宅急便で家に届けてくれるサービスがありました。これならば現地で発券する必要がなくそのまま列車に乗れるので、慣れてない方にはこのサービスをお勧めします。また、自由席もあるのですが、万が一座れないと辛いので、今回は指定席を予約しました。なんだか割引期間だったようで、往復で66.7€と激安。
そして、翌朝~乗り遅れないように6時頃にホテルを出て、駅で朝食にプレッツェル(巨大)とオレンジジュースを買って19番線へ。これがビーポルの乗るIC2266の最後尾の車両↓
bistroって書いてあるので食堂車かな?
これが最前部の車両です。・・・ちょっとかっこう悪いなぁ。

ドイツ人の造る無骨で質実剛健な国民性が表れています。 ビーポルは見た目大切、優柔不断をもっとうにしています(爆)
車両の脇にある掲示板に私の乗る車両を見つけました!

チケットに書いてある番号の意味が分からなかったのですが、号車が272で座席番号が46でした。

どうやら窓際の席が私の指定席で・・・・でも、これ6人部屋の個室ですよ?

ドイツ人と相部屋になるかとドキドキしてましたが、独占でした(安心) では、さっそくハムの巨大プレッツェルの朝食をいただきましょう♪

プレッツェルは2.7€と安いですが、オレンジジュースは5.1€とバカ高でした!
途中、食堂車からオーダーを聞きに来てくれたのでコーヒーを頼みました。これも安くて3€。

シュトゥットガルトに着いた後の移動を今のうちに勉強しておきましょう♪
そしてシュトゥットガルト中央駅に到着です。ここも行き止まり式の駅でした。もう外は明るくなってますね・・。

駅の構内を通って、今度はSバーンに乗り換えます。
ポルシェ博物館はS6に乗って、Neuwirtshaus(Porsche Plats)駅で降りると真ん前にあります。車内の路線図を確認しながら・・・・(弱) 4つ目の駅です。


・・Sバーンはがらがらでした。そして~約10分で目的の駅に到着・・。

案外、地味な駅でした(爆) 人が居ませんで・・まだ9:40ですからね。後ろに写っているのがポルシェ博物館です。駅、徒歩1分、絶好の立地です。
そして~とうとう来たぞ! ポルシェ乗りの聖地にやってきたぞ!!

991のタルガとCupカーが私を待っててくれました。天井が鏡のようになっていて、下の車両が写り込んでいます。帰り際には展示車両が増えてました↓
博物館のとい面は旧社屋とディーラーがあります。モニュメントの先っぽにはポルシェが張り付けられていますね・・・・。汚れたら、どうやって洗車するんだろか?
ポルシェ博物館は9時から空いています。では、さっそく中に入ってみましょう♪ 建物の中は白が基調で~入り口を入ったところでチケットを購入します。

入場料は8€とリーズナブルです。土曜日の早朝ですので入る時は空いていました。チケットを購入した後、長いエレベーターで最上階に上がっていったのですが、ドイツ人もみんなレシーバーを持って、耳にイヤホンを突っ込んでいるじゃないですか!! そういえば、受付の脇できれいな姉さんがレシーバーを渡していたような・・。そして~ビーポルは長い階段を下りて、一階まで戻ってきれいな姉さんにドイツ語で言いました。 “ヴァス コステット ダス?” 「え、たたなんですか?」
そして再び長いエスカレーターを上がって最上階のフロアに向かいます。このレシーバーは必須です。展示車両の名前が書いてあるプレートに(確か)3ケタの番号がふってありまして、それを入力すると日本語で説明を聞くことができます。見るだけでは記憶に残らないので、説明を聞いて「なるほどな」と思うことが大切です。 でも、ビーポルはすでに記憶がだいぶ薄れてきていますけど・・・。
最初に展示されているのは

フェルナンド・ポルシェさんの生い立ちと功績の説明でした。 実はビーポルは外国語が苦手で、いつも外人対応は『熱意』で乗り切っていますが、ポルシェミュージアムは大丈夫、レシーバーが流暢な日本語で説明してくれます(嬉)
展示の順路は最上階から展示車を見ながら上下階を移動して、最後にまたエスカレーターで降りてくるようになっています。
こういうクラシックな車が企業としてのポルシェのスタートで、この時代でも競技車両は圧倒的な強さを誇ったようです。ほとんどレシーバーの説明の記憶なし。まあ、聖地訪問で舞い上がっていますのでね(爆)
ひたすら写真を撮っていきます。これは有名なアルミ製のレース車両ですね・・。タイプ名は忘れました(悲)
そして、初期型のワーゲンのありました。 そうです、空冷の兄弟です。
そして~以下のような展示車が続きます・・・。 どれもコンクールコンディション!(当たり前です) 一台、欲しいなあ~。転売したら、高く売れるだろうなぁ~(爆)
これはいかにも速そうで、素晴らしいデザインでした↓


これは550スパイダーですね↑ そして、356の世代の登場です↓



これは904で生沢徹とか、式場壮吉の時代ですね・・・。
これはカレラ6で、子供の頃によくプラモデルを作りました。その車が目の前にあるってのも感慨深い・・。いつになく、真面目じゃないか?ビーポル。 いえ、一人旅なのでそれなりに緊張してます(弱)
そしてナローが出てきました。このように、年代別にポルシェの歴史を見ることができます。
これはレース車両のコーナーです、

なんと、16気筒です(驚)

そして、この辺からは近代の市販車両のコーナーになっています。写真は914ですね。
そして73カレラがありまして~・・・・
ビッグバンパー、930が続きます・・。ビーポルはビッグマウスです!
これは昔、ラジコンで持っていたような・・・935ターボですね。



珍しい4ドアのポルシェです。かっこう悪いなぁ・・・


そして964のターボ3.3。


993ターボもありました。
そして水冷の登場です・・。
959のコーナーがあって、カットモデルや開発途中のモデルもありました。

ポルシェに落書きするのは止めましょう(爆)
ここは歴代の代表的なモデルを置いてあるコーナーで、車の下の回転テーブルがシンクロして回って、じっとしていれば車をあらゆる角度から観察できます。テーブルと一緒に回っていると、同じ角度からしか見られませんのでご注意を!(誰もしないって? そうですか)
これは964のターボSの軽いやつですね。わたしのビートと同じ色だ!ビートと交換しておくれ(願)

歴代のポルシェの真横からのシルエットをプロジェクターで映すコーナーがあって、写真は964に変わるのを待って撮ったものです。モデルが変わっていっても基本的な造形は大きくは変わってないんですね~。
そして、カレラGTや・・・
これは997のスパイダーかな? なかなかグッドな色です・・。

これは918スパイダー。ニュルで早かったやつですね。
この時点で11時を回ったあたりですが、そんなに混んでませんでした・・。ただし、車バカとおぼしきお父さんが小学生くらいの息子を連れて・・親子二代で目をらんらんと輝かせて展示を見ている光景に何度も遭遇しました。
車バカは世界共通~、地球を救います(嘘) そして、その小学生も大人になればまた同じことをやって~車バカは未来永劫引き継がれます(爆) 車バカで何が悪い? みなさん車バカをやり抜きましょう♪♪♪
さあ、だいたい見終わったので、そろそろ帰ることにしましょう♪ ここが下りのエスカレーターになってまして・・・
この長いエスカレーターを降りたところが出口になっています。
出口でレシーバーを返却してから一回外に出まして・・、道を挟んだ向かい側にポルシェディーラーがあるので、ちょっとおじゃましてから帰りましょう。

中はこんな感じで新車と、高年式の中古車が販売されてました。日本の価格とあまり変わらなかったような・・・逆に中古車は日本の方が安いかもしれませんね。だから海外に中古車が流出しているんですね・・。 ポルシェを通じて世界経済を見通すことができます(嘘)
その後、駅まで戻りまして(徒歩1分です)・・・シュトゥットガルト中央駅に戻る方向ですので、今度は反対側のホームで電車を待ちます。またまた改札はなくて駅員さんも居ませんので、自分で切符を買って待つだけです。

さようなら、ポルシェミュージアム。 『ポルシェのアイデンティティー』をビーポルに教えてくれました。ありがとう~。 何年後かはわかりませんが、ビーポルはこの聖地にまた戻ってくることを誓います。ただし人生後半なので、間に合わなかったらごめんなさい(弱)
この時点で12時前ですので・・ポルシェ博物館は2~3時間あれば、楽しめると思います。

そして、Sバーンに乗って次に移動です。車窓からはシュトゥットガルトのローカルな風景が!
②に続く・・・