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ウッヂィ ポコのブログ一覧

2022年02月07日 イイね!

ブレーキ・オートホールド機能アップデート動作検証

トシ棒さんが記事にされていたブレーキ・オートホールド機能の『二段階方式』へのアップデートに関する動作検証結果をご報告です。


一度動作検証した時はアップデートされたと言う『二段階方式』の動作を実感できませんでした。ですが、この件に興味がありましたので、実動作検証を再度実施する事にしました。

一度目では実感できませんでしたが『二段階方式』の条件を整理してみます。
『二段階方式』の動作条件は下記の2点。
 ①通常のブレーキ動作で0km/hにしてもオートホールドはしない。
 ②0km/hでオートホールドしていない状態からブレーキを踏み込む事で
  オートホールドが動作する。
※動作条件が違ったらご指摘を・・・
私の実動作検証では下記の条件と操作で検証しました。
<検証環境>
 普通に平らな所では実感できませんでしたので、かなり緩やかではあるが
 登り気味になっている場所
 ※車を0km/hにさせやすいため。

<検証動作>
 A) 動作条件①を満たす操作として、ブレーキをある一定の踏み込みでそのまま
   保持か、軽く抜く感じでブレーキを残しつつ0km/hにさせる
 B) この時にメータパネルにオートホールドの表示がされるか確認
 C) 0km/hになりしばらくしてから、ブレーキを踏み込む
 D) 再度メータパネルを確認し、オートホールドの表示がされるかを確認

以上を踏まえた実動作検証結果がこちら。
検証環境でA)の操作をした結果によるB)のメータパネルの表示状態が下記です。
メータパネルの表示は0km/hですが、オートホールドの表示はありません。
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続いてC)の操作をした結果によるD)のメータパネルの表示状態が下記です。
今度は、オートホールドの表示が現れました。
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検証結果は無理やり条件を作りやすくしていますが、一応『二段階方式』になっている(?!)事が検証出来ました。

ですが、逆に下坂の場合であれば、ブレーキの踏み加減を一定にしたとしても速度が0km/hになった瞬間にオートホールドされてしまいます。

今回の動作検証からの総合判断は、『二段階方式』ではあるが、何らかの閾値条件があるので、普通のブレーキ操作では機能アップデートを体感しにくいと言う事になります。
もしかすると、車種や製造年により閾値条件が変更されている可能性があるので、変更を体感しやすい車両もあるのでしょう。

皆さんは、如何でしょうか。

もし、この閾値設定のパラメータが特定できれば、調整可能でしょう。
ですが、値設定系のパラメータは特定が難しいので、時間を掛けても見つかるかどうか、私でも見つけられるか自信はありません。

Posted at 2022/02/07 19:29:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | G20 | クルマ
2022年02月06日 イイね!

標準LEDライトでもグレアフリーハイビームアシスタントは有効化出来るか(再調査編)

標準LEDライトでもグレアフリーハイビームアシスタントは有効化出来るか(再調査編)
昨日は家族の邪魔も入らず、VLD+GFHBA機能に関するパラメータ差分調査が出来ましたので、その情報をご報告です。
CAFD提供頂きましたみん友さんありがとう御座います。

今回の調査にあたり、日本車両に搭載されているLEDヘッドライトに関しても再調査してみましたので、その情報から。(前置き長いですがお付き合い下さい)
搭載されているLEDライトがアダプティブLEDなのかVINで調べると下記のオプションで設定されています。(※:画像は、海外サイトで入手したオプションリスト)
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 G20系は上位にLaserライトがるので、LEDライトは『5A4 LEDライト拡張機能付き』になる様です。では、アダプティブLEDのオプションは何か。
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アダプティブLEDはオプション『552』になります。
そうすると、搭載されているLEDライトは単にコーナーリングライト付きのLEDライトで、グレアフリーハイビームが使えないのかと言う事になってしまします。
では『5A4 LEDライト拡張機能付き』の拡張機能は単純にコーナーリングライトだけかをさらに調べてみました。その情報がこちら。
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Google翻訳すると・・・
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つまり、『5A4 LEDライト拡張機能付き』は英国の『552 アダプティブLED』と同じと言っています。
結論として、『5A4 LEDライト拡張機能付き』でも下記のLaserライトとほぼ同じ機能は満たせるはず。違いはハイビームがLaserかと言うハードウェアの違いのみと考えらます。
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ですが、海外サイトでは5A4のLEDライトではグレアフリーハイビームは動作しないと言われております。
本当に、5A4ではグレアフリーハイビームが動作しないのか、疑問に感じていたので、再調査となっています。

前置きが長くなりました。

以上を踏まえ、今回は海外サイトで紹介されているグレアフリーハイビーム有効化のパラメータをベースに、私の車両、提供頂いたLaser搭載車(M340i)、7月以降製造のLED搭載車(320d)のグレアフリーハイビームに関連するパラメータのデフォルト値はどうなっているか、3車のパラメータ差分は何かを調査してみました。
詳細差分に関する報告はブログで省きますが、こんな感じです。
関連パラメータを並べ、左から海外情報、自車、M340i、320dの順で調査したパラメータの初期値を入れています。
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再調査で気になる点として、海外情報ですとKAFAS4の『C_FLA_COUNTRY_WITH_MUTIPLE_REFLECTORS』パラメータを「Active(01)」に設定とあるのですが、Laser搭載車の初期値は「Inactive(00)」でLED搭載車と同じです。
元々、Laser搭載車はグレアフリーハイビームが使えるはずなので、このパラメータが「Inactive(00)」なのは意外でした。
海外サイトでLaserライト後付け後、VOコーディングした後の差分にも出てくるパラメータですし、F10やF30のF系でのグレアフリーハイビーム有効化でも必ず出てくるパラメータです。このパラメータを「Active(01)」にする事で、カメラで車両を認識してライトを避けたりするはずなのですが、3眼カメラでは処理が変わっているのでしょうか。それとも、国のリージョンにより動作を変えているのでしょうか。

想定通りだったのは、Laser搭載車はやはりグレアフリーハイビームの『C_HBA_GFHB_ENA』パラメータ等がデフォルト「enable(01)」になっていた事です。
日本ではパラメータで機能差を出していると実感した次第です。
パラメータ差分を見る限り、LaserライトとLEDライトの閾値パラメータの差分はありますが、機能有効化に関連するパラメータ差分はグレアフリーハイビーム有効化に関するものだけでした。

その他、Laser搭載車とLEDでの差分や、2020年7月以降製造車との差分もここで確認。
気になった点を掲載します。
まず、私の車両(2020年3月)では『C_MXB_DML_WIDTH_OFF』とか『C_MBX_PRES_REAC_L_GRAD』にM340iとの差分がありましたが、2020年7月以降製造車の320dはM340iと同じデフォルト値が設定されていました。
これは、イヤーモデル小変更の影響でしょうか。
逆に2020年7月以降製造車の320dは『C_BLC_PRE_H_IN_DIST』『C_CLC_PRE_H_DIST』にM340iとの差分がありましたが、私の車両はM340iと同じデフォルト値でした。
差分のあるパラメータがどのような物なのか調べても不明なことと、グレアフリーハイビーム有効化に影響なさそうなので、調査は一旦保留としました。
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それと、今回の調査でパラメータから読み取ったオートハイビームとグレアフリーハイビームの有効化条件についてです。
分かった範囲では下記で有効化されると思います。(※デフォルト設定値から判断)
 オートハイビーム:40km/h以上で機能有効化、無効化速度は不明(40km/h以下と推測)
   グレアフリー:55km/h以上で機能有効化、無効化速度は不明(55km/h以下と推測)
  幹線道路モード:50km/h以上で幹線道路モードに移行
   市街地モード:40km/h以下で幹線道路モードから市街地モードへ移行
その他は、下記を参考にしてみて下さい。
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解析は以上です。

グレアフリーハイビームの有効化パラメータの最適化見直し結果を整備手帳側に反映しました。参考にしてみて下さい。

それと、今回実証実験したいのですが、私の住んでいる近所では自動でハイビームにすら切り替わらないので、検証して頂ける方を探しております。
ご協力お願いします。
 
※調査結果はExcelに整理していますので、詳細はチートシート、チートコードに反映予定です

Posted at 2022/02/06 11:20:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | G20 | クルマ
2022年02月01日 イイね!

「誤発進抑制制御」改め「発進リミッター」有効化調査報告

以前から調査していた「誤発進抑制制御」機能有効化の続報です。
過去の調査記事はこちらなので復習のために見ておいて下さい。
さて、今回はi-STEPが11/2021にアップデートしましたので、保存していた過去の03/2020バージョンやCAFD提供頂来ました03/2021や07/2021と複数のi-STEPバージョンのCAFDを複合的に比較してみました。
これにより、2020年07月以降製造車両と私の車両ではどのような差分が出るかを追っかけて「誤発進抑制制御」に関連するであろうパラメータを推測します。

ちなみに、この前ディーラに行った時に展示車を色々と弄ったら、どうやら車両のマニュアルでは下記の通り『発進リミッター』と記載されています。
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写真が良くなく申し訳ありません。パーキング アシスタント システム説明にありました。
私の過去の調査では下記の写真の様に『発進リミッター』の説明はありません。
alt  
私の車両はパーキング・アシスト・プラスを装備していないので若干違いがありますが、
「誤発進抑制制御」はパーキング・アシストが装備されていれば利用できるはずですので問題は無い認識です。
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前置きが長くなりました。
肝心な調査結果については整備手帳にパラメータを記載させて頂きました。
関連するモジュールはHU-MGUSAS3の2つのモジュールになります。
MGUは何らか表示に関わっているのでしょうか。SAS3は安全装置やドライバアシスト機能を制御するモジュールですので、変更があるのは納得です。
しかし、パーキング系のモジュール(ACSM_5UCC)に変更が無かった事は意外でした。

その他、気づいた点はこのコーディングをしてもやはり車両のマニュアルには『発進リミッター』の表示は現れませんでした。
ですが、車両のマニュアル表示については1点変化がありました。
こちらが、現状のパーキング アシスタント システムの説明表示です。
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過去の説明表示の内容と比べると、赤枠で囲った部分の表記が変更になっています。
これは、i-STEPが上がった事で表記に変更があった可能性が高いですが、変更点として残しておこうと思います。

通常、コーディングで機能追加すると、マニュアルにも追加されるのですが、標準機能が拡張される場合は、車両のVINで判断をして記載を表示しているのかも知れません。
この辺りに詳しい方、教えて頂けると有難いです。

とにかく、i-STEPバージューン毎に複合比較してそれらしいパラメータ差分は吸収したはずなので、後はもしもの時に『発進リミッター』が動作される事を祈るばかりです。

もしもの時が訪れ、『発進リミッター』が動作したか分かりましたら、また報告します。

Posted at 2022/02/01 19:43:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | G20 | クルマ

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