
先日のゲリラ豪雨時に悪影響を受けていないか、ディーラーに点検してもらいました。一応、特に問題はありませんでした。
今までの整備記録はこのように記録しています。
しかし酷い雨でした。ニュース等で冠水した道路を走る車を見て、あんな時に車で走らなければいいという意見もありますが、愛知県民として弁解申し上げます。極めて短時間の豪雨では、常識で対応出来ません。常に窓の外を眺めていたり、ニュースを見ている訳ではないですしね。
8年前にも東海豪雨を経験しましたが、その時はもっとゆっくりでした。ニュースで前もって台風の接近が報道されるような感覚とは違います。徐々に水位が増してくるものではなく、一瞬でした。
また必ずしも迂回や避難が出来るとは限りません。迂回先は水没車が道をふさいでいるかもしれませんし、降りて状況を確認しようとアクセルを離した途端、マフラーから水が浸入してくるかもしれません。もちろん対向車からすごい量の水が飛んでくるので、ボンネットなども開けて確認は出来ません。またこんな時は、救護車も簡単には来てくれないでしょう。
簡単に調べてみました。
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マツダ株式会社【MAZDA】安全・環境について
【安全】クルマが浸水・冠水してしまったが、どうすればいいか?
【安全】大雨や台風で浸水・冠水の恐れがある場合の注意点は?
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社団法人日本自動車工業会 安全運転講座
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国土交通省 九州地方整備局 洪水氾濫シミュレーション
やはりエンジンに水を入れないことが、大前提でしょうか。水没はマフラー、エアクリーナなどから進入し、エンジンに水が混入します。
水が混入した状態でエンジンをかけると、エンジンが逝くようです。また電気系統に水がかかると、腐食して電気系統が壊れたり、ショートあるいは火災になります。水位として限界はマフラーが水没しない所までしょうか。
・やむを得ず冠水道路を通る場合
ギアを落として回転数を上げ、排気を強くしてマフラーの水没に注意する。
・不運にも走行中に水没、エンストした場合
エンジンは絶対に再始動させない。ニュートラルに入れて、押して移動させる。
・周りの状況をを見て、マフラーより上に水没した可能性がある場合
キーをONにせず、エンジンを始動させない。ディーラー等に連絡する。
・電気系統が水に濡れた場合
キーをONにせず、バッテリーのマイナス端子を外し、ショートを防ぐ。
Posted at 2008/09/07 14:52:41 | |
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研究 | クルマ