それまで乗っていたレックス360バンの床に大穴があるのを発見してしまい、莫大な修理費がかかることが判明。入れ替えという、現実的な判断をしました。
たまたま、某ヤフオクに出品されていたこのクルマを現車確認したのが運のつき、購入に至ったという次第。実物を見たときは、恐ろしく程度がよく、しかも珍車。ダメ押しで手頃な価格。購入しないわけにいかなくなりました。
ではなぜ、水冷R-2なのか。もちろん、理由はいくつかあります。
・水冷エンジンであること。北海道で乗るにはヒーターは不可欠。
・10ヶ月しか作っていない稀少性。レックスバンの後釜だけに、それなりのインパクトは必要でしょう。残存しているR-2はほとんど前期の空冷ですから、水冷というだけで注目度が違います。
・程度の良さ。思わず新車と間違うほどの程度。白タイヤも残っていて、内装もきれいでした。
・くどいデザイン。ゼブラマスクの趣味の悪さは、ある意味スバルらしさが出てると思います。実は、中学生の頃から気になっていた車でした。
実際は、とんでもない爆弾を抱えた、今の目で見れば間違いなく“欠陥車”と言える車だったりします。まぁ、その辺は追々説明します。
今までみたいに稼働頻度は増えないとは思いますが、通勤でも使うので、距離はそうとう伸びるでしょうね。通勤時は周囲の流れに合わせて走っているので、80km/hは出すことがよくあります。
所有して気づいたことは、発売当時では非常にクドいフロントマスクも、現代の目では好意的に受け入れられていること。特に、なぜか女性受けがよろしいです。ボディが小さいからでしょうか。あと、非常に燃費がよいこと。市街地で15km/l、郊外では20km/lを軽く越えます。
信頼性が全くない車ですが、それもこの車の味、と受け入れ、乗っていきたいと思います。