フロントスピーカー交換　２

純正スピーカーの取り外し。
スピーカーをくっつけているリベットをニッパーでねじ切る　3か所
暑い日に行うとリベットが柔らかくなっているのでねじ切りやすい。
やり方が良くわからなかったがこんな感じで真ん中の穴に片方さしてもう片方で外側をつかみキノコの傘みたいになってる所を無理やり起こしたら掴み直してねじったり反対側起こしたりゴニョゴニョしてねじ切る。
プラスチックの部分は切るというより掴んで力任せに引っ張り出す感じ。
反動で残った部分が内側に落ちてしまっらラジオペンチで拾い上げる。
キノコ部分の切断に失敗すると押しても引いても残った部分が取れなくなる。
その場合はもう少し切り込みを入れて頭部分をもう少し切るととれる。

3か所リベットを外すとスピーカーが外れるので赤丸の黒いカプラーを爪で押しながらスピーカーから外す。

吸音材の取り付け。
穴の中央に吸音材を貼り付ける。
そのまま張ろうとするとクリップと干渉するため、干渉しないようにはさみで吸音材に切り込みを入れておく。

インナーバッフルの取り付け。
バッフルはネジ穴が1か所だけの部分が赤丸の位置に来るように取り付ける。
リベットを除去した部分にスピーカー付属のスピードナット（φ５）、タッピングスクリュー（φ５）を使用してバッフルを取り付ける。
バッフルに付属しているものはナットをドア内側からモンキーレンチで抑えながらねじを締める必要があり面倒臭い。
ナットをドアの内側に落としてしまう可能性もある。
フロントは拾えるのでまだいいが、リアの場合は落とすと回収不能となるので注意しなければいけない。
私は最後の一つを交換するときにこれの存在に気づき時間を無駄にした。
スピーカー付属のスピードナットだとクリップを穴の位置に合わせておいてその上にタッピングスクリューを締めて行くだけなのでドア内部に部品が落ちてしまうことを防げる。
モンキーレンチも不要となりとても簡単。

スピーカーの取り付け。
バッフルの溝にコードが入るようにスピーカー取り付ける。
バッフルに付属しているねじでスピーカーを固定したら黒いカプラーを中継コードに接続する。
音を鳴らして通電が確認できたら、スピーカーの音量を少し上げ、ビビっている部分にポイント制振材を貼り付け、へらで空気を押し出すように密着させる。
スピーカーのコーンに当たらないように防音テープを外側に巻き、余った防音材は電源コードのカプラー接合部のクッションとして巻き付ける。

後処理。
内貼りを戻していく。
内貼りは窓ガラスのゴムの部分を先に引っ掛けて位置を固定してからクリップ部分を強めに押し込む。
クリップがうまくはまらない場合は一度内貼りを外し、クリップの向きと位置をもう一度確認してから付け直す。