
酷道・険道好きの方、峠越え好きの方、ご期待に応えられず‥‥大変申し訳ございませんw
のんびりまったりな市内プチツーリングでございます。
これでも昔は賀曽利隆さんの「峠越え」ファンだったのですが‥‥月刊オートバイ誌の連載はいつも楽しみにしてました♬
今でもバイクの醍醐味はソロツーリング!と思っているのは、賀曽利さんの影響だと思います。
と、前置きはこれくらいにしておいて‥‥
三遠南信道路沿いに浜松市内のプチツーリングを楽しもう!シリーズ第二弾は、ヒョー越(兵越)峠&国盗り綱引き公園です!
いつものようにR152を北上して行く訳ですが‥‥
その前に、ちょっと🌙まで寄り道を!笑
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ただいま〜!笑笑
と、バカな事をヤリつつ‥1時間程走ると
酷道152号線と市道水窪白倉川線(ヒョー越林道)の分岐点までやって来ました♬
青看板には書かれていませんが、右折して青崩峠へ向かう道が酷道152号線、三遠南信道方面へ直進して向かうのがヒョー越林道となります。
国道よりも林道の方がはるかに整備され走り易い道になっていますよ。将来の三遠南信道ですから!
個人的には青看板の緑枠、ハイフンが1箇所だけ入っているのが気になりました〜笑
何故1箇所?何故ソコ?
水窪の市街地からココに来るまで、アチコチで現道改良工事をやっていましたが、さらに工事が続いていくはずです。
林道を高規格道路に変えていくのですから。
さっきのトコロから500m程でトンネル工事現場に着きます。
工事関係者の出入りも多く、活気が感じられました。工事の進行に期待が持てます!
ココのトンネル、青崩トンネルという名称かと思ってましたが‥池島トンネルというんですね。
実はココ、好事家の間で有名なスポットです。
左の掘ってる方が池島トンネル、将来の三遠南信道です。
でも、直進方向にもトンネルがありますよね♬
コレ‥「過去の三遠南信道」なんです。
草木トンネル‥実に波乱に満ちた経緯を辿っているんです。
元々は地域のバイパス道として計画されたトンネルが、三遠南信道の計画に組み込まれ‥高規格道路として難工事の末、先行で供用開始されました。
しかし、草木トンネルの先‥ヒョー越に掘るはずのトンネルは、地盤が先行調査の結果より遥かに劣悪な事が判明し‥‥
三遠南信道はヒョー越峠ではなく青崩峠をくぐるルートに変更されました。
そうして掘られているのが池島トンネル、一方で草木トンネルはというと‥‥完成後ではありましたが車線幅を割いて歩道が増設され、一般道として利用されています。
草木トンネル自体は逆S字状になってるので少し走りにくいですね。サングラスして入ったら変曲点で壁に向かいそうになりましたー(大袈裟)
さて、草木トンネルを過ぎると‥急激に道幅は狭まるものの、沢沿いの穏やかな道が続きます。
やがて勾配が強まると、周りに見えていた山々がいつの間にか樹々に取って代わられ‥‥峠が近いことを感じるようになり‥‥
県境までやって来ました♬
ここには‥行政上の県境と、商工会の町起こし的な県境が同居しています笑
「国盗り綱引き」
ここ2年はCOVID-19の影響で開催されていませんが、毎年秋に1mの領地拡大を懸けて綱引きが行われます。
信州は飯田市遠山地区、遠州は浜松市水窪地区の商工会が綱を引き合い、勝つと1m領地が広がります笑
信州の最終目標は太平洋を長野に、遠州は諏訪湖盗りだそうです!笑笑
信州の17勝15敗、行政上の県境から2mのトコロに「国境」の札が立ってますね♬
信州から遠州を臨む。はるか彼方の太平洋を目指し‥‥
市内プチツーと言いながら、もう少しだけ移動しましょう。
この左コーナーを抜けたトコロに峠の茶屋が‥‥じゃなくて「国盗り公園」とGoogleマップに書いてありましたが‥‥
あるのはクルマが数台停まれるスペースと茶屋を模した??トイレです!
そう、ライダーの宿命として‥‥早くトイレに行きたかったんです〜😅
駄菓子菓子‥‥
いや〜もう4月下旬なんですけど〜😭
痛恨の閉鎖中!😱
裏側に昔のトイレが残っていたので‥‥何とか事なきを得ました。てか、使って良かったんかなぁ😔
一息ついて‥辺りを見回すと「兵越峠の由来」がありましたが、文字が消えかかっていて少し分かり難いです。
元亀三年とありますから、家康が歴史的大敗を喫した三方ヶ原の戦いの時ですかね。
その際に武田の軍勢がココを越えて行ったとの説があるようです。青崩峠を越えたとの説もあるので、450年前も現代も、どちらの峠も甲乙つけがたい難所だという事なのでしょう。
「標高1,165米」の文字も見え、思ったより高い所まで登ってきたと気付かされました。
さて、さらに50m程進むと通行止めになっていました。まぁ、道中「道路崩落により飯田方面通行止め」の予告がありましたからねー。織り込み済みですわ!
すぐ近くにはちょっとした広場がありました。
観戦スタンドもあるし、綱引き会場に間違いないでしょう!!
ココで引き返し、160km足らずのプチツーリングとなりましたが‥‥意外に面白かったです♬
さて、果たしてpart3はあるのでしょうか??笑